「高橋歯科医院」札幌市中央区北3条東8丁目350     電話:(011)231-2624             2024-10-06
 

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●10月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(火) 会務のため 19:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
11日(金) 会務のため 18:30まで
12日(土) 会務のため 14:00より診療いたします
19日(土) 会務のため 14:00より診療いたします
21日(月) 会務のため 18:00まで
22日(火) 会務のため 18:00まで
23日(水) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
24日(木) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
26日(土) 会務のため 休 診
28日(月) 会務のため 17:00まで
29日(火) 会務のため 17:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

● 10月のトピック
みなさん、こんにちは。
北海道では、今月に入って日中でも気温が20度前後となり、非常に過ごしやすい気候となりました。
聞くところによると、本州ではいまだに汗ばむ日もあるようですね。

さて皆さんは「AO入試」という言葉をご存じでしょうか?
私も数年前までは、「AO?」「OA(Outside Anesthesia/表面麻酔)なら、知ってるけど?」と、恥ずかしい限りです。

AO入試とは、『Admissions Office入試』の略称です。
北海道内でも7つの国立大学のうち6大学で行われるなど、私立大学を含め全国で多数の大学が採用しているそうです。

実は昨年、当会の運営する札幌歯科学院・歯科衛生士科、歯科技工士科の入学試験に新たに導入されるようになりました。
それまでは、入学試験の実施方法は学科(筆記)試験、面接試験が行われていましたが、 市内の大部分の各種専門学校で実施されて入学実績を伸ばしているということで、採用に踏み切ったところです。
今年も先月実施され、昨年より多くの学生さんに来ていただいたところです。

そもそも、「入試」というと2~3月頃に入学試験を行うイメージですが、昨今では随分様変わりしました。
その最大の理由は、「少子化による受験者の減少」です。
高校卒業者数が少なく、大学や専門学校の間で学生の奪い合いとなっており、他の学校より少しでも早く囲い込みを行う状況となっております。
もちろんすべての高校卒業者が進学するわけではありませんので、学生確保は困難を極めています。

一方、学生の気質についても、「早く進路が決まって、ストレスから解放されたい」、「試験を回避して、確実に進路を選択したい」などといった希望を持っている方が増えているのかもしれません。

AO入試は、各学校にとって欠かせない方法かとは思いますが、今後の学生確保に向けては、課題も多くありそうです。
経営上、入学する学生数は重要ですが、そのことにこだわり過ぎて「選抜を回避した学生」が増え過ぎた結果、学力の不足した学生が多くなる懸念もあります。
世の中「学力が人の価値を決める全てではない」とはいっても、国家試験に合格できなければ職業に就くことができません。
また、「オンライン授業」ではなく3年間(歯科技工士科は2年間)通学しなければならず、標準的な学生生活が求められます。
最近の学生気質を十分理解してうえで、最良の教育を提供することの難しさを感じますね。

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●9月の診療時間のおしらせ
 3日(火) 会務のため 17:00まで
11日(水) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 17:30まで
17日(火) 会務のため 18:00まで
18日(木) 会務のため 18:00まで
25日(水) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 16:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

● 9月のトピック
みなさん、こんにちは。
先月は、 九州地方で発生した地震が、南海トラフ地震と関連があるかもしれないとの報道があり、一時騒然となりました。
また、お盆のころから台風により本州各地で被害が出ているようです。
幸い北海道では、地震や大雨の被害は甚大なものではありませんでしたが、被災された地方の方におかれましては、一刻も早く復旧されることをお祈りしております。

先日、テレビのワイドショーを観ていたら、某首長の「パワハラ」の話題が放送されていました。
テレビなので、内容は多少誇張されているとは思いますが、エピソードのいくつかは「非難されても仕方ない事例」に該当していると思いました。

この手の話はネットでもいくつも書かれており、専門家顔負けの解説も出ているほどで、このことからも世の中の注目が高い事柄と言えます。
過去には、患者さんの医療従事者に対するハラスメント事例もありましたが、あらゆる場面で起こりうることですね。

話は少し逸れますが、私が子どもの頃の世間の認識として、一般家庭内では父親が絶対的な存在で、母親や家族はそれに服従するという構図があったとしてもさして違和感はありませんでした。
学校などの教育現場でも、先生が生徒に厳しい言葉と投げかけたり、手をあげたりすることは少なくありませんでした。
ある意味、立場が上の人が下の人に対して大きな声で怒鳴り、暴力などによって人を威圧して服従させてきたのではないでしょうか。
このことが日常生活にあふれていても、何の抵抗感も感じなかった自分たちがどうかしていたのかもしれません。

自分の親たちは、「昔、先生に殴られた、軍人に怒鳴られた」など懐かしがって、むしろ「良い思い出」の一部ととらえているのではと、勘ぐってしまいます。
中年以降の日本人の心の中から、「立場が上の人から下の人へのしごき」を肯定する考えは、なかなか消し去ることができないのでしょうね。

先日、当会の職員が会員(歯科医師)から暴言を浴びせられたことがありました。
事情を聞くと、職員には重大な落ち度はなく、歯科医師側には行きすぎた言動があったと判断されました。
以前、私の家族も診療所の医師から暴言を浴びせられたことがありましたが、このように「常識人」と、されている人でもパワハラの当事者になりうることを実感しました。
この件の歯科医師も、患者さんにはハラスメント行為を行わないと思いますが、別の見方では職員を自分より下の立場と考えているのかもしれません。
同じ組織の上下関係があったとしても、今の時代ハラスメント行為は非難されてもおかしくないので、異なる立場の人にあっては、常識的な対応を心掛けたいものですね。

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●8月の診療時間のおしらせ
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 17:30まで
13日(火) お盆休みのため 休 診
14日(水) お盆休みのため 休 診
15日(木) お盆休みのため 休 診
21日(水) 会務のため診療時間はご確認ください
22日(木) 会務のため 18:00まで
27日(火) 会務のため 16:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

● 8月のトピック
みなさん、こんにちは。
北海道でも暑い日が続いていますが、本州と比べれば、まだまだ涼しい方かもしれません。体調管理には十分お気を付けください。

さて、先月中ごろに日本歯科医師連盟(以降、日歯連)主催の「地方政治セミナー」が札幌で開催されました。
当日、 日歯連・太田謙司会長、日本歯科医師会・高橋英登会長など関係者のほか、北海道知事・鈴木直道氏らが来賓で挨拶された後、現職参議院議員、衆議院議員の歯科保健行政の実情などについての講演がありました。

壇上に立たれた議員は皆、自民党所属の方々であったため、こうしたセミナー開催にあたって気を遣う面もありましたが、我々素人にもわかりやすくご説明いただき、出席者の受け止めは概ね良好だったと思われます。
開会から4時間近い講演会でありましたが、我々の生活に直結する話を中心に進み、気が付くと閉会という感じでした。

日頃より、「骨太方針」という言葉を耳にしておりましたが、あまりなじみのないものですね。
世の中「歯科」の事ばかりでなく、色々なことに気を配りながら政権運営をしていかなければならず、予算編成では各分野に公平に分配される必要があります。
この「方針」は、経済財政運営に対する政府の姿勢を示したもので、予算案を決定するうえで重要な役割を果たします。

端から見ると、大したことではないように感じるかもしれませんが、ここに「歯科」に関連した文言を入れ込むことが重要とされています。
2017年は「生涯を通じた歯科健診の充実」といった漠然としたものでしたが、2023年にはこれに加えて、「オーラルフレイル対策」、「歯科専門職による口腔健康管理の充実」、「医科歯科連携」、「歯科衛生士・歯科技工士の人材確保」、「市場価格に左右されない歯科用材料の導入」など、具体的な内容も示されるようになりました。
こうしたことは、歯科に理解のある議員さんの働きによるものが大きいと思いますが、一方である週刊誌では、日歯連が特定の議員に過剰な献金を行って「国民皆歯科健診・実現」を企んだとの記事を記載していました。

私は、歯科関係者なので「そんなことはありえない」と考えていますが、立場が違えばいろいろな思いもあると思います。
国民に胸を張って「市民に役立っている業種である」と認識され続けるように望んでいます。

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●7月の診療時間のおしらせ
 1日(月) 会務のため 18:00まで
 2日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(月) 会務のため 18:00まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
24日(水) 会務のため 18:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●7月のトピック
みなさん、こんにちは。
7月に入って「夏到来」と、まではいきませんが、汗を気にする日もありましたね。

6月から医療保険の改定があり、新しい制度のもと診療が始まりましたが、今のところ大きな混乱もないようです。
今回の改定は、従来のものと比べて複雑な印象があります。
以前にもお話したように、各診療所の従業員の待遇に踏み込んだものがあり、個別の対応が求められるようになりました。

さて、ここ最近訪問歯科の依頼があり、何軒かのお宅にお邪魔をしました。
いつもそうですが、初対面である場合は、その方のご自宅へ伺う訳ですから、双方緊張しきりです。
私の場合は、初回のみケアマネジャーさんにご同行をお願いしております。
意思疎通ができる方ならまだしも、認知症や発達障害など対応に気を遣う方もおられ、初対面の私がいきなり訪問するには少々ハードルが高すぎます。

正直、初回の訪問前は「どんな方なのだろう」と、「気が重くなる」ことも少なくありません。
幸い、どの方にも気を使っていただけることが多いので、胸をなでおろしているところです。
しかし、「通院できない方」が対象なので、そう甘くはありません。
以前、とある施設に訪問した際は、到着するなり「帰って!」「もう、いい!」と、認知症の方に言われたこともあります。
確認すると、その方は施設では職員に物を投げつけたりするとのことですから、「帰れ!」と言われてもまだマシな方ですね。
そんな折、訪問先の患者様が道外へ転居することになり、最終日にご自宅へ伺った際に、予想外に感謝の言葉をかけられ、「苦労の甲斐があったのかな」と思いました。

ところで、歯科の場合は自院に通院していた患者様が、高齢や疾病で入院もしくは介護施設へ入居すると、その関係性が途切れてしまうことが多いです。
その一番の理由が、施設側が契約歯科医院以外の訪問を認めないためです。
入居の患者様が希望の歯科医院での治療を望んでも、施設側が認めないことが多いです。

以前は「コロナ」の事もあり、不特定多数の人が来所することを望まないということもありましたが、昨今では理不尽な対応と言えます。
患者様の中には、施設へ入っても「慣れ親しんだ歯医者」に診てもらいたいと思うこともあると思いますので、関係者にはご配慮いただきたいと思います。

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●6月の診療時間のおしらせ
 3日(月) 会務のため 18:00まで
 6日(木) 歯科健診のため 14:00より診療
 8日(土) 会務のため 休 診
11日(火) 会務のため 18:00まで
12日(水) 会務のため 18:00まで
15日(土) 会務のため 休 診
20日(木) 会務のため診療時間はご確認ください
25日(火) 会務のため 19:00まで
26日(水) 会務のため 16:00まで
28日(金) 会務のため 17:00まで
30日(土) 研修のため 11:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
※6月8日は、サッポロファクトリーにて「歯っぴぃらんど2024」が開催されます。

6月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ、1年の半分に近づきましたが、果して今年は「暑く」なるのでしょうか。
6月4日は「ムシ」と語呂読みできることから、「虫歯の日」で知られていましたが、これにちなんで毎年6月4日から10日までの7日間を「歯と口の健康週間」として、厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施している週間です。
この期間においては、全国の歯科医師会を中心としたさまざまなイベントも開催されております。

この啓発事業の歴史は意外と古く、1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が、6月4日に「虫歯予防デー」を実施していたという記録があります。(日本歯科医師会HPより抜粋)
また、公的機関においても、1949年(昭和24年)から「口腔衛生週間」として、1952年(昭和27年)には「口腔衛生強調運動」、その後様々な変遷を経たのち、2013年(平成25年)より「歯と口の健康週間」として、厚労省により制定されました。

札幌歯科医師会も、毎年サッポロファクトリー・アトリウム広場等に於いて
イベントを開催しております。この会場で開催してから20年近くになりますが、途中「新型コロナウイルス感染症」の時期を除いて、多くの方にご来場いただいております。

口臭測定などの「歯科ドック」、 小児歯科、歯科矯正・専門医、一般歯科医による「歯科相談」、 札幌医科大学、北海道大学大、北海道医療大学の各大学口腔外科専門医による「口腔がん検診」などを行います。

「歯と口の健康週間」以外でも、かかりつけの歯科医師のもとでの健診をお勧めしておりますので、是非受けられてみてはいかがでしょうか。

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●5月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(水) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
16日(木) 会務のため 18:00まで
17日(金) 会務のため 18:00まで
20日(月) 会務のため 18:00まで
21日(火) 会務のため 18:00まで
22日(水) 会務のため診療時間はご確認ください
23日(木) 会務のため 19:00まで
27日(月) 会務のため 16:00まで
30日(木) 会務のため 18:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●5月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ、ゴールデンウィーク到来で、暖かい季節になると思いますが、本州ではもはや30度越えの夏日を記録しているとのことで、その差を感じている次第です。
実は4月中過ぎに、研修を兼ねて本州へ行ってまいりましたが、暖かかったです。

さて、今年は保険改定年ですが、今回に限っては6月からの改定となります。
過去はいずれも4月1日よりの変更なので、いつもより2か月遅れですが、大きな内容変化があり、準備が大変です。
医科や調剤もそうですが、医療機関によって届出内容が異なるため、同じ初・再診でも受診先で金額が異なることになります。
その差は「何円単位」なので、大きな混乱はないと思われますが、疑問に感じる方もいるかもしれません。

大きな変更点の一つに、「従業員に対するベースアップ評価」があります。
簡単に言うと、従業員の給料アップを促すもので、今まではなかったものです。
とある団体では、「医療機関の経営内容に介入するもので、保険改定の範囲を逸脱している」と批判のコメントを出しています。
「史上空前の株高」と言われる割には、あまり潤っている感じがしないこともあり、経営側へ賃上げを促す政策の一環かと思われます。

私は、改定の都度感じることがあるのですが、保険点数が上がるというのは、すなわち「実入りが良くなる」ことなので、医療関係者の誰もが望むところですが、他方では患者さんの負担も増えてしまいます。
また、会計面でも算盤をはじいて計算しているわけではないので、その都度パソコンのプログラムを更新しなければなりませんし、そのための費用や時間が必要となります。
わかりづらい加算点数はなくしても構わないですが、やった(治療した)ことをそのまま請求できるようになれば、お互いにわかりやすく納得できるのではないかと思ってみたりもします。
時間をかけて治療した後に、会計の段になって「(治療費が)安い」と言われることがありますが、「おまけ」しているわけではなく、「算定する点数がない」のです。

例えば、虫歯治療で「局所麻酔」はつきものですが、その費用は請求できません。
歯を削って補修材料を詰めたり型どりする時には、いくらたくさん麻酔しても麻酔代金は「実質タダ」なのです。
入れ歯の調整も、何日やっても1回しか請求できません。
これ以外にも、「理不尽な内容」がたくさんあり、我々もあきらめているところです。

国の財政状況から見て、皆が満足する条件にたどり着くことは容易なことではないと理解していますが、レセプトコンピュータ(レセコン)導入に始まり、電子媒体請求、オンライン資格確認、オンライン請求、電子処方箋、電子カルテと便利になっていく半面、義務化による負担が重くのしかかってきます。
どうりで、あまり潤っている感じがしないわけです。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
 1日(月) 会務のため 18:00まで
 2日(火) 会務のため 18:00まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
15日(月) 会務のため 18:00まで
16日(火) 会務のため 18:00まで
19日(金) 会務のため診療時間はご確認ください
20日(土) 研修のため 休 診
22日(月) 研修のため 休 診
23日(火) 会務のため 19:00まで
24日(水) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●4月のトピック
みなさん、こんにちは。
4月になって、関東地方は20度近くまで気温が上がる日もあり、テレビのニュースでは桜の開花も確認されたと聞きますが、北海道ではまだまだ先の話になりそうです。

さて、毎年この時期になると、学校の卒業、進学、就職などの話題が聞かれるようになります。
私の所属する歯科医師会では、歯科衛生士、歯科技工士を要請するための歯科医師会立の専門学校を運営していますが、この春も卒業生を送り出し、おのおの新しい人生を歩み始めることと思います。

ここ最近は、少子化、対抗する専門学校の影響もあり、学生募集に苦慮しているところです。
そのような中、今年の3月3日に「第33回歯科衛生士国家試験」が開催され、先日の合格発表の結果「全員合格」となりました。
最近は出題範囲も多様で難易度も増していると聞いておりましたが、大変喜ばしいことと思います。
ちなみに全国の歯科衛生士国家試験の合格者数は7,346人でした。

一方、これに先立ち 実施された「第117回歯科医師国家試験」はどうだったかというと、受験者3,117人、合格者2,060人で合格率66.1%でした。
新卒受験者では1,962人の受験者で、1,600人合格、同81.5%です。
私が国家試験を受験した今から30年以上前の試験と異なり、現在では合格することは容易ではありません。

現在では、 血液検査の結果を理解するのはもちろんの事、簡単な心電図などかなり全身に係ることを知識として求められます。
そのため、各大学も国家試験対策に力を入れ、6年生のほとんどを試験対策に充てて必死に勉強しているというようなことも聞いたことがあります。

私が学生の頃、附属病院の外科の先生(医師)に、「歯医者は頭いらないけど、手だけはケガするなよ」と、飲み会の度によく言われたものですが、今と昔では大違いです。
ただ、新しく社会人となった先生へは「人を診る」から「本を見る」になり過ぎないようにお願いしたいものです。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 4日(月) 会務のため 17:30まで
11日(月) 会務のため 18:00まで
12日(火) 会務のため 18:00まで
13日(水) 会務のため 18:00まで
18日(月) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 18:00まで
22日(金) 会務のため 17:30まで
26日(火) 会務のため 19:00まで
27日(水) 会務のため 16:00まで
29日(金) 会務のため 17:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●3月のトピック
みなさん、こんにちは。
私の住んでいる地域では、なかなか春の兆しが訪れません。
大雪こそ減ったものの、気温が上がらず寒い日が続いています。
それに伴い、コロナやインフルエンザが猛威を振るっています。

この春、ウチに残っている子どももやっと大学を卒業して、就職する予定ではあります。
これで、自分の務めの半分は終わったかなとも思っています。
あとは、子どもたちもいずれは家庭を築くことがあれば、少しは手助けできるかとは思いますが、それはわかりません。

そして、いよいよ3月に入りましたが、今後のいろいろな会務を考えると少し憂鬱な気になります。
毎年、いろいろな方の手助けもあり何とかやり過ごしてはきましたが、気を遣うことも少なくはありません。

自分の仕事においても、今年は医療保険の改定が控えており、いつになく複雑な制度となりそうです。
「物価高騰」、「人件費問題」などに対応した改定と、聞こえはいいですがその都度保険請求のプログラム更新などに手間がかかるうえ、費用も掛かります。
医科の大きな医療施設であれば、1円でも多くの収入増を期待するところでしょうが、我々のような小規模であれば「もう、ずっとこのままでよい」と行ってしまいそうです。
複雑な算定要件が課せられるのであれば「絵に描いた餅」とならなければよいと願う一方、患者さんの負担が増えてしまうことを心配しております。
日頃より、通っていただいている患者さんに感謝をして、今後も最善を尽くしていきたいと考えております。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
20日(火) 研修のため 18:00まで
21日(水) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで
29日(木) 会務のため 18:00まで
※会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
●2月のトピック
皆様、こんにちは。
つい先日、新年のご挨拶をしたと思っていたら、もう1か月が終わってしまうところです。
正に、残された自分の人生が坂から石が転げ落ちるように過ぎてゆく感じがします。
冬の朝は体にこたえるのですが、毎日5時過ぎに起きています。
この時期、外はまだ暗がりで誰も歩いていません。
年末年始は雪が少なく、「良い冬だ」などと思っていましたが、やはり予想通り「一晩にして真冬の景色になる」そのものでした。
関東では「春のような日差し」というニュースが流れておりましたが、北海道も早く暖かい季節になってもらいたいものです。

ところで、最近「〇〇ハラスメント」という言葉をよく耳にします。
世間に広く知れ渡った言葉ですが、「ある言動や行動によって、相手に不快な思いをさせたり、傷つけたりすることで、受け取る側が不快な感情を抱けばハラスメントとして成立する」とのことです。

先月、子どもと一緒に運動をした時、「小学生の頃、スポーツや勉強で(私に)よくたたかれた」と言われました。
実はあるスポーツをやらせていましたが、私も熱くなって手が出てしまったこともあり、それは真摯に反省しています。
今の時代、スポーツや勉強を「やらせて」いること自体、虐待ですね。

私も、子どもの頃よく父親に手を挙げられていました。父親だけではありません。
小学校の先生にもよくたたかれていましたし、女の先生でも髪の毛をつかまれ、怒鳴られることはよくありました。
まぁ~、私の出来が悪かったということでしょうか。
大学に入って、初めて運動部に所属しましたが、よく先輩にたたかれていました。
同じ学年で、大体半分は辞めてしまいます。
私を誘って入部させた先輩が怖くて「辞める」と言い出せなかったのが本音です。
子どもも、学校を卒業以来10数年ぶりにあの時のスポーツをやりたいと言い出して、少し複雑な気持ちになりました。
「あの時、あんな(ひどい)ことを言ったな」「あんな(ひどい)ことしたな」などが思い起されます。
子どもの本意はわかりませんが、あの頃のスポーツを始めたことで、少しは許してくれたのかと勝手に解釈しています。
今後は、過去の自分を反省して、周りの人に対する振る舞いには十分注意したいと思います。

2024年1月


●1月の診療時間のおしらせ
 9日(火) 会務のため 19:00まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
16日(火) 会務のため 18:00まで
19日(金) 研修のため 18:00まで
24日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
25日(木) 会務のため 18:00まで
29日(水) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●1月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ、新しい年を迎えることとなりました。
コロナ感染症が減少し、我々の生活も落ち着きを取り戻しつつあるこの頃ですが、年明け早々災害や重大事故が相次ぎ、先行きが心配になります。

今から40年ほど前、まだ大学へ入学したての頃と比べて、少しずつ世の中が変わりつつあるような気がしています。
一番実感するのは、気候の変化です。
関東地方に住んでいた頃はあまり気づきませんでしたが、この札幌では雪が少なくなったように思います。
尤も、北海道のほかの地域では例年の何倍もの積雪があるそうで、一概に「顕著な気候変動」と言えるかはわかりません。
今年の初詣の時も、市内では積雪が少なく路面が露出した状態でした。
生活するうえでは、もちろん大変助かりますが、一晩で「真冬の景色」になってしまうのが常ですので、まだまだ油断はできません。
子どもたちは正月が終わると、「働きたくない」など文句を言っておりますが、年末年始に休まず働いている人もいる中で、休めたことに感謝したいと思っております。

また、子どもが小さいころには、正月に体調を崩して救急病院へ連れて行ったり、自分も寝込んだりしたことがあったので、家族が健康で過ごせたことにも感謝したいと思います。

今年もまた一つ年を重ね、人生の折り返しを過ぎて「坂を下っている」ところではありますが、途中でつまずいて周りの人に迷惑をかけない人生を送りたいと思っております。






     

12月


●12月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(土) 研修のため 休 診
13日(水) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
19日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
20日(水) 会務のため 18:00まで
22日(金) 会務のため 16:00まで
26日(火) 会務のため 19:00まで
27日(水) 会務のため 17:30まで
28日(木) 会務のため 12:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

12月29日(金)から、 令和6年1月4日(木)まで休診とさせていただきます。
1月5日(金)より診療いたします。

●12月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ、今年もあと残すところ1か月を切ってしまいました。
いろいろなことがありましたが、どことなく達成感なく今年も終わろうとしています。
最近は、日に日に体力の衰えを実感しているところですが、家族のために、もう少しだけ頑張りたいと思います。

ここ数年は、ここ札幌でも冬の厳しさが少し和らいだ気がしています。
最も普段は外に出ることもなく、暖房の効いた部屋で過ごしていますから、なんとなくそんな気がしているのかもしれません。
子どもの頃は、まず学校への生き帰りがあります。
帰り道は友達と寄り道して、家へ帰るとすぐに遊びに出かけていました。
体の芯まで冷えて家へ帰ると、水道の水さえぬるく感じるほどでした。
古い木造の家でしたので、暖房の無い部屋では吐く息が白くなるほどでした。
単に家がボロかっただけかもしれません。
そうした思いでも、今は懐かしく感じます。

私の住んでいる地域は、再開発で急激に変わり、もう昔の面影はありません。
昔の知っている人もほとんどいなくなってしまいました。
先代の頃より通院していただいた人も、高齢やご病気によりだんだんいなくなってしまいましたが、まだ、遠方から通っていただく方もおられ、こちらが感謝しているところです。

来年は、どのような年になるかわかりませんが、子ども達もすべて社会人になり、私の責任の大部分は果たせたと思っています。
あとは、我々高齢者のために、体に気を付けつつ、頑張ってもらいたいところです。
全ての人にとって、より良い年となることを祈っております。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(水) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
21日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
22日(水) 会務のため 18:00まで
24日(金) 会務のため 17:00まで
25日(土) 研修のため 11:00まで
27日(月) 会務のため 18:00まで
29日(水) 会務のため 14:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●11月のトピック
皆様、こんにちは。11月に入って、一挙に気温が低くなりましたが、それでもまだ例年よりは暖かい方なのかもしれません。
しかし、北海道の日本海側は一晩にして状況が急変してしまうので、安心できません。
日中暖かくて過ごしやすいと思っていたら、夜になって大雪に見舞われるなんていうことがザラにあります。
なんといっても、来月が今年最後の月なのですから。

さて、以前「医療DX」のお話を載せましましたが、こうしたことの導入にあたってはわれわれに大きな負担がかかってきます。
その1つに「診療報酬請求」があります。
現在、ほとんどの医療機関が行っていますが、私が歯科医師になったころは医科、歯科そして調剤(薬科)は「診療報酬明細書」というそれぞれの「科」で決まった様式の書類を支払基金、国保連合会へ提出していました。

現在、全ての医療機関においては「レセプトオンライン請求」が原則となっておりますが、 電子媒体などによる請求も若干数あるのが現状です。
当院においても遅ればせながら、本年よりオンライン請求を行っているところですが、実は平成23年度分から既に全てのレセプトについてオンライン請求が原則義務化されていました。
ただし、今日まで特例措置として電子媒体での提出も認められており、このため歯科ではなかなかオンライン請求は広まりませんでした。

支払基金のホームページによると、令和5年3月診療分時点で、電子媒体による「電子レセプト請求」はごく僅かわずかになりました。
ただ、オンライン請求について詳しく見てみると、医科(全体)で80.0%、調剤98.2%に比べて歯科34.9%と、効率化・近代化では後れを取っています。
しかし当然のことながら地域差があり、北海道の歯科でのオンライン請求の割合は、医療機関数で49.3%、件数で64.7%となっており、全国平均の34.9%、45.5%を上回っております。

果たしてこのことは良いことなのでしょうか?
医科の病院と違い、件数や金額も少ない割に必要機材を準備しなければなりません。
導入の際には補助金もありますが、パソコンやカードスキャナーが何年も壊れず使えるわけがありません。
セキュリティーソフトやシステムのアップグレードも必要になり、さらにこの先にあるのは電子処方箋、電子カルテの導入義務化で、我々小規模の医療機関には重荷になることは間違いありません。
第一、パソコンが壊れた場合、ネット回線に不具合が生じた場合は一切の受付業務ができなくなってしまいます。
アポイントも確認できません。
銀行や通信会社などでシステムに不具合が生じ、市民生活に影響が出ることがありますが、便利さと裏腹に脆弱さについても十分対応しながら「医療DX」を進めなければなりませんね。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 2日(月) 会務のため 18:00まで
11日(水) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 休 診
17日(火) 会務のため 18:00まで
20日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(土) 会務のため 休 診
23日(月) 会務のため 18:00まで
24日(火) 会務のため 19:00まで
25日(水) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 15:00まで
31日(火) 会務のため 17:30まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●10月のトピック
皆様、こんにちは。
10月に入って、急に肌寒くなってきましたが、本当に北海道の「秋」は短いということを実感します。

さて、先日地元の医療系の大学が移転を表明し、現在の所在地である町が困惑しているという報道がありました。
このことは、現在わが国が直面している深刻な少子化を見据えて経営安定化に向けた動きなのかもしれません。

我が国の年間新生児の数は、1952年(昭和27年)まで年間200万人ほどで推移し、この少し前に出生した人たちがいわゆる「団塊世代」と呼ばれ、1947年(昭和22年)から1949年(昭和24年)までの3年間におよそ800万人が出生したそうです。
昨年(2022年)は77万747人が出生したそうですが、私の生まれたころの半分以下の数です。
そして、このことは私立学校にとっては大変憂慮すべき事態です。
「数」もさることながら、学生の将来の志向にも少しずつ変化がみられるようです。

令和5年度の私立大学の学部系統別の入学定員充足率で 大学全体では99.59%で、いわば全入です。
しかも「歯学(歯学部)」は78.50%で最も低く、29学部中17 学部(大学)で定員割れとなりました。
続いて「家政学」89.01%(81学部で定員割れ)、「教育学」91.37%(113学部で定員割れ)で、逆に人気の高い学部では「芸術系」105.32%、「農学系」103.32%などが続きます。
子どもの数が減るうえに、不人気学部では将来の不安定さは増すばかりです。
さらにこの先、世界情勢不安などによる不況が学生の将来に影を落としています。

始めの話に戻りますが、教育施設の移転によって大学近隣の人への影響は無視できませんが、私立大学の場合は「存続すること」が最も重要であり、今後どのようになるかはわかりませんが、報道の内容は致し方ありませんね。
私個人の感想ですが、若い世代の「性質」についても難しい側面があると思います。
最近、「若い世代」の人たちと接してみて、「考え方の違い」を大きく感じます。
アメリカの文化人類学者・ルースベネディクトの記した「菊と刀」の日本人像とは大きく異なります。
この本の指す「第二次世界大戦当時」と現在では異なって当然ですが、「人としての本質」も変質しつつあるように感じます。
数も減って、考え方の違う若い世代とどのように接していくか、非常に悩ましいことで、いずれにしても今後の日本が「少数精鋭」で繁栄していくことを願います。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 18:00まで
12日(火) 会務のため 18:00まで
14日(木) 研修のため 18:30まで
15日(金) 会務のため 18:00まで
19日(火) 会務のため 19:00まで
20日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(木) 会務のため 19:00まで
25日(月) 会務のため 15:00まで
26日(火) 会務のため 19:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●9月のトピック
皆様、こんにちは。
9月に入っても、一向に涼しくならない今日この頃、皆様におかれましては、体調管理にお気を付けください。

私の記憶があいまいですが、以前9月に「シルバーウィーク」という連休があった年も、暑かった記憶があります。
ネットで調べてみると、2009年(平成21年)、2015年(平成27年)の2回にわたり 9月19日 (土)、9月20日(日)、9月21日 (月・敬老の日)、9月22日(火・国民の休日)9月23日(水・秋分の日) という5連休のシルバーウィークがあったことがわかりました。

子どもと出かけて暑かった記憶があるので、年齢から逆算すると平成21年だったと思います。
キャンプで出かけたのですが、9月だというのに暑かった記憶があります。
その子ども達も、大人になって私にはあまりついて来なくなりましたので、今となっては良い思い出です。

さて、このシルバーウィークですが、次に5連休となるのは2026年(令和8年)の予定ということです。
世間では楽しい(?)連休ですが、私の場合は平成27年の時は事務仕事があり、何日かつぶれてしまいました。
私もだんだん年を取ってきましたので、働けるだけいいのかと思っておりますが、3年後はどうしているかはわかりません。
もし変わりなければ年老いた夫婦で過ごすことになりそうです。

私の子ども達は、普段仕事が忙しいらしく、本当に休みを心待ちにしているようですが、今の若い人達は出世やお金よりはどちらかというと「休日」に重点を置いていると聞きます。
私の所属する組織で、事務職員の募集をしても「休日面」で折り合いがつかずなかなか採用に至らないそうです。
確かにお金も重要ですが、休みがなければ使いようがないですから。
しかし、最近は円安や国外の騒乱による情勢不安のためかつてないほどの物価高が生じており、贅沢することが難しくなりつつあります。

私が子供のころは、もちろん5連休などはなかったのですが、休日は近所の市場に買い物に行くか、せいぜいデパートに連れて行ってもらったくらいしか記憶にありません。
しかし、人生半ばを過ぎて今のところ自分を含めて家族で大病を患った者がいないことに感謝したいと思います。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 4日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
 9日(水) 研修のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
14日(月) お盆休み
15日(火) お盆休み
17日(木) 会務のため 19:00まで
22日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
23日(水) 会務のため 18:00まで
24日(木) 会務のため 18:00まで
28日(月) 会務のため 18:00まで
29日(火) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●8月のトピック
皆様、こんにちは。
8月に入ってさらに気温が高くなり、北海道でも寝苦しい日の連続に少しうんざりしてきました。
あまり暑さに慣れていない道民にとっては、暑さに耐え忍ぶ日が続いております。

さて、最近あらゆる業種の職場環境で「DX/Digital Transformation」という言葉が聞かれるようになりました。「IT/Information Technology」や「ICT/Information and Communication Technology」という言葉もあり、何が何だかさっぱりわからず、「要はデジタル化すること?」などと勝手に解釈しています。
最近は、「医療DX」なる言葉も広まって、大病院だけではなく私のような「零細な職場」でも意識せざるを得なくなりました。

医療現場では「電子カルテ」、「遠隔地の診療」などが思い浮かびますが、歯科診療の場面ではあまり普及していない感じがします。
カルテとは、診療内容を事細かに記載しておく書類の事ですが、状況を図説する、思いついたことをその場で書き込んだりするのは、かえって煩雑になってしまうイメージです。

第三者から見ると、真正性(改ざんなどがない)、見読性、保存性(記録が残る)については優れていますが、融通が利かな過ぎても差しさわりがあると思います。
例えば、義歯の設計や抜歯などの外科処置の術式、口腔内の腫脹や創面の状況など、直感的にその場で記載することが難しい面があります。

そして何よりそうした機器が故障した場合、停電の場合は全くお手上げになってしまいます。
あまり例はないですが、コンピュータウイルスに感染した場合は情報漏洩、その他の予見できない被害にあうことも無きにしも非ずで、全てを置き換えるには時間がかかりそうです。

子供のころ近くの診療所へ受診した時、先生の机にある自分のカルテを見たとき、英語なのかドイツ語なのか分かりませんが、達筆すぎるのかあまり見慣れない文字(?)が書かれており、良くそれをまねて書いていた記憶があります。
将来的には、電子カルテがすべての医療機関、調剤薬局で完全義務化されることも予想されますが、そうなれば誰が見てもわかりやすいものとなります(それが良いことかはわかりませんが)。
いずれにせよ、私のような頭が固まってしまったような人間でも、「DX」について推し進めていかなければなりませんね。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 3日(月) 会務のため 18:00まで
 4日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(土) 研修のため 休 診
11日(火) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(火) 会務のため 19:00まで
21日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
26日(水) 会務のため 18:00まで
27日(木) 会務のため 16:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●7月のトピック
皆様、こんにちは。
7月に入って全国的に気温が上がり、北海道でも真夏を感じさせるほどです。
あまり暑さに慣れていない私にとっては、体にこたえる日が続いております。

さて、私が所属している歯科医師会は7月より役員改選となり、新しい執行部のもと2年間の任期で会務を行うことになります。
これにより、古参の先生、新人の先生が力を合わせていくことになります。

さて、私の所属する札幌歯科医師会の会員数は現在1,239人で、郡市区歯科医師会としては大所帯といえます。
この会員数を上回る団体は、都道府県歯科医師会であっても47団体のうち14団体しかありません。

しかし、最近は歯科医師会への入会者は減少傾向にあります。
世間的には「歯医者はコンビニの〇倍?」と、いう具合に歯科医があふれているようなイメージを抱く人が多いと思いますが、歯科医師会・会員数は減少傾向にあります。
また、会員減少により平均年齢も上昇しており、当会ではおよそ60才となっております。
とはいえ、歯科医師が 近々人手不足になるほど減少するわけではありませんが、20年後には人口減少によりあらゆる業種とともに職業人口が減ってくると思われます。

そのような折、当会で初めてとなる女性役員が誕生しました。
画期的な事のようにとられるかもしれませんが、これは女性の採用を避けていたというより、女性から敬遠されていたという方が正しいのではないかと思います。

我々は歯科医師会に雇われているわけではありませんので、特段の報酬を受けていません。
すなわち、日ごろは自分の仕事をこなして、「夜な夜な歯科医師会館へ集まってくる」という気味の悪い状況です。
サラリーマンが「一杯引掛けているとき」に仕事に駆り出されているわけで、家庭を守る女性歯科医にとっては厳しい環境といえます。

しかしながら、近頃話題となっている男女の格差問題で、我が国のジェンダーギャップ指数が146か国中125位という残念な結果ということをご存じと思いますが、こうした身近なことでも変化があるとよいと思いました。

ちなみに歯科大学の学生も、全29校・学部中、8校で女性が半数を越えているとのことです。
国公立私立を合わせた8,091人に対して、女性の割合は43.7%ですから、私が学生のころと比べると格段の変化です。
ただ、男性であっても女性であっても、能力に応じて適正な評価が広まることを願っております。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
 1日(木) 会務のため 17:30まで
 3日(土) 会務のため 休 診
 6日(火) 会務のため 午 後 休 診
 8日(木) 会務のため 18:00まで
12日(月) 会務のため 18:00まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
20日(火) 会務のため 18:00まで
22日(水) 会務のため 18:00まで
26日(月) 会務のため 18:00まで
29日(木) 会務のため 17:30まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●6月のトピック
皆様、こんにちは。
6月4日は 「6(ム)4(シ)」と読んで、この後1週間を「歯と口の健康週間」として全国各地で虫歯予防に関するイベントが展開されています。
このことは、日本歯科医師会ホームページにも記載されていますので、ぜひご覧ください。(https://www.jda.or.jp/enlightenment/poster/)

私たちの所属する北海道歯科医師会、札幌歯科医師会においてもこの日に合わせていろいろなイベントが実施されますが、先日、4日には3年ぶりに対面での「歯っぴいらんど2023」がサッポロファクトリー・アトリウム会場にて開催されました。

現在の会場で開催されるようになってから15年程経ちましたが、ここ数年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止となっておりました。
コロナ流行当初は、唾液が感染源との認識により「歯科は感染源」といった感覚が広がり、対面での開催は困難となっておりましたが、今回開催規模を縮小して3年ぶりに開催することができました。

このイベントは札幌歯科医師会、札幌市、札幌市教育委員会、北海道歯科衛生士会・札幌支部、札幌歯科技工士会が主催し、各種の相談、口腔がん検診、歯科衛生士・歯科技工士の職業体験などを行いましたが、盛況のうち無事終えることができました。

開催前は、「多くの人に来てもらえるのだろうか?」と、心配しておりましたが、検診は多数の事前登録があり、職業体験の整理券配布は開始10分程度で締め切られるほどの反響がありました。
果たして、「イベントのどの部分に反響があったのか」については後々検証と反省が必要ですが、ひとまず胸をなでおろしたところです。
今後「コロナ明け」で世の中の活気が戻ることを祈りつつ、我々も歯科医師としての使命を果たしていきたいと思います。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
12日(金) 会務のため 16:30まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
18日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
19日(金) 会務のため 18:00まで
22日(月) 会務のため 18:00まで
23日(火) 会務のため 18:00まで
24日(水) 会務のため 18:00まで
25日(木) 会務のため 16:00まで
29日(月) 会務のため 18:00まで
31日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●5月のトピック
皆様、こんにちは。
今年のゴールデンウィークはいかがでしたでしょうか?
仕事をしていて全く休みがないという方もいると思いますが、その中で暦通りとはいえ休みがあったことに感謝したいと思います。

テレビのニュースでは、連日観光地や交通機関の混雑ぶりを伝えていましたが、「あのコロナ騒動はどこへ行ってしまったのか?」と思いたくなるほど、久しぶり、いやそれ以上の人の動きに驚かされます。
一方で、まだコロナで苦しんでいる人達もいるとのことで、本当に元の世の中に戻ることはないかもしれません。

街ではマスクを外している人がだいぶ増えてはきましたが、職業柄外せずに過ごしているところです。
コロナ騒動が始まる前から、我々歯科医の大半は仕事中にマスクを外すことは少ないと思いますが、仕事以外でも「装着」が半ば習慣となってしまったようです。

いちど身体に馴染んでしまったことを変えることは、人によっては難しいのかもしれません。
最近やっと対面で行われるようになった会議の懇親会でも、マスクを外していない人も少なくありません。
自分の不細工な顔を隠すのにうってつけだったのかもしれませんが、子どもの場合は少し深刻ですね。

ただ、気のせいかもしれませんが、街中でのタバコの吸い殻とツバ吐きは減ったように思います。
マスクがなくなっても定着するといいと思いますね。

コロナウイルスによる感染症が発現して、当初は罹った人の名前や住所をさらしたり、夜間営業している飲食店の窓ガラスを割ったり、感染が増えている地域のナンバーを付けた車を傷つけたりした事件が過去のものとなりつつありますが、私たちの反省の教訓として、今後に生かされれば良いと思います。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
 4日(火) 会務のため 18:00まで
 5日(水) 会務のため 17:30まで
12日(水) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
14日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
15日(土) 会務のため 休 診
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 19:00まで
26日(水) 会務のため 18:00まで
27日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●4月のトピック
皆様、こんにちは。
最近、スーパーマーケットなど商業施設へ行くと、ひしひしと物価高を実感させられます。
家庭用電化製品や趣味嗜好に関するものであれば、「我慢する」となるのですが、食品はなかなかそういきません。
普段、ぜいたく品は我慢できても、「少しおいしい物を食べたい」となりますね。

私の家では、誰も「呑み助」はおりませんので、外食もほとんどありません。
「下戸」な私が会議後に食事する程度ですので、無駄遣いはありません(いわゆる「飲みニケーション」が無駄かはわかりませんが)。

先日、とある会社から「宣伝・広告」に関するセールスの電話がありました。
簡潔にいうと、「医療機関に代わって集患(患者さんを集めること)するが、手数料がかかる」というものです。
実は昨年、ある先生と会った際に、「(これと同じシステムを)ウチで新しく導入したけど、早速(患者さんが)何人か来たよ」という話を聞いていました。
システム自体は詐欺でも違法でもありませんが、青臭いことを言うようですが「患者さんは売り物か?」と思ってしまいます。
他にも色々なセールスがありますが、インターネット上に「自院に対する悪いコメントを削除し、良いコメントを掲載」というのもありました。

今から20年程前だったと思いますが、「デンタル〇〇〇〇」という会社がありました。
親会社は、介護事業全般を手掛ける国内有数の企業でしたが、それが歯科へ参入してきたのです。
こちらも、「企業の知名度」に物を言わせて集客(集患)し、歯科医院へ紹介するもので、手数料は「請求点数の4割、もしくは患者さん1人につき8千円」、さらにカルテの記載(保険請求)は 会社が行うというものでした。

詳しい説明を受けた先生によると、契約金は150万円からとのことで、なんとも不条理なものでした。
結果から言うと、このグループの事業は失敗して「撤退」となった訳ですが、今や歯科だけではなく医科医療機関(病院)や調剤薬局も大きな企業に「顎で、こき使われる」時代となってしまいました。

「資本主義における自由競争」は必要なものだと思いますが、どこか釈然としないと感じるのは、「自分の至らなさ」のせいなのかもしれません。
いずれにせよ「自分の時代は もう終わってしまった」と感じております。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 6日(月) 会務のため 17:30まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(水) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
10日(金) 会務のため 17:00まで
13日(月) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
16日(木) 午後の診療時間はご確認ください
20日(月) 会務のため 18:00まで
23日(木) 会務のため 16:00まで
27日(月) 会務のため 18:00まで
29日(水) 会務のため 17:30まで
30日(月) 会務のため 18:00まで
31日(火) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●3月のトピック
皆様、こんにちは。
今年もまた、卒業式の時期になりました。
同時に大学入学試験なども終わり、新生活へ向け準備に追われている方もいるでしょう。
少子化が叫ばれて久しいこの頃ですが、これからの人には頑張って日本を支えてもらいたいと思っています。
こう言うと、現代の若者の大半は「しらけてしまう」のでしょうね。

私も所属している歯科医師会は、会立の専門学校を運営していて、歯科技工士科、歯科衛生士科があります。
10年前と比べて少子化や歯科界の状況の変化、大手の専門学校の台頭、そして何より「大学全入時代」といわれる今日において、学生の確保には大変苦心しております。
高校における進路指導でも、可能な限り大学進学を進めているのではと考えてしまいます。
この「歯科業界」のイメージも、どちらかというと地味で容易くない印象なのかもしれません。

また、将来の進路を決める際に「できるだけ苦労したくない」と考える人も少なくないと聞きます。
現在、「総合型選抜」といわれているようですが、いわゆる「AO入試」(Admissions Office/アドミッションズ・オフィス)を導入する学校が増えており、むしろ導入していないほうが少ないかもしれません。
遅ればせながら、当会の専門学校も次年度より導入することになっております。

一昔前は、進学の際に「勉強」したり「面接試験対策」をするなどしていたと思いますが、AO入試の評価(合否判定)は、一般的に学校(学科)が提示する「アドミッションポリシー(受け入れ方針)」に基づいた「期待する人物像」となっており、曖昧な感じが否めません。
個人的には、「旧いタイプ の人間」といわれても仕方がありませんが、「人生の中で、選抜されることも必要なのでは?」と思っています。
悪い言葉ではありますが、「手っ取り早く、そしてできるだけ簡潔に物事を成就させる」という感覚に受け取ってしまいますが、自分の子ども達もそうなのかもしれないと、少し寂しい気分です。
これからの若い方々には、選抜試験、AO入試、コネなどどのような形であれ、後悔しない道を進んでもらいたいですね。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 19:00まで
 8日(水) 会務のため 19:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
10日(金) 会務のため 18:00まで
13日(月) 会務のため 18:00まで
15日(水) 午後の診療時間はご確認ください
16日(木) 会務のため 18:00まで
21日(火) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
●2月のトピック
皆さま、こんにちは。
今年も、はや1か月が過ぎましたが、北海道は冬真っただ中という感じです。
早く暖かくなって、穏やかな1年を過ごせることを願っています。

さて、今春には統一地方選挙が予定されています。
私の居住地札幌では、北海道知事選挙、道議会議員選挙、そして札幌市長選挙、札幌市議会議員選挙が行われることになっております。

各歯科医師会とは別組織となっておりますが、歯科医師連盟という組織があり、選挙の度に歯科職種の考え方に賛同してもらえる候補者を推薦して応援しております。
特定の政党に所属する候補者に限るというものではありませんが、政策に反映させやすくするためには どうしても偏った形になってしまうことが多いようです。

今回の選挙は北海道知事、そして札幌市長を選ぶ選挙ですが、我々の考えのみが優先されるわけではありませんので、幅広く道民、市民のために尽力してもらえる方が当選するように願っております。
ここ数年、 コロナの影響なのか北海道経済もどことなく沈滞してイメージがあり、自分もそのことを実感しています。
こうした状況を少しでも打開してもらえるような、政治の力に期待したいところです。
北海道の「長くつらい冬」はまだまだ続きますが、コロナの影響や明るい話題が少しでも多くなることを期待しています。

2023年1月


●1月の診療時間のおしらせ
10日(火) 会務のため 19:00まで
11日(水) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
16日(月) 会務のため 18:00まで
17日(火) 午後の診療時間はご確認ください
18日(水) 会務のため 18:00まで
24日(火) 会務のため 16:00まで
25日(水) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
30日(月) 会務のため 18:00まで
◎1月5日(木)より診療いたします
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●1月のトピック
皆様、あけまして、おめでとうございます。
いよいよ、また新しい年の始まりですね。
毎年、同じことを言うようですが、より良い一年となることを願っております。
昨年も、いろいろなことがありましたが、どうしてもコロナや戦争などを始めとした不安な事が思い起こされてしまいますが、今年は少しでも明るい気持ちを持てるように気持ちを変えて行けたら良いかなと思いました。
今まで生きてきて、幸いなことに大きなケガや病気を経験せずにここまでやってこられました。
もちろん、自分の家族も然りです。
これが、少しでも長く続くように祈っております。
自分が変化なく過ごしていても、周りはどんどん変わってゆくかもしれません。
そうした変化が、すべて良い方向へ向くように願います。

子どもも、働き始めて1年が経ち少しずつ落ち着いてきましたので、これからは今まで学んできたことを仕事に生かしてほしいと思います。
私も、人生の集大成とは大袈裟ですが、老後について考えなければならないかもしれません。
残り何年かはわかりませんが、少なくとも健康には気を付けたいと思います。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
 1日(木) 会務のため 14:00より診療(午前中は歯科健診のため休診)
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 17:30まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
12日(月) 会務のため 18:00まで
13日(火) 会務のため 18:00まで
14日(水) 午後の診療時間はご確認ください
20日(火) 会務のため 18:00まで
21日(水) 会務のため 16:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

12月28日(水)午前中まで診療いたします。
29日(木)より、1月4日(水)まで休診いたします。
2023年(令和5年)は、1月5日(木)より診療いたします。

●12月のトピック
皆様、こんにちは。
11月末から札幌市内でも急激に気温が下がり、いよいよ本格的な冬の到来を感じるようになりました。
今年も残すところあと1か月となり、この1年の出来事を振り返りながら過ごして行きたいと思います。

2019年暮れに、日本で初めて「新型コロナウイルス感染症」の中国・武漢での発生について報道されたそうですが、もう3年を過ぎたということですね。
今年もいろいろなことがありましたが、「コロナ」を始め「ウクライナ戦争」、「円安」、「物価高」と、あまり明るい話題がなかったように感じています。

ただ個人的には、子どもが就職して実家を離れ一人暮らしを始めたことが大きな出来事の一つでした。
妻も何年かぶりに実家のお墓参りを子どもと済ませ、 無事に帰ってくることができました。
2年前であれば、飛行機に乗ってどこかへ出かけるだけで非難されかねないですね。
もうそろそろ、研究者の誰かが「この感染症」について正確な見解を示してくれることでしょう。
そして幾年か経過したのち、この「コロナ」も治療法の確立した「ありきたりの病気」になることを願っております。
今後の事はわかりませんが、コロナも感染して命を落とす人の数は発生当時に比べて、随分減ったように感じ、良かったと思います。
しかし、病気広がりとともに、いろいろな人間の側面を垣間見たような気がします。
人それぞれ、いろいろな人がいるということです。

今年も1年、いろいろな人に、いろいろなことを言われて、「寸鉄人を刺す」
を実感したこともありますが、それ以上に支えられたことの方が多かったと信じています。
今後の人生は是非「桃李もの言わざれども下自ずから蹊を成す」を目指したいものです。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(火) 会務のため 17:00まで
 9日(水) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 午後の診療時間はご確認ください
21日(月) 会務のため 18:00まで
24日(木) 会務のため 16:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
●11月のトピック
皆様、こんにちは。札幌近郊でも雪の便りが届き、いよいよ冬の到来を感じるようになりました。
今年も残すところあと2か月となり、体調に気を付けて過ごして行きたいと思います。

さて先日、「デンタルシティーミーティング」が開催されました。
名前だけ聞くとファッションショー(古い!)か、何かのイベントの様に感じますが、歯科医師連盟という団体の会議です。
連盟とは、我々の日々の活動と政治を繋げるパイプのような役割を担う団体とでもいえるものですが、早い話が我々歯科医師の要望などを政治家に伝える組織で、実際にはいろいろな活動を行っています。

この歯科医師連盟は、私が歯科医師会に入会した頃(今から20年以上前)は歯科医師会との同時入会が当たり前でした。
現在では、歯科医師会入会時に連盟の入会について選択できることになっています。
そのため、最近入会率が減少し北海道での組織率は7割程度となって、危機的な状況と考えられております。
咋今話題となっている宗教団体による選挙支援が問題となっておりますが、我々の団体では同業者が選挙の際の支援を行うことになっており、歯科医師連盟の会員確保は重要な課題の一つです。

これは我々の団体だけでなく、優勢、看護、医科などあらゆる団体も同様な政治活動を行っております。
国会議員の擁立に関しても、職域団体などの支援なく当選できるのは、よほどの著名人や芸能人くらいです。

さて、我々が苦労して擁立した国会議員の方々は、失礼ながら役に立っているのでしょうか?
その成果については、先の「デンタルシティーミーティング」において報告されておりましたが、納得に値するものであったように思います。

騒乱により、円安、物価高、食糧危機など不安な事がおこり、我々のような自営業にとって厳しい時が続きますが、来年は平和なときをできるだけ多くの人が実感できるようになれば良いと思います。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 4日(土) 会務のため 18:00まで
11日(火) 講習会のため 18:00まで
12日(水) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
15日(土) 会務のため 休 診
17日(月) 午後の診療時間はご確認ください
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 19:00まで
22日(土) 会務のため 休 診
24日(月) 会務のため 16:00まで
25日(火) 午後の診療時間はご確認ください
26日(水) 会務のため 18:00まで
27日(木) 会務のため 19:00まで
28日(金) 会務のため 17:30まで
31日(月) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●10月のトピック
皆様、こんにちは。
4分の3が終わってしまいました。
ここから一気に寒くなっていく気がしてもの悲しい気持ちになります。

さて、先日会議の中で「オンシ」という言葉が出てきて、「オンシ...恩師?」どういう意味なのか考えていたら、文脈から「オンライン資格確認(システム)」の意味 と気づきました。

一昨年、この話題が広まった時には「(導入にあたっては)医療機関ごとの判断に委ねる」というニュアンスだったように感じていましたが、まさか「完全義務化」となるとは予想していませんでした。
当初、令和3年3月までにシステム運用の機器調達申し込みを行った場合に優遇措置を受けられる触れ込みがありましたので、当院はいち早く導入した次第です。

しかし、インターネット回線の調整、専用PC導入、自前のレセプトコンピュータ(レセコン)PCとの連動調整など、午後から休診にして設定を行ってもらいましたが、当初の予想に反して、なんと7時間もかかってしまいました。
同じレセコンを使っている他の先生のところでは「2時間ほどで終わった」とのことでしたので、当院の通信環境によるものだったのかもしれません。
某電話会社の方、業者の方のおかげで、現在のところ問題なく使用できていますが、何年か後にはPCの更新を行う必要があり、頭の痛い出費が予想されます。

先日、医療機関向けポータルサイトから、「HPKIカード申請」を促す通知がありました。
「HPKI?」初めて聞く名称ですが、保健医療福祉分野公開鍵基盤( Healthcare Public Key Infrastructure, HPKI )の略称です。
なんだか、「振り込め詐欺」に使われそうな名前ですが、内容を調べてみると、電子処方箋を発行する際の身分証明証(電子証明書)とのことで、申請手数料は55,000円と安いものではありません。
すべての医療機関が、電子処方箋を発行しているわけではありませんが、電子カルテとあわせて今後義務化されるかもしれません。
こうしたシステムにもちろんメリットはありますが、課題もあります。
将来、万人にとって負担の少ない画期的なシステムが構築されることを願っています。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 1日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
15日(木)会務のため 午後の診療時間はご確認ください
20日(火) 会務のため 17:30まで
21日(水) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 16:30まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
●9月のトピック
皆様、こんにちは。
今年もまた、台風シーズンとなり本州では高温や大雨など、日常生活に心配事が増す中、北海道では早くも「秋風」を感じる日が多くなりました。
今年の冬はどんな気候になるのか、今から心配です。

さて、今年7月に参議院選挙が行われましたが、歯科界では9年ぶりとなる現職の参議院議員を職域代表として応援してきました。
また、選挙区でも我々の業界のために尽力してもらえそうな方を応援し、どちらの方も無事当選を果たすこととなりました。

先日、我が国の元首相の銃撃という前代未聞の事件を目の当たりにしましたが、さらに政治家と一部団体の癒着ともとれる関係性について報道されるようになると、さらに驚きが増しました。
報道の中では、こうした団体の「組織票」が候補者にとっては侮れないものということです。
今回は、こうした団体の日ごろの活動の違法性が問題視されているわけですが、単に「組織票」ということに関してはどの団体でも行っているものだと思います。

その背景には、例えば我々の業界に不都合なことがあって、改善を要望したいと考えている場合、直接国に訴えても実現することは難しい場合がほとんどです。
このようなときに、内部の事情に詳しい議員に政権運営の場に、我々の想いを届けることを期待してお願いすることがあります。
我々の団体に限らず、自分たちの想いを実現させるためには、こうした公職にある方々の力が必要な場合もあるということです。
違法な行為ではないにせよ、関係が続くにつれどうしても金銭の授受に発展しがちであり、我々も気を引き締めなければなりません。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(火) 会務のため 17:30まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
13日(土) 休診
15日(月) 休診
17日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
24日(水) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
30日(火) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●8月のトピック
皆様、こんにちは。
北海道はこの夏ぐずついた天候が多く、日照時間も少ないように感じます。
かなり昔は、北海道だけ晴天で、本州が「つゆ」という感じでしたが、今では北海道がじめじめした気候が続いています。
これも温暖化によるものなのかはわかりませんが、夏空を望んでいるうちにいつの間にか秋風が吹いてきそうですね。

さて、「コロナ」についてはいつも通りですが、今年は本当にいろいろなことが起こりました。
年越しまで、まだ半分残っていますが、「どこかの国が攻めてくる」といっても笑えなくなってきました。

戦争をきっかけとした、食糧不足や長引く不況も気になるところです。
「コロナ」が我々の生活に大きな影響を及ぼしていることを実感しています。
自分が子供のころは、夏休みを心待ちにしており、めいいっぱい遊びまわっておりましたが、今の子ども達を見て少し不憫になります。
マスクをしているため、炎天下のなか、外で遊ぶこともできずストレスがたまってしまうのではないでしょうか。

今月に入り、私も4回目のワクチン接種を迎えようとしていますが、その効果については懐疑的にならざるを得ません。
自分の子どもの3回目の接種予約を入れつつ、以前のように「絶対に接種して」とは言えない気がします。
もう大人なので、ある程度自分で判断すると思います。
家族みな、冬の長い北海道の短い夏を平穏に過ごすことができるよう祈っております。
私が人生を終える前に、以前のような世の中に戻れることを期待しております。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 18:00まで
13日(水) 会務のため 17:30まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
15日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
20日(水) 会務のため 18:00まで
25日(月) 会務のため 16:00まで
27日(水) 会務のため 17:30まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●7月のトピック
皆様、こんにちは。本州では気温が高くなり、熱中症の危険が増す中、北海道でも蒸し暑い日が多くなりました。今年の夏はどんな気候になるのでしょうか?

さて、今月10日には参議院選挙が予定されておりますが、歯科界では現職の参議院議員を職域代表として応援することが決まりました。
今までの選挙で、職域代表といえば「歯科医師」が候補者として擁立されておりましたが、今回の候補者は歯科医師ではありません。
関係者からもいろいろな意見が寄せられましたが、要は「当選すればよい」ということです。

当選した暁には、「我々歯科界のために汗を流してほしい」と、いうのが本心ですが、仮にも一議員でありますので、「国民のために働いていただきたい」と、思います。
ちなみに、歯科界で職域代表を擁立するのは9年ぶりということです。

現在、歯科医師の国会議員は3名で、参議院議員が2名、衆議院議員が1名です。
この方々に、今回の職域代表候補者で現職の参議院議員1名、医師で元歯科大学教授の衆議院議員の1名を加えた5名が、歯科関係者が特に応援している議員といえます。
他にも、地元選挙区から出馬している候補者で、「歯科」に理解があり衆議院議員時代に大変お世話になった方も、地元歯科医師会では応援しています。

現在の選挙実施方法については賛否両論ありますが、法で決められた中での当落の結果は尊重されるべきであり、議員となった方は自覚をもって支援団体のみならず、国民のために勉強してもらいたいと思います。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
 2日(木) 会務のため 17:30まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(水) 会務のため 17:30まで
 9日(木) 会務のため 13:00まで
13日(月) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
16日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
20日(月) 会務のため 18:00まで
21日(火) 会務のため 17:30まで
23日(木) 会務のため 16:00まで
27日(月) 会務のため 18:00まで
29日(水) 会務のため 17:30まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●6月のトピック
皆様、こんにちは。
本州では気温が高くなる日が多くなり、一部地域では熱中症に対する注意喚起がありましたが、北海道では早朝や深夜では暖房を使うことも珍しくありません。
これから、よい季節が訪れることが待ち遠しいですね。

先日、ニュース番組を見ていたところ、「国民皆歯科健診が政府・骨太の方針に明記」との報道が流れておりました。
他の放送局でも流れており、関心の高さがうかがえました。
これについては、「令和7年度の導入を目指す」とのことでした。

さて、「歯科保健条例」をご存じでしょうか?
行政による保険施策の「口腔に関する施策」の指標の一つと考えられており、昨年度までで45道府県で成立しております。
ちなみに北海道は新潟県に次いで第2番目に作られました。
これ以外にも172の市区町村の歯科保健条例が成立しており、我が札幌市も現在成立を目指しているところです。

5月23日の札幌市議会・第2回定例会において、自民党の飯島弘之議員が議案第31号「札幌市歯科口腔保健推進条例案」として提案説明を行っておりますが、札幌市のホームページで動画を閲覧できます。
https://sapporo-city.stream.jfit.co.jp/?tpl=play_vod&inquiry_id=3884
また、条例案の詳しい内容も見ることができます。
https://www.city.sapporo.jp/gikai/html/documents/04_2t_g31-2.pdf

私も、いろいろな方の「お口の健康診査」をさせていただきますが、特に痛みや不自由がなくても自ら来院される方には、治療が必要とされる問題が少ないように思います。
むしろ、何らかの不具合があって「仕方がなく来院される方」には、主訴(一番気になっている事柄)以外にも、歯科医から見て治療を要する場所が見つかることが少なくありません。

費用や治療回数の問題について、多くの人に受け入れられる条件が整えば、広く利用され、口腔や全身の健康維持に貢献できるかもしれません。
例えば、歯科健診は年1回に限り無料、歯石除去などのお口のお掃除は1回○○円という具合です。
私は現在、毎月理髪店に通っておりますが、お口の健診と掃除も同じような感覚で普及すると確実に虫歯や歯周病は減少すると思います。

5月

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●5月の診療時間のおしらせ
10日(火) 会務のため 18:00まで
11日(水) 会務のため 17:30まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
16日(月) 会務のため 18:00まで
17日(火) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
23日(月) 会務のため 18:00まで
25日(水) 会務のため 16:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●5月のトピック
皆様、こんにちは。5月に入って、本州では気温が高くなり初夏を思わせる日が続きますが、北海道では折角のゴールデンウィークもまだまだ肌寒く感じますね。

さて、いよいよ大型(?)連休が始まりましたが、私のところは暦通りに仕事をするので、連休中日の土曜日、月曜日はいつも通り診療しました。
連休の中日とあって、診療所の前は明らかに人通りがいつもより少なく、近隣の病院の「お客待ちのタクシー」も心なしか閑散としていました。

そんな中、急に歯が痛いとやってくる方が数人おられ、「よそ(の歯医者)がやっていないので(ここへ)来た」とおっしゃっておりました。
どのような理由であれ、来られた方に対応し、連休中に痛くならないことを願うばかりです。
またこんな時は、「少しは人のためになったのか?」とも思ったりします。

今年から働き始めた子どもは、やはり平日に休みをもらったようで、家でのんびり過ごしておりましたが、休暇をくれる会社に感謝してもらいたいものです。

私が休日に家の前でタイヤ交換していると、清掃社の方が挨拶をして我が家のごみを収集してくれ、本当に感謝したいと思いました。
こうしている間に世の中では、痛ましい紛争や、悲しい事故などが多く起こっておりますが、関係される方々の傷がいえる日が、早く訪れることを願っております。

4月

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●4月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 18:00まで
13日(水) 会務のため 17:30まで
14日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
18日(月) 会務のため 18:00まで
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 16:00まで
27日(水) 会務のため 17:30まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●4月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ、新しい年度を迎えることになりました。
昨年度のように、コロナウイルスに振り回されることの無いように願うばかりです。

さて、現在わが国が普及を目指している「マイナンバーカード」ですが、その交付率が、総務省ホームページに記載されています。
(https://www.soumu.go.jp/kojinbango_card/kofujokyo_07.html)
令和4年3月1日現在で、全国で42.4%、北海道全体では38.7%でした。
都市別でみると、1位の神戸市・50.3%、千葉市(3位/47.3%)、横浜市(5位/46.5%)、福岡市(10位/44.8%)、大阪市(12位/44.3%)と続き、札幌市は19位(41.3%)でした。

わが国ではマスコミを中心に、その有用性に疑問を抱く意見も根強く、今一つ普及していないように思いますが、本人確認の証明書となること以外にも、コンビニでの各種証明書の取得が簡便に行えたり、健康保険証として使えることなどが大きなメリットとされています。
自分の子どもも、引っ越しの際にわざわざ市役所に行かなくても住民票の取り寄せをすることができ、便利に感じました。

私の医院では、メリットの一つとして挙げられた、健康保険証の機能に対応するため、先月から「マイナンバー資格確認」のためのシステムを導入し運用しているところです。
全国で、このシステムの導入予定医療機関数は、病院・78.6%、医科診療所・45.2%、歯科診療所・49.5%、薬局・82.0%となっておりますが、実際に運用されている医療機関数は14.4%です。
しかしながら、来院された患者様の間では、保険証として使えることが十分浸透しておらず、マイナンバーカードを持参される方はほとんどいません。
また、こちらが説明しても、カードの紛失を恐れて普段から持ち歩かないようにしていると仰る方もおられました。

そんな折、先月末にとある地方紙に新聞記事が記載されておりましたが、人それぞれの考え方はあるとはいえ、少し偏った見方と感じました。
我々も「国の施策」に従って準備を重ねてきましたが、あたかも「金目当て」と思われることに釈然としないところです。
海外でも、アメリカの「社会保障番号」やヨーロッパの国々の「国民ID」など、同じような制度が運用されており、日本でもよい形で普及することを願うばかりです。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 17:30まで
 7日(月) 会務のため 17:30まで
 9日(水) 会務のため 17:30まで
10日(木) 会務のため 17:30まで
14日(月) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 会務のため 会務のため午後16:00より診療
24日(木) 会務のため 16:00まで
29日(火) 会務のため 17:30まで
31日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●3月のトピック
皆様、こんにちは。
オミクロン株による感染がやや減少したと思われた矢先、派生系統「BA.2」というウイルスが北海道で確認されたそうです。
この先何回ワクチン接種しなければいけないのか憂鬱な気持ちになりますね。

また、海外では新たな戦争が始まってしまいました。
報道でもわかる通り、当事国に制裁を加えても、めぐりめぐって「自分の首を絞める」ことになりそうでこちらも困ったものです。
どのような騒乱であっても、勃発には諸説があるので原因はわかりませんが、一般市民はたまったものではありません。

今冬は、オミクロン株の大流行、大雪による交通網の大混乱そして原油高で私のところも「火の車」です。
冬の北海道では、車に乗らなくても暖房は欠かせないので原油高は非常に堪えます。
さらに我々が心配しているのは、金やパラジウムといった貴金属の値上がりです。

ご存じのように、我々の仕事と「金属」は切っても切れない間柄で、これ以上原材料が値上がりすると、皆様にもご迷惑をおかけすることになります。
金やパラジウムは保険診療で使用する金属の主成分で、価格の高騰はコストに直接響いてきます。
我々が日常的に使用する「銀歯」や「入れ歯の金具」に使われる金属は「12%金銀パラジウム合金」で、メーカーによって多少の違いはありますが、金を12%、パラジウムを50~60%含んでいる商品です。
30g単位で販売されることが多いですが、今から20年前は2万円程度だったように思います。
現在では9万7~8千円(税込)です。
もちろん、代替材料はありますがどうしても「この金属」を使わなければならないこともあり、頭が痛いというのが率直な感想です。

テレビで見ていると、本当に遠いところでの出来事で、他人ごとに感じますが膨大な資源を抱えた国が力を持つということにやるせなさを感じますね。
近い将来、アジアで同じようなことが起こらないように願うばかりです。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(水) 会務のため 17:30まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
14日(月) 会務のため 18:00まで
15日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください。
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 会務のため 18:00まで
22日(火) 会務のため 18:00まで
24日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
●2月のトピック
皆様、こんにちは。
今までと違った、オミクロン株による感染症が猛威を振るっております。
ネットでのある投稿では「どの段階(の変異種)かわからないが、誰もが一度は感染する可能性がある」という記事を見つけました。
人ごみを避けたり、会食の参加に気を遣ったりして、何とか感染を免れてきましたが、これまで以上の注意が必要ですね。
また、感染者が増えたことにより、ひと頃より「コロナ差別」は減ったようですが、感染者への理解が深まることを願っております。

さて、年度末が近づくと、帳簿の整理など会計処理に時間がかかることになります。
私も日ごろは「自営業」として仕事に従事し、確定申告を行ってきました。
日頃皆様が仕事をするとき、会社などの団体に所属していると思います。
その会社も年度末には決算を行うと思います。
私が所属している歯科医師会も一般社団法人として予算・決算報告を行うことになっております。

私たちの歯科医師会は、営利を追求する団体ではないので収益事業といっても一般の企業とは異なります。
我々の団体の主な収入源は、会員からの会費収入、会立の専門学校の学費収入、口腔医療センター、夜間救急の医業収入が3本柱となります。
しかしそこには厳しい現実があります。
まず、会費収入については会員の高齢化と入会者の減少です。
高齢化すると「終身会員」となり大幅に会費が減額されるのです。
専門学校については、少子化による学生の減少、対抗する専門学校の台頭、コロナ禍により学校説明会やオープンキャンパスの中止により学生確保がままなりません。
医業収入は、オミクロン株出現でひと頃より改善傾向があるものの患者数が以前の水準を下回り、楽観できない状況です。

一方、支出は築40年を超えた建物の耐震補強、内部改装、職員、教員の人件費が大きなところです。
こうした状況に対して、札幌市より補助を受けながら維持できていることに、大変感謝しております。
コロナ感染が起こってから2年以上が経過しましたが、みな工夫して乗り越えて行けそうな気がします。

2022年1月


●1月の診療時間のおしらせ
12日(水) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 17:30まで
18日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
19日(水) 会務のため 18:00まで
25日(火) 会務のため 18:00まで
26日(水) 会務のため 17:30まで
27日(木) 会務のため 18:00まで
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。
●1月のトピック
皆様、あけまして、おめでとうございます。
いよいよ、新しい年の幕開けです。
ここ2年間続いた新型コロナウイルス感染症も、一時期よりはかなり落ち着いた印象を受けますが、お正月の帰省、観光などで人の動きが多くなるとまた増加に転じる可能性があり、油断できない状況には変わりありませんね。
昨年はコロナ感染拡大などいろいろなことがありましたが、今年は皆さまにとって良い1年となることをお祈りいたします。

ところで、厚労省・令和4年度予算概算要求の概要がホームページで公表されていますが、令和3年度の予算額より8,070億円増額の33兆9,450億円とのことでした。コロナ関連では、「新型コロナの経験を踏まえた 柔軟で強靱な保健・医療・介護の構築」が挙げられており、「PCR検査等の検査体制の確保、保健所・検疫所等の機能強化など」に85億円、「ワクチン開発など」に796億円がついております。
また他には、地域包括ケアシステム構築に1,822億円、介護の受け皿整備、介護人材の確保に1,113億円などの予算がついております。

歯科関係では「歯科口腔保健、歯科医療充実・強化」に15億円、「歯科医療の安全確保・向上」に9,800万円などとなっておりますが、不謹慎ながらどこかの中堅プロ野球選手の年俸のようですね。

また、歯科衛生士の人材確保推進事業に1臆4,033万円、歯科技工士の人材確保対策事業に3,489万円とは寂しい限りです。
国もコロナ関係の補助金などでお金がないこともわかりますが、魅力ある職業として成り立っていくためにも十分なサポートをお願いしたいものですね。

さて、札幌歯科医師会では、会立の「札幌歯科学院専門学校」を運営しており、歯科技工士、歯科衛生士の育成を行っておりますが、現在も令和4年度・入学希望者を受け付けております。
ご興味のある方はホームページ・( https://sapporo-shikagakuin.ac.jp/ )をご覧ください。
また、1月15日(土)13:30~・オンラインでのオープンキャンパス、3月26日(土)13:30~・オープンキャンパスを予定しております。
ご興味のある方は下記アドレスへアクセスしてみてください。
( https://sapporo-shikagakuin.ac.jp/opencampus/?20211115 )

12月


●12月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 17:30まで
10日(金) 会務のため 18:00まで
14日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(火) 会務のため 16:00まで
22日(水) 会務のため 18:00まで
23日(木) 会務のため 18:00まで

12月29日(水)から令和4年1月4日(火)まで休診いたします。
1月5日(水)より診療いたします。
※ 会務の状況などにより、予定が変更になる場合があります。

●12月のトピック
皆様、こんにちは。いよいよ、今年の最終月となりました。
思えば、ここ2年間は、途中浮き沈みはありましたが「コロナ一色」でした。
幸い、わが国では感染状況が減少に転じていますが、世界各地で新しい変異株の感染事例が報告され、まだまだ予断を許さない状況です。

さて、来年4月には「保険改定」が行われます。
ごく簡単に説明するなら、「保険請求での内容の変更」とでもいうのでしょうか。
我々医療職にとっては、2年おきに行われる最重要事項です。

年々増え続ける社会保障費(年金、医療保険をはじめとした各種保険など)は国の財政を圧迫していることは、誰でも知っていることと思います。
この中でも、医療費の伸びは顕著で、H28年度・41.3(兆円)、H29年度・42.2、H30年度・42.6、R1年度・43.6となり過去最高を記録しました。
しかし、R2年度はここ5年間で初めて3.2%(金額にして1.4兆円)減少し42.2兆円となりました。
これは新型コロナウイルスの流行により、医科医療機関を中心に受診抑制が起こったことを示すものです。

先般、日本医師会などで構成する国民医療推進協議会の会議終了後の記者会見で、「躊躇なくプラス改定(を要求)」と日医会長の発言があったとのことですが、日本歯科医師会も同様の発言を行っております。
「先立つものがなければ、動きようがない」という事はもっともですが、日本中「金、金、金」で、少しげんなりします。
もちろん、自分も貰えるものがあれば当然もらいたいと思いますが、コロナで職を失った方、「シングル」で厳しい状況にある方々を優先的に救うべきなのかとも思い、複雑な気持ちになります。
ある意味「1億総中流(家庭)」と言われていた時代が恋しくなります。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 17:30まで
 9日(火) 会務のため 18:00まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
12日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
17日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
20日(土) 会務のため 診療時間をご確認ください
22日(月) 会務のため 18:00まで
24日(水) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●11月のトピック
皆様、こんにちは。今年も残すところ2か月となり、来年の事を意識するようになりましたね。
その前に、北海道では家庭の暖房器具のチェック、自動車のタイヤをスタットレスに交換などいろいろと気を使わなければなりません。

さて、先日衆議院選挙も大きな混乱もなく無事終了しました。
いろいろな候補者が立候補される中、主張や公約が不明確な方もおられましたが、我が職域団体では基本的に「政権与党」を応援するということが決まっておりましたが、1,300名を超える会員につきましては投票を強制することなく、各々支持される方に投票されたことと思います。

報道番組でも、有力な(有名な?)議員の落選が伝えられておりましたが、予想されたほどの変化はなかったようです。
私自身も100%の満足を実感しているわけではありませんが、支持政党を変えて変化を期待できるかは疑問でした。
対抗となる議員さんも、政府のコロナ対策の不味さを訴えておりましたが、他の方が担当されてもあまり変わらないように思います。

そのコロナ感染症に対するワクチン接種ですが、首相官邸のホームページで10月29日現在の状況が公表されておりました。
それによると、我が国の接種率は2回目接種者が人口の71.2%、65歳以上の2回目接種率は90.6%に達するとのことです。
うちの子ども達もようやく年内には接種の目途が立ちそうでが、大きな副反応なく 無事に終了することを祈るばかりです。

先日、第74回北海道歯科学術大会が2日間にわたってオンラインで開催されました。
大会初日には東京歯科大学名誉教授の奥田克爾先生によるご講演がありました。
先生は微生物学がご専門で、ご講演の中で昨今の新型コロナウイルス感染症の事に触れられておりましたが、コロナウイルスに感染した時と、ワクチンを接種したときにできるそれぞれの抗体に違いがあること、感染後の抗体が、二度目の感染を起こしやすくする場合があることなど興味深いものでした。

来年には、医療従事者に対する3回目の接種が行われると思いますが、現在行われている歯科医師によるワクチン接種も累計で149万800回をかぞえるということです。
協力歯科医師数は延べ4,465人ということですが、ただでさえ「数の多さ」指摘されているのですから、積極的な協力を期待したいところです。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 4日(月) 会務のため 18:00まで
 5日(火) 会務のため 18:00まで
12日(火) 会務のため 18:00まで
13日(水) 会務のため 17:30まで
14日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
16日(土) 会務のため 休 診
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 16:30まで
23日(土) 会務のため 休 診
25日(月) 会務のため 18:00まで
27日(水) 会務のため 17:30まで
28日(木)会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●10月のトピック
皆様、こんにちは。
気の早い話ですが、今年も残すところ3か月となりました。
ここ2年程「コロナ」に振り回されましたが、先日テレビの報道では不確定としながらも、経済活動も含めコロナウイルス感染症の終息は2026年頃になるかもしれないという話題が出ていました。
あと5年もこうした事態に悩まされることを考えると、憂鬱な気分になりますね。

さて、今月から札幌歯科医師会で設立されている「札幌歯科学院専門学校」
(ホームページ https://sapporo-shikagakuin.ac.jp/)の入学試験が始まります。
指定校推薦入学試験から始まり、公募推薦・高校・社会人一般(1期)入学試験と続きますが、定員を充足するまで行われます。
歯科衛生士科、歯科技工士科の2つの教育課程がありますが、昨年は歯科衛生士科比較的人気があり、早い段階で受付が締め切られました。
一方、歯科技工士科は少子化や志望者数の減少などから定員を充足することについて大変苦慮しているところです。

現在、全国的に歯科技工士、歯科衛生士ともに大変不足している状態が続いております。
歯科衛生士についてはH30年現在で、歯科衛生士名簿登録者数は291,910名、そのうち就業者数は132,629名となっており半数以上は就業していないことになります。
これだと歯科衛生士の職場は「ブラック」か?となりますが、名簿の登録数はH3年におよそ110,000名の登録があり、そこからの累計となっております。

当時は歯科衛生士科2年制でしたので、H3年時点で少なくとも20歳と考えると、20+30=50歳(以上)ですから引退している方もおられると思います。
いずれにせよ、歯科衛生士免許を取得しながら就業していない方の割合は多いと思われ、末永く働ける環境づくりについて考えなければなりませんね。

歯科衛生士の主な就業先は、9割強が一般開業医ですが、開業医に勤務する傍ら歯科衛生士会などでいろいろな仕事に携わる方もおられます。
先日、北海道歯科衛生士会の前札幌支部長で歯科衛生士の小林元子さんが、「コロナ下での歯ブラシの仕方」についての取材を受けられておりましたので、ご参考にされてはいかがでしょうか?

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(水) 会務のため 17:30まで
10日(金) 会務のため 18:00まで
14日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
15日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(火) 会務のため 17:30まで
22日(水) 会務のため 16:30まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。
●9月のトピック
皆様、こんにちは。
「東京オリンピック」が無事(?)に終わり、「パラリンピック」が開催されているところですが、こちらも大きな混乱がなく終了することを願っております。

現在、北海道も緊急事態宣言下にあるわけですが、首都圏や大阪などの地域に比べれば、感染者の数は少ないほうです。
しかしながら、首都圏では現在の感染者数の状況から鑑みると、「混乱」が起きていると考えるのが妥当かもしれません。
そんななか、2020年1月、日本オリンピック委員会(JOC)は2030年の冬季オリンピック、パラリンピック開催の候補地として札幌市を正式決定したことは周知の通りですが、現在の状況を考えるとあまり賛成したくないところですね。

今後の新型コロナウイルス感染症については、予断は許さずともワクチンの普及と治療薬・治療法の開発で状況が好転している可能性もあると思いますが、オリンピック開催による恩恵を実感できるのかは疑問です。
特に我々一般市民においては、損得だけの発想ではあまりメリットはなさそうです。
しかし、第三次産業が北海道経済の中で大きな割合を占める現状からは、歓迎(?)すべきことかもしれません。

ところで、私の子どもは来年就職のため生まれ故郷を離れる予定ですが、「今後はコロナのこともあるし、なかなか帰って来られないな」と言っていたのがしんみりします。
いろいろな人に巡り合うと思いますが、幸せに暮らしてもらいたいものです。
他の子ども達もいろいろ考えているようで、もうあまり口出ししないほうが良いのかなとも思いました。

就職で北海道を離れる子どもについては、心残りなことがあります。
それは「ワクチン接種をしていない」ということです。
先日も、一人暮らしの20代の若者が、自宅待機中に亡くなるという報道を耳にすると、気の早い話ですが心配が募ります。
しかし、当の本人は「ワクチン接種は効果が不明だし、副反応が心配なので打たないほうが良いのでは?」と、否定的な考えをもっていました。
本人に話を聞いてみると、同じ大学の学生たちの間ではそのような考えが広まっているようで、少し複雑な思いです。

因果関係が不明とはいえ、ワクチン接種後に亡くなった方もおりますので、全く不安がないわけではありません。
ただ、何もせず多くの人と接して生活することを考えると、是非子どもにもワクチン接種を受けてもらいたいと考えておりますが、自分の子どもたちは、そうしたことも含めて自分で考え解決する力があると思っています。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 3日(火) 会務のため 18:00まで
11日(水) 会務のため 17:30まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
13日(金) お盆休みのため休診
14日(土) お盆休みのため休診
17日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
18日(水) 会務のため 18:00まで
24日(火) 会務のため 16:30まで
25日(水) 会務のため 17:30まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●8月のトピック
皆様、こんにちは。
早いもので、「東京オリンピック」も終盤を迎えているようですが、熱い戦いはまだ続きそうですね。
今回は、日本のメダル獲得数が近年開催の大会より多く、我々を夢中にさせているところです。
ただ、開催前から言われている「新型コロナウイルス感染症の感染拡大」の懸念が我々の生活にも影を落としています。

私の場合、7月の連休も結局市内のお墓参りとスーパーへの買い物くらいしか行きませんでしたが、なぜか休みになると必ず北海道と沖縄は感染拡大してしまい、街中で見かける旅行者(?)と思われる人に、ついつい視線が向いてしまいます。
早く、日本中どこへでも気兼ねなく好きなように移動できる、そんな時代に戻ってもらいたいものです。

さて、以前少し触れましたが、こうした状況は我々の仕事にも影響を与えています。
札幌市の場合、各区保健センターで実施している幼児健診が中止や延期などとなり、口腔がん健診は再開の目途すら立っていません。
札幌歯科医師会と札幌市が一体となって行ってきた「歯と口の健康週間事業」も2年続けて中止となりました。
これは多かれ少なかれ、他の都市部では起こりうる状況と思いますが、そんななか令和2年学校保健統計調査の確定値が公表されましたが、それによると12歳児のむし歯等数は0.68本(平均値)となることがわかりました。
昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響で健康診断が実施できない学校が多数あったそうですが、今後はこうした結果を保険指導の現場に生かしてもらいたいものですね。

ちなみに、北海道は結果が思わしくなく、1.0本で47都道府県中41位です。
「平均で1本なら悪くないのでは?」と思えなくもありませんが、1位の新潟県は0.3ですから、単純に「3倍以上のむし歯数」となるわけです。
12歳児の有病率(むし歯を持つ者の割合)でも、1位の新潟20.3%に対して北海道は39位の40.2%となっております。

これは、学校歯科医の責任ばかりではなく、我々も日々来院された患者様に周知して状況改善を試みるべきですね。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
 9日(金) 会務のため 18:00まで
13日(火) 会務のため 16:00まで
14日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(火) 会務のため 16:30まで
28日(水) 会務のため 18:00まで
29日(木) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●7月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ「東京オリンピック」開催が目前に迫ってきましたね。
ここまで、いろいろな人たちが安全な準備のために奔走してきたことに感謝したいと思います。
もうここまで来て、「中止」の判断はほぼないと思いますが、開催にあたっては色々な意見があり、どの考え方が尊重されるべきかわかりません。

最近、身近な出来事に対して、良くも悪くもメディアの考えが我々の行動に少なからず影響を与えているように感じます。
この「オリンピック開催」についてもいろいろな意見がありますが、冷静に考えてみると全国民100%が「反対」というわけではないと思います。
連日ワイドショーなどでは、医療の専門家などの見解として、「反対意見」を繰り返し報道していますが、全国民の意見を反映しているものではないと思います。

専門家は、医学的な分野に関しては専門ではあっても、政治の専門家ではありません。
また、政治家は関係部門との渉外に関しての専門家であるといえますが、医療者ではありません。
綺麗ごとではありますが、どちらが上か下かは別にしてお互いを尊重しつつ連携してほしいものです。

いつの場面でも言えますが、報道関係の方は過剰な報道によって感化される人もいることを意識して仕事を行ってもらいたいものです。
私が生きているうちに、今後わが国で開催されるオリンピックはそう多くはないと思います。
どのような結末になっても、心の準備を忘れないようにしたいと思います。
また、予定通り開催された場合は、東京オリンピックの成功を心より願っております。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 2日(水) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
23日(水) 会務のため 16:00まで
24日(木) 会務のため 18:00まで
29日(火) 会務のため 17:30まで
30日(水) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

◇おしらせ
6月4日(ムシ歯)~10日までを「歯と口の健康週間」として、各地でイベント(オンライン)が予定されています。
札幌でも、札幌歯科医師会とHTB(北海道テレビ)がコラボでオンラインイベントを開催します。

6月5日(土)午後1時から 11日(金)まで、ユーチューブにてアーカイブ配信を行いますので、ぜひ見てくださいね!↓↓↓
https://www.youtube.com/watch?v=kGrieKDcA6I

また、HTBonちゃんテラスにて6月8日までの期間、「歯と口の健康週間図画ポスターコンクール」入賞作品の展示が行われておりますので、ぜひご覧ください。

●6月のトピック
皆様、こんにちは。ゴールデンウィーク以降、全国で新型コロナウイルスの感染拡大が起きておりますが、ワクチン接種も徐々に進んできましたので、今後感染者が減少してくることを願うばかりです。

私の周りでも、すでに2回目の接種を終えられた方も多くおりますが、アレルギー反応や発熱・痛みといった副反応も出ていないようで、これから接種する自分としては、少し不安が和らいで感じがします。

さて、札幌歯科医師会では毎年64日から1週間の「歯と口の健康週間」
に合わせてサッポロファクトリー・アトリウム広場でお口の健康に関するイベントを開催していました。
昨年は新型コロナウイルス感染拡大のため中止となりましたが、残念ながら今年も会場での開催は見送られることになりました。

ところで、「歯と口の健康週間」については聞きなれない方も多いかと思いますが、これは「歯と口の健康に関する正しい知識を国民に対して普及啓発すること」を目的に設けられた期間で、これに合わせて全国各地の歯科関連団体が主体となって活動を行っています。
始まりは意外と古く、1928年(昭和3年)から1938年(昭和13年)まで日本歯科医師会が、「6(む)4(し)」にちなんで64日に「虫歯予防デー」を実施していました。
現在では厚生労働省、文部科学省、日本歯科医師会、日本学校歯科医会が実施している週間です。

新型コロナウイルス感染症が広がり始めたころは、「歯医者に行くと危ない!感染リスクが高い!」などと散々マスコミに拡散されてしまいましたが、国民の感染予防に対する意識の高まりのおかげで、意外と感染が広まりませんでした。

先日も介護施設へ伺いましたが、その施設では「医療機関に対しては訪問の制限は設けていない」とのことでした。
やはり高齢者のお口をきれいな状態に保つことは重要だと感じている次第です。
今後、不安がないわけではありませんが、ワクチン接種が進み、いつの日か治療薬が開発されることを祈っております。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
10日(月) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため午後の診療時間はご確認
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 16:00まで
27日(木) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●5月のトピック
皆様、こんにちは。ゴールデンウィークも終わり、北海道でもいよいよ暖かい天気に恵まれる季節の到来が期待されるところですが、新型コロナウイルス感染症の急速な感染拡大が、私たちの生活に影を落としています。

北海道でも、東京、大阪そして沖縄などに続き急速な感染拡大が起こっていますが、連休中も外出自粛の通達があったため、我々の生活にも影響が出ています。

子どものころ、熱を出して学校を休んだ時、家でじっとしている辛さが今まさに蘇ってくるようです。
初めのうちは具合が悪いため、布団に入っておとなしく寝ていますが、しばらくして体調が上向いてくると早く家から出て友達と遊びたくなったものでした。

今のところ、コロナウイルスには感染していないと思いますが、不要不急の外出は控えるように言われると、非常につらいところです。
本当はいけないことなのでしょうが、命日が近かったので連休中に市内で墓参しました。
人影はまばらでしたが、どことなく罪悪感にかられましたが、帰りがけにスーパーで食料品を購入したので、「必要な外出」だったと自分に言い聞かせました。

テレビでは、各観光地を取材して人出が多かったことなどを取り上げていましたが、取材スタッフの外出は許されるのでしょうか。
アナウンサーや記者が一人で現地に赴くわけではなく、取材クルーを引き連れて行くと思われますがいかがでしょうか?
テレビでは、不要不急の外出をしている人を犯罪者のような見方をしていますが、酷な気もしないでもないです。
コロナ時代なので、極力国の方針には従うつもりですが、過剰な反応がでなければよいと思います。

自分も学生である子どもを育てていますが、本当にかわいそうな気がします。
部活や学生間の交流も全くなく、最初にして最後の運動部の大会も中止になり学生生活は何だったのかと思っているかもしれません。
我々も、昨年から全く懇親の場が持てず、残念な思いもあります。
幼稚園児や小学生などは、ものごころついた時から「マスク着用」が義務付けられて、逆にマスクなしの素顔を人前にさらすことができなくなるのではと余計な心配をしてしまうほどです。

わが国でもワクチン接種が進み、いつの日かはわかりませんが治療薬が開発されて、以前のような世のなかになることを望んでおります。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 17:30まで
14日(水) 会務のため午後の診療時間はご確認
21日(水) 会務のため 16:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで
24日(土) 会務のため 休 診
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合があります。

●4月のトピック
皆様、こんにちは。今年になって、北海道では新型コロナウイルス感染者がやっと減ってきたか思っていた矢先、先月頃から変異型の感染者が確認され始めました。
道内感染者の数は、東京や大阪などと比べれば少なくも感じますが、分母(居住地の人口)を勘案すると、札幌などは侮れない状況と思われます。

さて先月、在宅歯科医療に関する研修会が開催され、このような状況下にも係わらず「さっぽろ在宅医療クリニック」西川 就先生に「コロナ時代の地域医療連携 ~歯科と医科の協力による、これからのスタンダードづくり~」というテーマでご講演いただきました。
念のため申し上げますが、WEB形式で開催され、講師の先生もご自身の診療所からのご講演でした。

この中で、コロナ禍におけるストレスとヘルスケアの話題があり、ストレスの増大により不幸な転帰をたどる場合は、女性より男性が多く、女性の場合は同居人がいる場合、無職の場合が多いということでした。
同居人がいてもストレスが増大するのは、十分なコミュニケーションが取られていないのでしょうか?

コロナが発生する前は、「夫は元気で留守がいい」といわれておりましたが、リモートで仕事をすると、家庭内で夫婦間・ストレスが溜まってしますのでしょうか?夫婦であれ、他人であれ要は「自分以外の人間」には変わりないわけですからどうしても分かり合えない部分はあるはずです。
もし既婚の方で全くこれを感じたことがない方がいたとしたら、非常にうらやましいことです。

ハンガリー系カナダ人の生理学者で、ストレス学説を唱えたハンス・セリエ博士も過去に示した、「ストレスは人生のスパイスである」という言葉に象徴されるように、人間にとって適度のストレスは必要であり、全くストレスを感じない時より生活のリズムが順調に流れたり、効率よく仕事をこなせたりする場合があるようです。

ストレスを感じる度合いや耐久性には、個人差があるようですが、「心の疲れ」を感じたなら、可能な限り休息をとることが必要でしょう。
自分については、これといった趣味もないので、ストレス発散法には苦慮するところですが、家族と他愛もない話をしながらテレビを見ることでしょうか?

もっとも、昨今はストレスになりかねないテレビ番組も少なくないので、気を付けなければなりませんね。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 19:00まで
16日(火) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため午後の診療時間はご確認
24日(水) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
30日(火) 会務のため 17:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合があります。

●3月のトピック
皆様、こんにちは。
3月に入り、寒さが少しずつ緩んで春の兆しを感じられるようになってきましたね。
予断は許さないものの、新型コロナウイルス感染症患者数も、ピーク時に比べてかなり減ってきたように感じられます。

昨年、とある施設利用者のご家族の方にご連絡をいただき、歯科治療のため訪問した時のことです。
この頃は札幌の介護施設や病院で新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生したことから、施設利用者以外の訪問には神経質になっておりました。
これは無理もないことで、ひとたび「コロナ発生」が報道されると非国民のように非難される始末です。

私の場合も、ご家族の方を通じ施設側へ訪問理由を告げ打診をしたうえでの訪問でしたが、受付では頭からアルコールスプレーをかけられてしまいました。
よほど汚そうに見えたのかもしれません。
その後、札幌でのコロナ発生件数が増え始めたころより訪問できなくなり、患者様がどうなられたかはわかりません。

こんな時に、私の歯科医院へ来院される方を診てみると、「我慢に我慢を重ね、いよいよ耐えられなくなって来られる方」が少なくありません。

先日、上あごの歯ぐきの痛みを訴えてこられた方ですが、写真のように粘膜の剥離、潰瘍で傷だらけとなり、お口の中も汚れている状態でした。

状況をご説明し、口腔内清掃を行い、ご自宅でも清掃に気を使っていただくようにしたところ、1週間後にはほぼ完治してしまいました。

このように、コロナ禍とはいえ気になることがあった場合にはお近くの歯科医院へ受診されることをお勧めします。

コロナ騒動が起きて以来、真っ先に「パチンコ店」と「歯科医院」は攻撃対象となりましたが、今のところ大きなクラスターも発生せず胸をなでおろしているところです。
こうした誤解から人の流れが変わってしまうことは残念ですが、これは飲食店に対しても同じことなのかもしれません。

コロナ感染者が減ってきているなか、今後は私たちの生活の仕方にも苦慮するところです。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
12日(火) 会務のため 19:00まで
15日(月) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
16日(火) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
18日(木) 会務のため 18:00まで
22日(月) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●2月のトピック
皆様、こんにちは。
寒い日が続く中、若干新型コロナウイルス感染症が減少の兆しが見えてきたような気がしていますが、増減を繰り返してきた経過からは手放しで喜べない状況ですね。

さて、私のところで普段入れ歯や銀歯などの技工物製作を依頼している技工所があるのですが、その技工士さんから「病気のため少し休業したい」との連絡がありました。長年お願いしていた方だけに、早く復帰していただきたいと思うところですが、「十分休養していただき、しっかりと治していただきたい」と思います。

先日、東京歯科保険協会が都内の歯科技工所に対して行ったアンケート調査に関して医療新聞に掲載されておりましたが、一言で言うと我々歯科医と同様に個人経営が多く、労働時間などの労働環境は厳しいものがあります。

1日の労働時間については10~15時間未満が43.1%と最も多く、5~10時間未満39.8%と続き、15~20時間未満も5.2%もあるという結果に驚かされます。
さらに、私のところでも技工士さんに技工物を届けてもらっているのですが、この外交にかかる時間も1~2時間未満26.1%、2~3時間未満25.6%とかなりの時間を割かれえることになります。

技工所の規模でも、1人ラボ(技工所)が37.0%、事務員がいるが技工士1人は17.0%で、半数以上は1人で歯科技工の仕事をこなしていることになります。
こうした状況の中、後継者の有無を問う設問では83%は後継者がいないとの回答がありました。

現在、歯科技工士も歯科衛生士とともに不足していると言われておりますが、昨今の状況を考えますと、ただ養成所を増やすという単純な方法では解決しないように思います。
どのような仕事にも言えることですが、だれもが魅力を感じるような状況になれば、自然と人が集まってくるのではないでしょうか。

2021年1月


●1月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 18:00まで
12日(火) 歯科健診のため午前は休診、14:00より診療します
14日(木) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 16:30まで
22日(金) 会務のため 17:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
※新型コロナウイルス感染症の状況により、予定が変更になる場合がありま
す。

●1月のトピック
皆様、こんにちは。
私事ではありますが、無事に新しい年の幕開けを迎えることができて大変喜ばしい限りです。
昨年は、札幌市が新型コロナウイルス感染症の急速な広がりをみせ、一時「Gotoキャンペーン」が中止されたところです。
いろいろな境遇の人がおりますので、この判断が最良かどうかの判断は難しいことでしょう。
海外では、この感染症の変異したウイルスが見つかり、日本やアメリカでも患者が確認されたそうです。

日本の中では、東京在住の人が敵視される例もあるようですが、北海道でも全人口の半数近くが札幌市に集中していることから、同様に札幌在住の人が敵視される場合もあるようです。
私も、やむなく地方へ行く際に「札幌ナンバー」が嫌がらせされないか気を遣うところです。

しかし、人口規模やPCR検査の実施数の違いはあるにせよ、ここ最近の北海道や札幌市の感染者数の減少傾向については、我ながら「頑張っているのでは?」と思います。
ただでさえ北海道は、例年厳しい環境で光熱費など他の地域よりお金がかかるうえ、これといった産業もなく、まさに「遊びに来るには良いところだが、住むには厳しい場所」といった感じがしているので、今回の感染者減少を少し褒めてもらいたいところですね。
少し愚痴を言うなら、「Gotoキャンペーン」も北海道にとってありがたいのは確かですが、「お金と暇のある人」しか利用できず、私にとっては縁遠いものに感じます。

毎日コロナに関する報道に事欠かないところですが、マスクやアルコール、検温機などのセールスや、サラ金などからの融資勧誘などはおなじみですが、医療者に対する補助金目当てに銀行から金融商品などの投資の勧誘があったときには残念な気持ちになりました。
同じお金であっても、それがどのような意味を持つのか考えたことがないのではと思います。
恩恵にあずかることができた人は、たとえその額が少なかったとしても、今一度考えてみる必要があると思います。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
14日(月) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
16日(水) 会務のため 18:00まで
23日(水) 会務のため 18:00まで
※28日(月)12:00まで診療いたします
※年明けは1月5日(火)より診療いたします

●12月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ、「一年の最終月」を迎えました。
今年は本当に大変な年であり、今後もいつまでこのような「不安」が続くのかわかりません。
私にとっては、本当に今まで経験したことがない大変な1年でしたが、幸いに身の回りに感染者が出なかったことだけが救いとなりました。
しかしながら、現在も依然として感染者が減らないなか、今後も感染しないように祈るばかりです。

こうしたなか、北海道在宅歯科医療連携室事業として先日、歯・口腔に関する在宅療養支援サポート研修会が開催されました。
今回は、日本歯科大学教授で日本歯科大学口腔リハビリテーション多摩クリニック院長でもあります菊谷武先生を招聘し開催予定でしたが、昨今の状況を鑑み、東京から全道へ配信するWEB研修会となりましたが、去年までは全く行われたことのなかった取り組みです。

インターネットを活用したコミュニケーションは、今まで世間ではあまり利用されていなかったようでしたが、WEB会議などは国内外の企業でよく行われていたようでした。
最近になって、幅広い層に利用されるようになって我々一般人も企業のレベルに少し追いついたのかもしれません。
コロナウイルス感染症の広まりは望ましいものではありませんが、この災いによって今までと違ったコミュニケーションの方法が広まったことは良かったのかもしれません。

医療の分野では、今まで以上にオンライン診療が広まるかもしれません。
例えば、状態が安定していて毎月高血圧症や糖尿病の薬だけ処方されている方などは、オンラインで状況を確認し薬を郵送することができれば、へき地や離島などの患者さんにとっては便利かもしれません(あくまで、専門外の私の想像です)。
しかし、歯科治療の場合は処置中心ですので、オンラインで歯を削ったり、抜いたり、入れ歯を装着したりすることはできませんので、今すぐに広がっていくことはないでしょう。

しかし別の発想では、簡単な抜歯後の状況や、新しく入れた入れ歯の調子などをオンラインで確認できれば、遠方から来院の場合の通院回数を減らすなど、ある程度の利点は見込めそうです。

さて、来年春にはマイナンバーカードを利用したオンライン資格確認システムが全国の医療機関で始まることが決まっており、我々も導入について検討しなければなりません。
一つ言えることは、オンラインであっても対面であっても、困っている人の助けになるように心がけなければならないということです。

来年が皆様にとって、良い年になるようお祈りいたします。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 5日(木) 歯科健診のため診療時間はご確認ください
10日(火) 会務のため 19:00まで
12日(木) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
13日(金) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
19日(木) 会務のため 16:00まで
25日(水) 会務のため 14:00より診療(午前中休診)
26日(木) 会務のため 18:00まで

●11月のトピック
皆様、こんにちは。
今年も残すところ、あと2か月となりました。
今年は新型コロナウイルス感染症が、世界的に蔓延したため経済活動から身近な生活に至るまで、かつてないほどの変貌が起こり人々の内面にまで大きな影響を及ぼしました。
これほど大きな変化を目の当たりすると、仮に何年か後に感染が収束したとしても、以前と同じ状況には戻らないような気さえします。
果たして良いことなのか否か。

先日、ある診療所の出来事ですが、マスクを着用しない患者様が待合室で待っていたところ、マスクをしている患者様がスタッフに対して苦情を訴えたそうです。
マスクをしていない人が待合室にいたことに対しての苦情と思われます。
また、別の診療所では、近隣でコロナウイルス感染の報道があった際に、歯科医院に匿名で、発生場所の関係者を診察しないように連絡があったということです。

私個人は、このことを本当に残念なことと思いますが、コロナによって人々の行動にも少なからず影響が出始めている感じがします。
コロナウイルスが蔓延する中「マスクをしないことをどう判断すべきなのか?」「はたして、マスク着用は感染防止に有効なのか否か?」という論争は、答えの出ない論争の一つで、正に「不毛な論議」にすぎません。
しかし、皆が利用する施設であるいは飲食店においては、代表者や責任者が各々の感染対策に苦慮していることもご理解いただければ幸いです。

先日、札幌市のご協力のもと「札幌市高齢者口腔研修事業・介護口腔ケアセミナー」をリモートで開催しました。
介護関係者を対象に、北海道大学・高齢者歯科学教室の渡邊裕・准教授にご講演をしていただきましたが「手前味噌」ではありますが、非常にわかりやすい内容だったと思います。

渡邊先生にお聞きしたところ、現在大学の講義は大部分がリモートで行われているとのことでしたが、人と人との関わりが希薄になりがちではと心配になります。
医療界でも医科の場合は「オンライン診療」が増えてくると思いますが、歯科の場合は実際に施術しなければなりませんので難しいところです。

先日、週刊誌ではまた「歯科医者ネタ」が出ていたそうですが、こうした記事を書いているライターは、実際に歯科医院へ行って苦心しているさまを取材してもらいたいほどです。
我々も「人から感謝される」よう、一層の努力が必要ですね。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
 9日(金) 会務のため 18:00まで
12日(月) 会務のため 18:00まで
15日(木) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
20日(火) 会務のため 17:30まで
21日(水) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 16:30まで
29日(木) 会務のため 17:30まで
30日(金) 会務のため 18:00まで

●10月のトピック
皆様、こんにちは。
気が早い話ですが、今年も残すところ3か月となりました。
つまり、4分の3が過ぎてしまったということです。
残り少なくなりましたが、今年はどんな年になるのでしょうか。

ここ最近、地球温暖化が原因と思われるような異常気象による災害が多く報道されておりましたが、「50年生きていて、初めて経験する災害だった」と被災者が言うように、何年も起こったことがないような災害が我々に降りかかってきました。
「新型コロナウイルス感染症」は災害ではありませんが、まさに「50年余り生きていて初めての災い」といえるでしょう。
この病気があまりにも大きな影響があったため、社会でほかの問題がかすんでしまったほどです。

混乱が起こったときに、いかに冷静に行動できるかが浮き彫りになりますが、東日本大震災の時に、被災者が冷静に規則正しく行動していたことが、海外ではある種の驚きとしてとらえられていたように思います。
これは、日本人の特徴でもあり、この事例に対しては良いことだったのかもしれません。

欧米人は日本人と異なり、自分の考えをしっかりと持ち行動することが多いようで、我々と比較すると個人主義とも受けとられています。
日本人の発想も、欧米人のそれも、その時々で評価が分かれるのはもっともなことだと思います。

日本の港に外国籍の客船が入港し、新型コロナ感染者の存在が明らかになった際には、海外メディアはもとより、自国のマスコミもこぞって日本政府の対応を批判しましたが、その後海外での感染者が増加すると、その声もかき消されてしまいました。

つまり、今行われていることが正しいか否かは、時間が経過してみないとわからないということです。
今世の中で行われている「コロナ対応」についても同じことが言えるのではないでしょうか。
我々は、政府の示したガイドラインに則って行動するしかありません。
マスクの装着や、検温が意味のあることかはわかりませんが、各自感染防止のため取り組んでいくしかありません。

「コロナウイルス」についてどのように考えるかは人それぞれですが、交通機関や施設内では訪問者は決められた基準に従うことが求められて、意見の相違からトラブルになることが増えているようです。
うっ憤が溜まっているのか、みな怒りをぶつける相手を間違っています。
怒りの矛先は政府の高官やバスの運転手や、飲食店の店主ではなくコロナウイルス自体です。
つまり、仕方がないのです。
本当に苦しい時期ですが、明るい未来を信じるしかなさそうです。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
14日(月) 会務のため 18:30まで
16日(水) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
18日(金) 会務のため午後の診療時間はご確認ください
24日(木) 会務のため 16:00まで

●9月のトピック
皆様、こんにちは。
先月末、安倍首相が突然の辞意を表明し、多くの人が驚かれたのではないでしょうか?
以降、国内はもとより海外からも驚きの声とともに、在任中の功績についていろいろな意見が寄せられておりました。

私の感覚では、概ね「良い」という声が多かった気がしますが、昨今のコロナウイルスによる混乱と不景気の状況により、厳しい意見も少なくはありませんでした。

皆様もご存じかもしれませんが、この発表の後ある議員が厳しい意見を発しておりましたが、あまり共感できるものではありませんでした。
辞任の真相はもちろんわかりませんが、ご本人が病気であると表明しているわけですから、それを信じるしかないわけで、そのことを責めるのは酷な気がしますね。

先週、私も毎年行っている健康診断に行ってまいりましたが、もちろん自分のためではありますが、今は家族や周りの仕事仲間、そして患者様に対しても自分の健康管理は重要です。
昔と違って、現在ではコロナに関係なく診療毎にグローブやマスクを装着して診療にあたりますが、これは患者様からの感染を防ぐ意味もありますが、我々が皆様に(病気を)感染をさせないためでもあります。

そのために、毎日体温計測をし、レジャー目的の外出は避けるようにしています(日常生活に必要な外出はしています)。
そういった意味で、先の議員の意見はわからなくはありませんが、だれでも自ら進んで病気になるわけではないので、もう少し寛容さがあった方が良いかと思います。

本当に同じ話題が続きますが、みなこの感染症に疲れ、そして諦めや怒りさえ感じているかもしれませんが、怒りをぶつけるのは個人に対してではないということです。
ではどうしたらよいかという妙案はありませんが、少しずつでも前進していくしかありませんね。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 4日(火) 会務のため 18:00まで
12日(水) 会務のため 18:00まで
14日(金) お盆休みのため休診
15日(土) お盆休みのため休診
17日(月) 会務のため午後休診
19日(水) 会務のため 18:00まで
24日(月) 会務のため 16:00まで
27日(木) 会務のため 18:00まで

●8月のトピック
皆様、こんにちは。
相変わらず、世の中の話題が「コロナ一色」で辟易するところです。

さて、昨今の新型コロナウイルス感染症・拡大のため、いろいろな業種に影響が出て業績が悪化していますが、飲食業、サービス業ばかりでなく医科医療機関や歯科医院も当然苦しい経営状況にあえいでいるところです。

さて、こんな中でも当院へ来院される患者様もおりますが、イメージとして「我慢して様子を見ていたが、やはり治らないので受診した」という方が少なくありません。
ですから、来られるなり「抜歯が必要です」ということが度々ありました。

これは、仲間内の歯科医院のみならず他の医療現場でも見受けられるのではと思ってしまいます。
新型コロナウイルスへの感染を恐れるあまり、日常生活での行動が必要以上に制限されて、時として弊害を生じることがあるのだと思います。
歯周病や虫歯などの歯科疾患は、慢性疾患ですので短期間での受診抑制が即悪化につながるとは考えづらいですが、今後コロナウイルスの状況によっては「口の中の状況」に深刻な影響が出る方もいるかもしれません。

なお、歯科医院受診の際、我々歯科医師は感染予防対策を十分行うことを心がけておりますし、皆様(歯科受診を検討されている方)は日頃からご自身の健康状態に気を配り、発熱などの症状があった場合は歯科医院受診前に関係医療機関の受診をするなどのご配慮をいただければ、それほどリスクが大きくはならないと思います。
積極的な受診をお願いするわけではありませんが、お口のことで気になることがあった場合はお早めにご連絡いただくことをお勧めいたします。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 2日(木) 会務のため 18:00まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
15日(水) 午後の診療時間はご確認ください
16日(木) 歯科健診のため11:30より診療
22日(水) 会務のため 16:00まで
29日(水) 会務のため 18:00まで

●7月のトピック
皆様、こんにちは。先日、子どもと「コロナ禍」は何と読むかという話になりましたが、私は無学をさらけ出して「コロナうず?」などと言っていたところ、「コロナ(か)」と読むことを教えてもらいました。
あまり重要ではありませんが。

さて、そのコロナも少しずつ収まりつつありますが、以前のような生活が戻ってくるのは少し時間がかかりそうです。
道を歩いていても、マスクをしていない人はほとんどいません。
最近になって、マスクや消毒用アルコールも市中で出回るようになり、少しずつ落ち着きを取り戻しているように見えます。

しかし、我々医療職が普段から仕入れている医療物資の平均的な価格からみると、アルコール類では3~5倍、マスクではいまだ7~10倍程度の価格で販売されているようです。
医療職向け企業のホームページでは、未だ不足している物資もあるのに、診療室のFAXには医療と全く関係ない企業から高額な物資提供の案内が届いております。
販売資格に係るもの以外、商売は自由に行えるのは当然で、資本主義である以上儲けが出る仕事に人が集まるのはやむを得ないですが、飲食店などがアルコール提供(もちろん有償で)の話には少し驚きました。

そのような中、北海道薬剤師会から地域の医療機関、高齢者施設、教育施設等へ、アルコールの無償提供があり、大変ありがたいことと感じております。
流行のピークを超えつつある感じはしますが、まだまだ予断を許さない中の地域貢献には感謝する次第です。

我々歯科医も皆、何か貢献できればと日々考えてはいるものの、未だ「歯科医院は感染源」というような思いが広がっており残念に感じます。
確かに「昼カラ」のように口からの飛沫によって感染する場合もあると思いますが、歯科医療を必要としている人もいると思いますので、感染対策に気を抜くことなく頑張っていくしかありません。

先日、夜間救急を担当しましたが、「他の地域への移動自粛解除」を受けて受診者が増えつつあるということでしたので、混乱が落ち着いて少しずつ以前の状態に戻れば良いと思います。
これからは、再度増えつつある感染者について十分留意したうえで、「過剰になりすぎず、しかし安心せず」で取り組んでゆきたいです。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
17日(水) 午後の診療時間はご確認ください
24日(水) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
29日(月) 会務のため 17:00まで

●6月のトピック
皆様、こんにちは。
3月から、「新型コロナウィルス感染症」一色になってしまいましたが、日々健康に過ごされることをお祈りいたします。

さて、先月のゴールデンウィークはどのようにお過ごしでしたでしょうか?
安倍首相をはじめ、他の政府関係者など多くの方から外出制限について通達がありましたが、ストレスが溜まってしまいますね。

仕事に追われて過ごすことも大変ですが、何処にも出掛けず過ごすことが苦痛に感じた数日間でした。
テレビを見ても、「コロナ」の話題が多く、休日の観光地で人出が前年比何%減少したなどという話題には少々辟易する思いです。

そんな中、ある女性が実家に帰省したのちコロナウィルス陽性となった話題がテレビで取り上げられておりました。
聞くところによると、インターネット上で個人を特定し不特定多数の人が誹謗中傷を繰り返しているとのことです。
以前ある県の歯科医院で感染が起きたことが唯一報道された時にも、場所を特定され、勝手にインターネット上に公開されてしまったそうです。

どのような理由があっても、個人に対して寄って集って袋叩きのように攻撃する人には理性を感じません。
こうしたことは、日頃溜まったストレスや怒りなどの発散場所となってしまっているのでしょう。
まさに怒りをぶつけるための「スケープゴート(犠牲のヒツジ)」を思い起こさせます。
本当に日本が逼迫した状況になりつつあることを実感し、ある意味「人間の怖さ」を感じました。

最近は外出を控え、家にいることが多くなったせいかテレビを見る機会が増えましたが、この話題に関しては報道の在り方に疑問を感じることが多いです。
ある意味、マスコミがこうした混乱を招く引き金になっているような気さえします。
厳しい時期にある時こそ、正しい情報のみを伝え、コメンテーターの無意味な感想や思想などを排除した方が良いと思います。
私的に見ると、必要以上に無駄な情報を伝えて、民衆の不安や怒りを煽っているとしか思えません。

私自身、常識的な行動を心がけると同時に、感染者には罪がなく、誰の身にも起こりうるということを認識し、身近にそのような人が出たときには、自分のできる範囲で助けられれば良いと思います。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
 8日(火) 会務のため 18:00まで
11日(月) 会務のため 16:30まで
13日(水) 午後の診療時間はご確認ください
14日(木) 会務のため 18:00まで
16日(土) 会務のため 11:30まで
19日(火) 午後の診療時間はご確認ください
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 18:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで

●5月のトピック
皆様、こんにちは。
わが北海道、とりわけ札幌市においては感染者の増加がなかなか収まらない状況が続いており、みな不安を抱きつつ生活しているところです。
皆様も、ぜひお体にお気をつけください。

現在、日本各地で感染者がぞうかするなか、突然厚労省からある提案が発表されましたが、ご存じでしょうか?
それは「歯科医師もPCR検査を実施できるようにする」という時限的・特例的措置についてです。

ただ、現時点でこの提案がそのまま認められるわけではなく、認められる場合もその内容について一般市民の方へ十分知っていただく必要があると思います。
まず、この措置が実施されることになっても、歯科医師の誰もが参加するわけではありません。
実施されるにあたっては現時点で4つの条件があり、それをすべて満たした時点で実施されるということが考えられています。

①他の職種(医師、看護職員、臨床検査技師)による実施が困難な場合。
②直ちに検査を行わなければ感染が急速に拡大する等の緊急性を要するという状況下であること。
③本来実施することのできない歯科医師が検体採取を行うことについて患者が同意していること。
④適切な処置を行うために必要な教育研修を受けた歯科医師が実施すること。

この条件をすべて満たした場合に限り、時限的かつ特例的に行うというもので、すべての歯科医師が携わるものではありません。
ですから一般の歯科診療所で気軽に行うものではないということです。

現時点では、もしそのような時が来ても、大学病院の歯科外来や病院歯科などの歯科医師が行うものと考えられます。

色々な思いはありますが、昨今の緊急事態において、歯科医師が少しでも貢献できることは良いことだと思います。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
23日(木) 会務のため 18:00まで

●4月のトピック
皆様、こんにちは。いま全世界が、1つの感染症のため大変な混乱に陥っておりますが、早く終息に向かうことを祈っております。
そして、今まで平凡な日々を漫然と送っていたことがいかに幸せなことなのか皆が身に染みるほどわかったと思います。

過去にも、「カサンドラクロス」や「アウトブレイク」といった映画が公開されましたが、まさに現実のものになるとは思いませんでした。
尤も、映画の方の致死率はさすがにフィクションといえるものでしたが。
しかし、感染症だけでなく、つい先日の「トイレットペーパーやティッシュの不足」や、昨今の首都圏での「買い占め」などの報道を聞くと、パニック映画そのものです。

映画では、天変地異や事故などの災いが人々に降りかかり、主人公を始めとした主要人物たちが力を合わせて難局を乗り切るというパターンですが、その中に必ず秩序を乱すわがままな輩が登場し、自分勝手に行動した挙句不幸な結果を招くというお約束です。

行政の勧告を無視して、夜の街中で徘徊している若者たちをテレビで見たときは、まさに映画のあらすじそのものと感じましたが、一方で商売ができなくなり困っている人たちもいることは確かですので、複雑ですね。
先日ご不幸があったタレントの方も「(ほかの人が来なくても)自分が飲みに来る」といって馴染みのお店へ行っていたとの話を聞くと、残念でなりません。

映画では、2時間程度の間の我慢ですが、今私たちに降りかかっている災いがいつまで続くか全く不明であり、不安が募るばかりです。
日本のインフルエンザ治療薬がこの感染症に有効かもしれないという報道がありましたが、早く特効薬が作られることを望むばかりです。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 3日(火) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
18日(水) 会務のため 18:00まで
19日(木) 会務のため 16:00まで
24日(火) 会務のため 16:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
30日(月) 会務のため 17:30まで

●3月のトピック
皆様、こんにちは。
1カ月前は、まさか世の中がこんな状況になるとは想像もしていませんでした。
外国で、重篤な感染者が続発するような感染症が沸き起こっても、どこか他人事のように感じていました。
そして、わが北海道が日本で一番感染者を抱えるようになるとは。

例年3月は、いろいろな意味で忙しく、特に会合などが連日のように行われておりましたが、今年は行政の会議はすべて中止となり、歯科医師会の会議も極力中止する扱いになりました。
私の本業にとっては良い知らせとなりそうですが、そういうわけにはいきません。
先日の会合でも、他の先生たちの厳しい状況も耳に入りました。

我々は、特に「口(くち)」を診る仕事ですので、真っ先に感染の危険にさらされるわけですが、消毒用エタノールやマスク、グローブといった物資が全く手に入らなくなってしまいました。

少し話しはそれますが、映画の中でパニックを扱ったものがありますが、あらすじでは決まって、普段は秩序正しい人々が災害などに直面して我を失い自分中心に行動してしまい、新たな悲劇を生むというというような内容になってしまいます。
似たようなことが、現実にあり得ると実感しました。

決まった商品に群がって奪い合うような姿は、他の国からも軽蔑されかねず、自分自身も気を付けなければと思います。
そういう自分も、スーパーに行き空になった商品棚をむなしく見つめており、少し戒めなければなりませんね。

聖書の記録の中に「十の災い」というものがあり、詳しい内容が省略しますが、現代の世界の振る舞いに対する戒めのように感じます。

これは、イスラエル人を奴隷としていたエジプトに対する災いですが、
1.ナイル川の水を血に変える、
2.大地が蛙で埋め尽くされる、
3.ブヨを放つ、
4.蚊を放つ、
5.家畜に疫病を流行らせる、
6.腫物を生じさせる、
7.雹(ひょう)を降らせる、
8.イナゴを放つ、
9.暗闇で覆う、
10.長子(長男の意味)を皆殺しにする、というものです。

我々は、似たような災いを克服して現在の繁栄をつかみ取ってきました。
1900年代初頭には、「スペイン風邪」が世界的に大流行し、わが国でも当時人口5500万人に対して、39万人が犠牲になったそうです。

日本が一つにまとまり、今回の難局を乗り切って、穏やかな日々を取り戻すことを願っております。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 3日(月) 会務のため 16:30まで
13日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
18日(火) 会務のため 17:30まで
20日(木) 会務のため 17:30まで
27日(木) 会務のため 18:00まで

●2月のトピック
皆様、こんにちは。
今までは、インフルエンザが流行する季節でしたが、今年はコロナウィルスによる感染症が脅威となっています。正しい知識のもと、うがい、手洗いなど基本的な感染予防を実施してゆきたいですね。

さて、今年予定されている診療報酬改定ですが、薬価が引き下げられ全体でマイナス改定となりますが、我々歯科の個人開業医の場合、医科と違って薬にかかわる部分はある程度限定されているので、大打撃とまではいかないといえるかもしれません。

しかし、歯科にとってもここ数年非常に頭を悩ませる事態が起きています。
それは、保険治療の部分入れ歯や金属冠の原材料となるパラジウム合金の高騰です。
保険で使用される金属はその成分比率が決められており、金を12パーセント以上含有したものでなければ用いることができません。

俗に金パラと呼ばれ、正式には金銀パラジウム合金というものが使われます。
問題点は、保険の材料でありながら価格が変動することで、2017年の実売価格を「1」とすると、18年「1.2」、19年「1.3」、そして今年1月でついに「2.03」、つまり3年で価格が2倍になってしまいました。

これは、皆さんにとっても不幸なことで、保険点数が年2回金パラ価格のみ改定されます。
つまり原材料が上がった分だけ保険点数に反映されてしまうのです(実質上の値上がりです)。

値上がりの原因として考えられていることは、歯科用合金の成分で大部分を占めるパラジウムの高騰です。
一般的には聞きなれない金属ですが、自動車の排ガス浄化用の触媒として使われているそうですが、生産国が南アフリカとロシアで全世界の8割を占めるそうで、資源に乏しい我が国にとっては厳しい限りです。
もともと、プラチナやニッケルの副産物として産出されるため、プラチナ鉱山の閉山が相次ぐ南アでの生産が減少し、世界的に高騰しているそうです。

歯科の世界では、もはや銀歯1個作るごとに技工料+材料費で保険点数を上回ってしまい、赤字となっています。
口の中に使う金属なだけに、「何でもよいから安価な金属を!」というわけにもいかず、我々を困らせています。

では、それに代わるCAD/CAM(キャドキャム)はどうなのでしょう。
CAD/CAMとは、保険でも特定の歯に限って認められた、硬いプラスチック製の冠を指します。
見栄えは、歯のように白くある程度硬さもあるので、広まる可能性がありますが、一方で技工料の高さがあり、保険点数も高いので皆様の負担が増えてしまうことが悩ましいことです。

自分の不利益を、すべて患者さんに押し付けることもできず、結局のところ「いつか安全な新しい合金が開発されればよい」というような夢のような寝言を唱えつつ、日々診療しております。

2020年1月


●1月の診療時間のおしらせ
令和2年1月4日(土)より診療いたします。
 6日(月) 会務のため 18:00まで
9日(木) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(火) 会務のため 17:30まで
23日(木) 会務のため 16:00まで
29日(水) 会務のため 18:00まで

●1月のトピック
皆様、こんにちは。
また新しい年を迎えることになりましたが、皆様にとって最良の年となるようお祈りいたします。

さて、ここ数年時間の流れを早く感じるようになったのですが、今年は私が大学を卒業して丁度30年目の年になります。
昨年末、平成生まれの方が久しぶりに来院されましたが、臨月ということでした。
平成で言うと、今年は「平成32年」ですので「お母さん」になられる方がいても不思議ではありませんが、「自分の齢」を意識させられました。

さて、今年は我々にとっても関係の深い保険改定の年です。
皆さんが、病院や診療所で治療を受けると費用が掛かりますが、その一部を医療保険によって肩代わりしています。
医科、歯科あるいは薬局でも受診時に費用が掛かりますが、行った治療、投薬に対して一つ一つ金額が決まっていて、それが保険点数という形で表されています。
また、点数だけではなくどのような治療を行ったら請求(算定)できるか事細かな決まり(保険解釈)があります。

イメージとして、鮮魚店で魚を1匹を売るとき、「そのまま売ったら100円、頭をとったら120円、3枚におろしたら150円」という感じで、「ただし、3枚におろした場合は翌日までは150円だけど、3日目以降は請求できません」というような解釈も付随します。

この解釈も、「(問)●●の請求で、△△してから◎◎して●●しても良いか?」
「(答)△△は可だが、◎◎の後に●●した場合は不可」というような感じで「疑義解釈」として改定後暫く経ってから厚労省より通知されます。
ですから、保険改定時に購入する分厚い「点数表の解釈」と、後から通知される解釈の両方について理解を深めておく必要があります。

さもなくば、そのままの魚を1匹150で売ったり、3枚におろして3日以上経っているのに売ってしまったり、ひどい場合は1匹しか売っていないのに3匹売ったことにしたり収拾がつかなくなりますね。

さて、今回の改定は救急医療に対する対応分を除いて+0.47(技術料本体)という結果になりました。
たった0.47%の増加といっても、国費ベースで金額換算するとおよそ550億円、医療費ベースでは2230億円ほどの金額になるそうです。
しかし、医療費全体に占める割合では、概ね医科が75%、調剤18%、歯科7%となっていることから、上記の数字から見て歯科が大変潤うわけではありません。

しかしながら、経済状況がさらに不透明感を増す今日において、僅かであっても感謝の気持ちが必要かもしれません。
新技術を導入するだけでは、患者さんは納得しないでしょう。
旧来の技術であっても誠意をもって対応する必要があると思います。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
 3日(火) 会務のため 17:30まで
 7日(土) 会務のため 午前11:00より診療いたします
12日(木) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
18日(水) 会務のため 18:30まで
19日(木) 会務のため 16:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで

12月28日(土)午前中まで診療いたします。
令和2年1月4日(土)より診療いたします。

●12月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ今年も残すところ、あと1か月ほどとなりました。
皆様にとって、今年はどのような年でしたでしょうか?
私にとっても、今年も良いこと、そうでなかったことなどたくさんありましたが、1年を通じて私も家族も大病しなかったことが、一番良かったことです。

ところでこの「トピック」ですが、自分のパソコンを確認したところ平成22年11月分から保存されていました。
あいまいな記憶ではありますが、その年の6月からホームページを立ち上げ、初めの5か月かは業者の方に作ってもらっていたように思います。
その後、11月からは自分で作って掲載を依頼しておりましたので、今年で丸9年になります。
途中、ホームページの仕様が変わり、現在の形になりました。

このやり方も、いずれは変えていかなければならないと思いますが、他にやらなければならないことが山積みになっており、なかなか進みません。
しかし、我ながらよく続いたと思います。

9年の間に、子どもの成長、自分の転機、などいろいろな事がありましたが、自分では精いっぱいやってきたつもりです。
改めて、自分が初めて務めた歯科医院で先輩に言われた言葉を思い出します。
「30年後、(自分は)何しているんだろう?」、「歯医者に決まってんだろ!(先輩)」。

私は、大学を卒業して来年で30年目を迎えます。
先輩の言葉通りになりそうですが、最近は5年後、10年後の自分を想像して「ゾッとする」ことがあります。
果たして、「健康でいられるだろうか?」

このごろ、医療の現場で歯科が話題に上りことが少なくありませんが、「オーラルフレイル」という言葉をお聞きになったことがありますか?
口腔も体の一部なので、年齢とともに衰えて噛んだり飲み込んだりする機能に不具合が生じてきますが、「フレイル」とはそうした状況を指すものです。

私も、食事の際にむせたりすることがあり、自分の体の衰えを感じずにはいられません。
現在、80過ぎの母親と同居して考え方の違いに戸惑ったり、老いを感じたりすることも少なくありませんが、「年寄笑うな、行く道じゃ」を胸に刻んで健康に気を付けたいと思います。

来年も、皆様方にとって健康で幸せな年になりますよう、心よりお祈りいたします。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 午後の診療時間は確認してください
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 16:00まで
26日(木) 研修のため 17:30まで

●11月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ冬の兆しを肌で感じられるような寒さがやってきましたね。
ここ数日は、朝晩は暖房が必要な時もありました。
長年住んでいる土地とはいえ、冬の到来は憂鬱な気持ちになります。

さて先日、私たちの歯科医が所属する会で「在宅医療」に関する研修会が催され、多数の出席者を迎え盛会に終えることができました。
講師として招聘したのは、東京で在宅のクリニックを開設されている新田國夫先生で、医科の先生です。

新田先生は、一般の開業医として在宅医療に取り組む傍ら、全国在宅療養支援診療所連絡会を始めとした多数の団体に所属して、在宅医療に関するエビデンスや医療連携などについて協議し在宅医療を全国的に普及させる活動などを行われております。

みなさんは、「地域包括ケアシステム」という言葉を聞かれたことがあると思いますが、これは団塊世代が後期高齢者(75歳)となる2025年(平成37年)を目途に、高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができるように考えられた、地域の包括的な支援・サービス提供体制のことです。

高齢者が増えれば、健康な方だけではなく介護を受けながら生活する方も増えるので、結果として在宅医療は重要となってきます。
この際に、「システム」となっているので、医師や歯科医師、看護師、薬剤師や他の医療職、介護職、そして行政も関わって、地域の中で暮らしを支えることが必要となります。

以前、歯科職種は在宅医療においても単独で歯科治療だけを行うことも少なくなく、自分の得意分野が終わるとさっさと帰ってしまうなど、他職種からも理解を得られないことも多かったようです。
私も、なかなか他の医療職、とりわけ医師と意見交換することは難しいと感じておりますが、医師の側からも同じ考えが少なくないようです。

新田先生は、医療職の中でも歯科の役割について理解があり、歯科職種の役割と重要性についてもいろいろなお考えをお持ちです。
もちろん、歯科だけではなく他の職種との医療連携についても重要だと説いておられます。

在宅医療に限らず、この考えが今以上に広まってもらえれば良いと思います。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 5日(土) 会務のため 休診いたします
10日(木) 会務のため 18:00まで
11日(金) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 会務のため 午後の診療時間は確認してください
18日(金) 会務のため 18:00まで
24日(木) 会務のため 16:00まで
30日(水) 研修のため 17:30まで
31日(木) 会務のため 17:30まで

●10月のトピック
みなさん、こんにちは。朝晩の気温が下がり、場所によってはついに一桁台になってしまいました。
いよいよ、「短い秋」、そして「長い冬」を迎えるのかと思うと、何となく寂しい気持ちになってしまいます。

「夏の喧噪」に比べ「物静かな秋」へ続いてゆく感じです。こんなことを言うと、「マイナス思考だね」と知り合いに言われそうです。
人との話題の中でも「マイナス思考の弊害」や「マイナス思考を改善する方法」など「マイナス思考=悪」という発想であふれています。

先日、お笑いタレントの方がうつ病のため休養されるということがテレビで伝えられていましたが、マイナス思考とこの病気も関係する部分もあるかもしれません。

そもそも、マイナス思考とは何なのでしょうか?「物事を悪い方に考える傾向」、「失敗を恐れるあまり新たなものに取り組めない」「失敗の後に後悔の念が膨らむ傾向」などでしょうか?もしこれらがそうだとしたら、別に気にするほどのものではないと思います。

むしろ、物事に対して「謙虚」で「慎重」に取り組めるのではと、勝手に考えております。
「お前は、石橋(いしばし)を叩いて、逃げちゃうよね」と言われたことがありますが、「逃げて結構!いちいち人に指図されて渡らなくて結構」と考えることもあります。
しかし、極端すぎても発展がないので、臨機応変に「時々、石橋も渡ってみたい」と思います。

最近、本業以外でよく人に会うことがあり、「その分野でそれなりの成功を収めた」人たちが多いです。
話をしていてもすぐに「自分との違い」を感じられます。良い意味で、憧れの人たちです。

医療関係や会社経営、飲食店のオーナーなど様々ですが、皆自信にあふれていて、しっかりとした意見を持ち、その眼は遠くを見据えているようです。
私はひねくれものですので、そうした人たちに憧れはしますが、「そうなりたい」とは思いません。
なぜだかわかりませんが、それが自分らしいと勝手に決めつけているのかもしれません。

歯科医の中にも研鑽を積んで、最新の医療機器はもちろん最新の技術を提供できる施設も多いです。
どの先生も、自分の腕に自信がありいろいろ最新の治療法を勧められることもあるでしょうが、自分(患者様)の望んだもの(治療)を第一に検討してくれる施設が望ましいのではないでしょうか。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 3日(火) 会務のため 18:00まで
 6日(金) 会務のため 17:30まで
 7日(土) 会務のため 11:30まで
12日(木) 会務のため 12:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
19日(木) 会務のため 16:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
30日(月) 会務のため 午前は12:00まで
午後は16:00より診療開始します

皆様、こんにちは。
8月も終わり、北海道では気温が下がり秋風が吹き始める季節になっていくのかと思うと、なぜか寂しい気持ちになりますね。
ただ本州と違い、大雨などの災害に見舞われることなく過ごせたことは、感謝すべきことですね。

さて、今年の7月末に札幌市で受動喫煙に関する会議が開催され、私も参加してきました。
私は、今は喫煙をしていませんが以前はたばこを吸っていた時期がありました。
禁煙をして30年近くが経ちますが、今でも時々「たばこを吸ってしまった!」という夢を見ることがあります。

会議はいろいろな職業の代表者が参加して行われますが、ある出席者の方から「たばこ税も札幌市の税収の一つで、かなりの金額だが、それについてはどう考えているのか?」という質問がありました。
「世の中、禁煙禁煙というけれど、たばこが売れなくなって税収が減ったら札幌市も困るのでは?」という意味合いでした。

札幌市のホームページ(以下HP)では、令和元年度・札幌市市税予算額が公表されており、3、309億円が税収として記載され、市たばこ税は114億2、200万円(4.4%)が見込まれておりました。
このたばこ税ですが、1箱20本・480円の場合、国たばこ税・116.04円、道たばこ税・18.60円、市たばこ税・113.84円、たばこ特別税・16.40円、消費税など・35.55円で300.43円が税金となり、たばこの販売価格の62.6%を占めます。

これだけ見ると、たばこを吸ってくれる人がどんどん増えて税収が増えるのも悪くないような気がしますが、一方で健康被害についても考えなくてはなりません。

健康を「お金」に換算して、たばこの税収と比較するとわかりやすいのですが、この健康については色々な条件があり単純に比較することは難しいです。
ただ一例として挙げれば、病気になれば病院に行くこととなりますが、札幌市国保のH29年の歳出は2、292億円で、医療費の保険者支払分は1、374億円でした。

厚労省HPで公表されているH28国民医療費の概況より(H29は未公開)、お金のかかる疾患の第1位は循環器疾患で、総医療費に占める割合は19.7%、第2位は新生物(腫瘍)で14.1%、5位に呼吸器系の疾患で7.5%
となっています。
循環器疾患やガンのすべてが喫煙に由来するとは限りませんが、医療費の約半分がこれらの疾患が占めていることを考えると、札幌市の医療費の4~500億分はもしかしたら喫煙あるいは受動喫煙と関係しているかもしれませんね。

健康面からは当然ですが、お金の面から考えても受動喫煙に取り組む行政の姿勢に、誤りはありませんね。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 3日(土) 会務のため 12:00まで
 5日(火) 会務のため 18:00まで
 6日(火) 午前は通常通り診療します
       午後は会務のため16:00より診療します
 8日(木) 会務のため 18:00まで
13日(火)、14日(水)はお盆休みのため休診させていただきます
15日(木) 会務のため午後休診とさせていただきます
19日(月) 午前は通常通り診療します
       午後は会務のため16:00より診療します
21日(水) 会務のため 午後の診療時間は確認してください
27日(火) 会務のため 18:00まで
28日(水) 会務のため 18:00まで
29日(木) 会務のため 18:00まで
30日(金) 会務のため 17:30まで

●8月のトピック
みなさん、こんにちは。
農家の方は大変かもしれませんが、今年の北海道は涼しくて過ごしやすいと思っていたら、先月末から気温が上昇し本来の夏(?)らしくなってきました。というより、暑すぎます!
この齢になると、暑さが本当にこたえます。

さて最近、生命保険の勧誘などで極めて不適切な事例があったとの報道がありますが、一番の問題点は「広く知れ渡った信頼度の高い企業」が関わっていた点だと思います。
こんな時代ですから、ウチの歯科医院にも聞いたことのないような会社から、「マンション販売」「物品購入」「インターネット契約」から「水販売」など様々な電話がかかってきます。

こんな時は、なるべく丁寧にお断りするのですが、以前電話機に絡む件で少し嫌な気分になったことがあります。
それは正真正銘「大企業である電話会社」だったのですが、双方に落ち度があったかもしれませんが、嫌な結末を迎えたことがあります。

言い訳ではありませんが、「こちらは素人ですし、大企業がまさかそんなことをするはずがない、親切に決まっている」と勝手に思い込んでいました。
しかしよく考えてみると、民間企業である限り営利を追求することは至極当たり前のことですし、知り合いでもない私に親切に接する義理もないわけです。

私の自分勝手な発想では、大企業は特に社会的な役割についても自覚してもらいたいものだと思っております。

さて、では我々歯科医師はどうなのでしょうか?
札幌歯科医師会は、札幌市をはじめ江別市、石狩市、当別町、新篠津村など近隣の地域で在住もしくは開業または勤務している歯科医師が加入しており、現在約1,340名弱の会員数があり、全道の歯科医師の約1/3が集まっております。
もちろんいろいろな歯科医師がいることは確かです。

札幌市は現在「札幌市医療安全支援センター」を開設しており、様々な業務を行っていますが、その中に「医療安全相談窓口」が設置されて医療に関する様々な相談を受け付けています。

少し古い資料ですが、「H29年度医療安全相談窓口相談状況」が市のホームページ上で公開されていますが、それによると当該年度は2,148件の相談があり、件数は年々増加傾向にあります。
うち一番相談が多かった診療科は「精神科・心療内科」で200件弱(198件)、2番目は「歯科」で128件、3番目は「整形外科・リハビリテーション科」126件、以下「内科」、「眼科」「「消化器科」「産科・婦人科」などとなっております。
( https://www.city.sapporo.jp/hokenjo/f4imuyaku/f78anzenshien/documents/h29joukyou.pdf )
相談件数が多いことが不名誉なこととは言い切れませんが、一般の人に対して丁寧な説明を心がける必要があると思います。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 1日(月) 会務のため 18:00まで
 2日(火) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 午後の診療時間は確認してください
24日(水) 会務のため 16:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで

●7月のトピック
みなさん、こんにちは。
令和となったこの新しい年も、もう半年が過ぎてしまいました。
さて、北海道は先月から比較的天候に恵まれて、気持ちの良い日が続きますが、農家の人にとっては逆に少雨は心配のタネですね。
雨が降らない方が良い人、雨が降らないと困る人、様々です。

以前トピックで、自分の歯科医院に通院している患者様が有病者(歯科以外の病気で通院している方)であることが多くなったと書きましたが、恥ずかしながら実は、私も高血圧症の治療のため何年か前から通院しています。

治療といっても、毎月降圧剤を処方してもらって服用しているだけなので、やせるなり、食事の塩分減らすなり自分で努力しなければなりません。
今から5年ほど前、丁度役員を拝命したころから急に高くなり始めましたので、「ストレス?」と思いきや、ただ単に外食の回数が増えただけなのかもしれません。

この、「高血圧症」ですが厚労省の資料(※H29患者調査の概況)によりますと全国で1千万人弱(男431.3万人、女564.3万人)の人が治療を受けているとのことです。
勿論、主要な疾病の中ではダントツの罹患者数です。
しかし、私たちの分野でも「虫歯(う蝕)」190.7万人、「歯肉炎及び歯周疾患」では、なんと400万人弱(398.3万人)の人が治療を受けており、日本人の象徴ともいえる糖尿病(328.9万人)を上回っており、歯科医師にとっては大変不名誉なことですね。

最近当院においても、口腔内の健康状態のチェックや歯石除去などで来院する人が増えています。
「痛みがなくても、お口の健康管理に気を遣う」という考えが広まったためかもしれません。
せっかく来院された方とともに、少しでも歯を長く持たせるよう頑張って行きたいと思います。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
 1日(土) 会務のため 休 診
 4日(火) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 午後の診療時間は確認してください
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 16:00まで
25日(火) 会務のため 18:00まで
27日(木) 会務のため 17:00まで

●6月のトピック
みなさん、こんにちは。
今年の北海道は、久しぶりに清々しい日が続きますね。
今までは、5月の終わりから6月の「YOSAKOIソーラン祭り」や「北海道神宮祭」にかけて、グズグズした天気で肌寒かったような気がします。

さて先月、「令和」になっていろいろなことがありましたが、学生の時以来の長い休暇もあり、久しぶりに体を休めたところでしたが、その「5月」も過ぎてしまい気が付けば今年も「ほぼ半ば」に差し掛かっております。
そして、今月末には「夏至」を迎え、ここから先は「日が短くなる」となると寂しさが沸き上がってきます。

最近、自分も歳をとってきましたが、通院される方もだんだんと高齢化してきていることを実感します。
訪問診療でご自宅に伺っても、持病が多いため簡単と思われる治療にも、他の関係者に意見を求めたりすることが多くなりました。

今年の4月現在の札幌市の人口は1,940,470人(日本人)でこれ以外に外国人が13,000人ほどおられます(札幌市HPより)。
このうち65歳以上の方は524,240で、70歳以上の方でも377,486人と、道内第2の都市・旭川市335,528人、第3の都市・函館市257,085人と比べてもその多さがわかります。
札幌市において人口に占める割合は、65歳以上の方で27%、70歳以上の方で19%と全国的に見ても多いといえ、まさに超高齢化社会(65歳以上の人口の割合が21%以上)といえます。

こうした現状が示すように、高齢者の治療機会が増え、気を遣うことが多くなりました。
また、身体機能が落ちていることに加え、持病特に認知症やうつ病などの精神疾患などが重なると、いっそう治療が難しくなります。
この時に患者様のご家族の協力は欠かせません。
私からは何を言っても伝わらなくても、永年連れ添ったご家族の言葉には耳を貸すことが多いように思います。

自分も、もし生きていればあと10年後くらいには高齢者の仲間入りです。
その時に、家族に迷惑をかけないためにも健康管理に気をつけたいと思います。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(月) 会務のため 18:00まで
15日(木) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 午後の診療時間は確認してください
17日(木) 会務のため 17:00まで
22日(水) 会務のため 18:30まで
23日(木) 会務のため 16:00まで
30日(木) 会務のため 18:00まで

●5月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ今月から、新しい元号「令和」が始まりましたね。
これから何十年かはこの時代が続くわけですが、平和な時代となることを祈念しております。

また、今年のゴールデンウィークは過去に経験したことのないような、そして今後も経験することがないほど長いものでした。
実は、休日期間中にも長く通っていた方や、知人を何人か診察しましたが、それ以外でごれ程長く休んだのは学生の時以来でした。

テレビで、一部の病院に患者様が殺到したというニュースが流れておりましたが、全国的には大きな混乱はなかったのかとも感じました。
一部の人の間では、連休に対する不満なども伝えられていましたが、半数以上の人には受け入れられていたようでした。

ただ、休みが長かっただけに、休み明けがつらくなるのは大人だけでなく子どもも同じで、昔はやった「五月病」などで登校拒否になることも、あながちないわけではなさそうですね。

連休中に、上の子どもと2人でドライブに出かけましたが、その時立ち寄ったお店でも働いている人はいるわけですから、そうした人に感謝したいと思います。
ふと考えたことで、今まで私の傍らで当然のように働いてくれていた従業員に感謝の気持ちを伝えていなかったのではと、反省しました。
従業員だけではなく、自分の家族に対しても感謝の気持ちを伝えることなどについて、考えが及ばなかったことが多かったように思います。
今後は、こうした気持ちを忘れずに生きて行きたいと思います。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(月) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
15日(月) 会務のため 12:30まで( 午後休診 )
17日(水) 会務のため 18:00まで
20日(土) 会務のため 11:00まで
22日(月) 会務のため 16:00まで
24日(木) 歯科健診のため 午前休診( 14:00より診療 )
25日(木) 会務のため 18:00まで
※ 4月28日(日)から、5月6日(月)まで休診いたします

●4月のトピック
みなさん、こんにちは。
今月に入って新しい元号が発表されましたが、これからどのような時代がやってくるのか楽しみですね。

4月といえば、学生さんにとっては「入学」あるいは「新学期」を迎えますが、社会人にとっても「入社」あるいは「新しい部署」などで迎えることも多いと思います。

私も、今から30年ほど前には新しく大学に入学できたわけですが、初めての一人暮らしということもあって、不安というより希望が勝っていたという感じでした。
実際は、何から何まで自分でやらなければならず、大変なこともありましたが、新しい友人ができたりして自分の人生の中では素晴らしい時期だったと勝手に思っております。

私も「人生の峠」を過ぎて、これからは山を下り野に下りて、「土」に還っていく感じですが、今までいろいろな出会いや別れを経験してきました。
新入生、新社会人は、新しい学校や職場などでもいろいろな不安があるかもしれませんが、それもまたその人の大切な人生となることでしょう。

身近な事では、札幌歯科医師会・会立の専門学校で、今年もまた多くの歯科技工士、歯科衛生士を送り出しましたが、彼ら(彼女ら)もまた希望に満ちて新しい世界へ羽ばたいて行くことでしょう。

一方私達歯科医師のことですが、例年行われている歯科医師国家試験の結果が発表されました。
新卒受験者数が2、000人(既卒を含めた総数は3、232人)のうち、合格者は1、587人(同、2、059人)で、新卒の合格率は79.4%(同、63.7%)でした。
参考までにお伝えしますと、医師国家試験、薬剤師国家試験の結果は、医師(新卒)92.4%、薬剤師(新卒)85.5%でした。
これを一般の人が見たなら、「歯医者は出来がわるいねぇ~」となりそうです。

つい先日、ある週刊誌で「歯医者ネタ」が掲載されており、相変わらず歯科医を揶揄した内容が掲載されていたと想像できますが、残念の一言です。
私が、一般の人に歯科についてお話させて頂くときに、必ず取り上げるものは「歯医者はコンビニの〇倍?」です。

実は、医師や薬剤師の方が歯科医よりはるかに数が多いのです(当然ですが)。
しかし、「医者はコンビニの〇倍?」、「薬剤師はコンビニの〇倍?」とは言いませんよね?
要するに、「歯医者はこんなに(数が)必要ないよね?」ということだと思います。

今年も、新たに2、059人の歯科医師が誕生し、すべての人が臨床で治療を行うとは限りませんが、私達も含め全員が「歯医者は必要だね!」といわれるように努力しなければなりませんね。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 4日(月) 会務のため 17:30まで
 5日(火) 会務のため 18:00まで
11日(月) 会務のため 18:00まで
13日(水) 会務のため 午後の診療時間についてはご確認ください
14日(木) 会務のため 18:00まで
20日(水) 会務のため 16:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで

●3月のトピック
みなさん、こんにちは。
最近、やっと日差しが春めいてきましたが、いかがお過ごしでしょうか。
今年の冬は、例年に比べて気温が低かったように思いましたが、過ぎてみれば雪も少なく生活しやすかったのかもしれません。

さて、今年もまた受験シーズンとなりましたが、いつも厳しい気持ちになるのは私だけでしょうか。
札幌でも、すっかりと中学受験が定着しており、今ではそう簡単に入学できないのではないかと思います。
中高一貫校は、6年間で学ぶべき内容を、一貫してある程度のレベルを保って学べることに関して優れているかもしれません。
また当然のことですが、高校受験がないという点は子どもにとってはストレスが少ないといえそうです。

子どもがどのような道に進むとしても、必ず競争があります。
私自身は、過度な競争は望みませんが、選抜されることも人生のなかにはある程度は必要なのかと思います。

身近には、歯科技工士国家試験、歯科衛生士国家試験、そして歯科医師国家試験があり、結果発表も間近です。
選ばれた人、選ばれなかった人それぞれに人生があり、複雑な気分です。
何年か前に、私の子どももセンター試験が終わって一人部屋にこもっていたのを辛い気持ちで眺めていた時期もありましたが、そのことがあってこそ今があるのかと思います。

私達の歯科医師会は、会立の専門学校を運営しており、歯科技工士科、歯科衛生士科がありますが、それぞれの国家試験の結果も気になるところです。
以前に、歯科衛生士国家試験の問題を見ましたが、丹念に勉強しないと合格できない感じがしました。
試験の結果で、選ばれた人は自分の能力を信じて、選ばれなかった人は反省点も含め、それぞれ今後の人生に生かしてもらいたいと思います。

さて、この歯科技工士、歯科衛生士を題材とした映画が先月公開されました。
「笑顔の向こうに」という映画ですが、残念ながらごく短い期間のみの公開でしたので、ほとんどの方は気付かなかったと思います。
もし、DVD化されることがあれば、ご覧いただければと思います。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 4日(月) 会務のため 17:00まで
 5日(火) 会務のため 午後の診療時間についてはご確認ください
 9日(土) 研修のため 休診
14日(木) 会務のため 午後休診
19日(火) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 16:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで

●2月のトピック
みなさん、こんにちは。
昨年は雪が少なく感じましたが、実際は気温が高めで、雪が融けていたので少なく感じたのかもしれません。
平成最後の年が明けて1か月が経ちましたが、少し寒く感じます。
時期的にインフルエンザはもちろんのこと、風疹も流行の兆しがあるということですので、人との接触を避けて「うがい、手洗い」をこまめに行うことなどが喚起されています。

さて先月、札幌商工会議所において「歯科健診の重要性」についてお話させていただきましたが、当日は行政の方から「札幌市がん対策認定企業」の説明もありました。

ところで、この「札幌市がん対策認定企業」とは何かということですが、私も全く不勉強でしたが、札幌市と札幌商工会議所が連携をして行っている制度で、市が推奨するがん対策に取り組む企業を、その取り組み内容に応じたクラスに分けて認定するというものです。

「認定」についても「プラチナ」、「ゴールド」、「シルバー」の各クラスに分かれており、「プラチナ」、「ゴールド」のクラスについては「認証」を広告することも可能ということで、企業のイメージアップにもつながるということです。

これは、行政と企業団体が連携をして、がん健診を普及させるための一例です。
もっとも「がん」の場合は「命にかかわる」というイメージがありますが、歯科健診の場合は一般の方が「虫歯や歯周病が命にかかわる」という発想にはなりにくく、歯科の場合は「早期発見、早期治療」につながらないのかと思います。
しかし、歯科も体の健康維持に役立っていることを知っていただければと思います。

仮の話ですが、歯科健診をして虫歯が発見されたときに、「簡単な治療で完結する場合は、費用が優遇される」というような感じになれば、受診が増えるかもしれませんが、規則上可能性は低いですね。

しかし、今後歯科にとっては「企業的な発想」も必要かもしれません。

2019年1月


●1月の診療時間のおしらせ
平成30年12月29日(土)より
平成31年1月4日(金)まで休診致します。
1月5日(土) 午前9:00より診療致します。

 8日(火) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 16:00まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 会務のため 12:00まで
24日(木) 会務のため 16:00まで
30日(水) 会務のため 18:00まで

●1月のトピック
みなさん、あけまして、おめでとうございます。
いよいよ「平成」が終わり新しい「元号」が始まりますね。
もう既に決定しているのでしょうけど、国民には知らされるのはもう少し後になりますが、どのような名称なのか気になりますね。
最近は「平成生まれの社会人」は驚かなくなりましたが、新しい元号の社会人となると20年後ですから、私はとっくに「鬼籍」に入っているかもしれません。

年明け早々しんみりした話ですが、昨年は同級生が「鬼籍」に入りました。
もう何人かが旅立っており、自分も「齢」を感じるようになりました。
今まで生きてきていろいろなことがありました。
いろいろな人にいろいろ言われて過ごしてきましたが、落ち込むこともあり、また励まされたことも多かったように思います。

昨年の「胆振東部地震」の際には、何名かメールを送ってくれたことが心に残っております。
幸いなことに大きな被害はありませんでしたが、声掛けいただいたことを感謝しております。
自分の中では、「人生の最終コーナーが近づいている」ような気がしていますが、子ども達が自立するまでは頑張りたいと思います。

ところで、年明け早々に、一般企業の方へ「歯科健診の重要性」についてお話させていただくことになっていますが、パワーポイントの「ネタ」の中に「健康寿命」を加えようと思っています。
数年前から流行りの言葉ですが、簡単に言うと日本人は世界的に見ても「長寿」ですが、厚労省のデータでみると自立して(言い換えると寝たきりでなく)生活できるのは、平均寿命より10年ほど短いというものです(もちろん個人差があります)。
つまり健康でいられる期間を「健康寿命」と呼んでいるのです。

これが転じて、長い期間寝たきりで亡くなる場合を「ねんねんころり」といい、元気だった方が突然亡くなることを「ぴんぴんころり」というそうです。
「ねんねん~」でも「ぴんぴん~」でもお口の中の状態を健康に保つことが医科の先生でも重要と考えている方もいらっしゃいます。

人間誰しも、「長生き」というより「無病」にはあこがれると思いますが、お口の健康維持が重要な要素の一つと考えてよいかと思います。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
※12月8日(土) 札幌歯科医師会館で10:00〜17:30
歯科衛生士リカバリーセミナーを開催します!
(短時間ですが、私も講師をやります!)

 4日(火) 13:00~16:00まで歯科健診
       会務のため 17:30まで
 8日(土) 会務のため 11:30より診療
13日(木) 会務のため 18:00まで
19日(水) 会務のため 19:00まで
20日(木) 会務のため 16:30まで
27日(水) 会務のため 18:00まで

●12月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ1年の最終月「師走」を迎えましたが、この言葉の本来の意味としては、「12月」というより「年末」を指すそうですので、もう少し先の話ですね。

あと1か月ありますが、この1年を振り返って皆様にとってはどのような年でしたでしょうか?
私にとっては、「少しずつ落ち着いてきた」感じです。
今は、自分の仕事が3つあるようなイメージです。
1つ目は「歯科医の仕事」
2つ目は「歯科医師会などの会務」
3つ目は「家庭の仕事」です。これらが少しずつ落ち着いてきた感じです。

特に子どもが小さなころは、いろいろなトラブルに悩まされましたが、その回数も少しだけ減ったような気がします。
私にとっては、本業の仕事も、会務も、家庭もそれぞれ大切で、今後いっそう安定していくことを望んでいます。

今までは、毎年同じことが繰り返されていたような気がしていましたが、最近は1年1年で世の中が急速に変化している気がします。
自分もだんだん世の中の流れについていけずに、溺れてしまうのかと不安になったりもしますが、どのような時代が到来しようとも、自分の信念は失われないようにしたいと思います。
実は、この考え自体が「時代遅れ」なのかもしれません。

マスコミの取り上げ方にも問題がありそうですが、最近ではテレビを見ても新聞を読んでも、あまりうれしくなるような情報を得ることはありません。
少し気が早いですが、来年はぜひ国民が喜べるような、そんな年になることを願っております。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 19:00まで
10日(土) 会務のため 12:00まで
13日(火) 会務のため 18:00まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
20日(火) 会務のため 17:30まで
21日(水) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 17:00まで

●11月のトピック
みなさん、こんにちは。
11月に入りましたが、今年は今のところ例年より若干暖かい感じがしますね。
この冬も暖冬だと良いのですが、それでは困る人もいて、複雑ですね。

今年を振り返るにはまだ早いですが、いろいろなことがありました。
冬季オリンピックが開催されたこと、官僚がセクハラ騒動で辞任したこと、サッカーワールドカップが開催されたことなど、とても今年の出来事のように感じません。

今年は、北海道で非常に大きな地震があり、これだけではなく台風被害やそれに伴う洪水など災害が多かった印象があります。
幸いなことに、私自身は大きな被害に遇うことなく無事に生かされてきましたが、被害に遇われた方には1日でも早く復興されるよう、お祈りいたします。

さて、歯科界では保険改正が行われ、過去になかった概念が取り入れられました。
大きなものでは、基本診療料の中に「感染予防対策」の概念が取り入れられ、対策を講じない医療機関は減点になるというものです。
私が歯科医になってから、基本診療料が減点になることはなかったように思いますが、それだけ国民の歯科医療に対する目が厳しくなったといえるのではないでしょうか。

また歯科では珍しく、新しい概念に伴い病名が追加されました。
小児と高齢者における口腔機能障害に関するものです。
現在のところ、保険導入に関する評価は定かではありませんが、今後の高齢化社会には必要なものとなっていくことと思われます。
私自身は、夏の健康診断で若干検査値が改善し、「一喜」したものの、最近運動をさぼり、「一憂」しているところです。
しかし、悪い時があったから改善しようという気になったわけで、また明日から体調管理に気を付けてゆきたいと思います。

札幌市では、10月から「札幌市後期高齢者歯科健診」が開始されました。
現在75歳以上、あるいは65歳以上の障害を持つ(障害の認定を受けられた方)札幌市在住の方が対象ですが、十分周知されておらず健診を受ける方は少ないです。
今後、この健診も充実して受診しやすくなると思いますので、該当される方はご利用してみてはいかがでしょうか(1年に1回に限り受診でき、1回400円です)。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 17:30まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
15日(月) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
31日(水) 会務のため 17:30まで

●10月のトピック
みなさん、こんにちは。
10月に入りましたが、台風が日本列島を縦断し各地で被害をもたらしました。
北海道は、9月初旬の台風来襲と胆振東部地震で甚大な被害に見舞われました。
私には何もできませんでしたが、被災地の方々の一日でも早い復興をお祈りいたします。

今まで、日本各地で起こった大雨による洪水、地震など報道でしか知ることができず、被災者の大変さはわかりませんでした。
今回、地震や大規模停電を経験し僅かではありますが、今まで災害に合われた方々の気持ちがわかった気がしました。

災害の備えが重要といわれていますが、どこまでの準備が必要なのかわかりません。
ただ、健康管理は日頃からどの場面においても重要であると思いました。
災害で病院へ行けなくなったり、入院中の方の治療が困難になったり、病気の方にとっては命にかかわる問題です。誰しも好んで病気になっているわけではありませんが、自分自身も健康の維持に注意しなければならないことを実感しました。

ところで、災害が発生した時にいち早く被災地へ赴き、救援活動を行う災害派遣医療チーム(DMAT)というものがありますが、これは医師、看護師、救急救命士、薬剤師などで構成される医療チームで、残念ながら構成員の中に歯科医師は入っておりません。
しかし、DMATが撤退した後に業務を引き継ぐ、日本医師会災害医療チーム(JMAT)へは歯科医師、歯科衛生士が参画し、被災地での歯科医療の支援を行ったことがあります。

災害が起こらないに越したことはありませんが、もし起こってしまった場合には避難生活が長期化することもあり、全身の健康管理と合わせて口腔内清掃などのケアも重要で、私たち歯科医師が少しでも貢献できればと、考えております。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 4日(火) 会務のため 18:00まで
 6日(木) 会務のため 17:30まで
11日(月) 会務のため 17:30まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 16:30まで
28日(金) 会務のため 18:00まで

●9月のトピック
みなさん、こんにちは。
9月に入って、いよいよ秋のような日差しを感じるようになりましたね。
近年感じるのは、天候が少しずつ変化いていることです。
今までは、梅雨が終わり、夏に熱くなりそして秋に台風という感じでしたが、今年は台風ばかり到来していたように思います。
かと思うと、40度近い気温が続き、各地で熱中症により体調が悪くなる人が多かったように思います。

どういうわけか、北海道はいつものようにあまり暑くなりませんでしたが、それは良いことなのかもしれません。
冬が長く、他の地域よりつらい思いをしているので、せめて夏だけでも気持ちよく過ごしたいものです。

さて先月2日、厚労省が「健康日本21(第二次)推進専門委員会」を都内で開き、中間報告書案を提示しました。
これは、生活習慣病の発症・重症化予防、国民の健康に関する方向性を示したもので、もちろん歯・口腔に関する項目についても盛り込まれております。

これは5年ごとに計画の進捗状況を見極め、目標の新たな設定を行うものですが、歯に関する項目の一つに「80歳で20本以上の歯を残す」という項目があります。
これに関しては、日本歯科医師会でもすでに取り組んでいる事業があり、平成元年の開始当初は7%程度の達成率で、平均残存歯数は4~5本でした。平成28年にはついに51.2%を達成し(2人に1人は、80歳で20本以上の歯がある)、このことも影響して今回の中間評価で目標値が80%に設定されました。

失礼ながら、昔のお年寄りのイメージでは、入れ歯を「カクカクさせて、口元が落ち着かない」という感じでしたが、近い将来は「肉でも魚でもバリバリ食べている」という感じになるかもしれません。

札幌市でも、同様の中間評価を行っているところですが、予算の関係なのか「歯・口腔」に関してはあまり多くの項目は盛り込まれておりません。

各年齢層ごとに、各職種あるいは一般市民から選出された委員から意見を聞く際に、歯科項目の協議のなかで「青年層で歯科医院への定期検診はあまり必要ないのでは?」という意見が出され、少し残念な感じがしました。

しかし、これは「通院してどうなるの?(良くなるの?)」といった意見の表れなのかとも思い、我々ももっと市民にアピールできるように頑張らなければならないと感じました。

10月からは、いよいよ「札幌市後期高齢者歯科健診」がスタートすることになりました。
対象は約20万人です。こちらの方も、市民へアピールして口腔の健康へ寄与できればと思います。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 2日(木) 会務のため 18:00まで
 3日(火) 会務のため 14:00より診療
 6日(月) 会務のため 18:00まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
13日(月) 休 診
14日(火) 休 診
21日(火) 会務のため 17:30まで
22日(水) 会務のため 18:00まで
23日(木) 会務のため 17:00まで

●8月のトピック
みなさん、こんにちは。
今年の夏は非常に暑く、北海道でも30度を超える日が続いていますが、体調管理には十分ご留意ください。
そうこうしているうちに、夜は肌寒く感じるようになりました。
やはり、北海道の夏は短いですね。

さて、先日子どもと話をしたら、勉強が忙しくさらに就職活動もしなければならず、大変とのことでした。
試験だけでなくレポートなどの提出も厳しく、寝ずに頑張っていると聞き、本当なら大変な学生生活だなと思いました。

前にも話したように、私の場合は「遊びたかったら、大学へ行け」と塾の先生に言われていたので、「ぬるま湯」につかりながら大学生活を送っていたのを思い出します。
先日、大学の同級生が教授に就任し、講演のため来道するということで出席しましたが、そのなかで現在の在校生の状況の説明がありましたが、とても自分にはできないことと感心しました。

現在、歯科大学に浪人、留年せずにストレートで国家試験に合格する学生の割合は、50.8%だそうで、信じられない気持ちです。
臨床実習においても、スチューデント・デンティスト認定制度が3年後から実施されるということで、「大学に入っても、遊べるわけがない」ということになります。

歯科に限らず、お医者様も、薬剤師さん、看護師さん、他の職業の人など、これから社会に出てくる人たちは、ものすごく優秀な人たちなのでしょう。
ただ、知識や技能だけでなく、一社会人として成長してもらいたいものです。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 2日(月) 会務のため 18:00まで
 3日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(月) 会務のため 18:00まで
11日(水) 会務のため 17:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
13日(金) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
25日(水) 会務のため 17:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで

●7月のトピック
みなさん、こんにちは。
「初夏」と呼びたいところですが、先月末からの長雨で、加えて蒸し暑い中体調管理には十分ご留意ください。

さて先日、歯科情報専門紙に東京都歯科医師会付属歯科衛生士校が、募集停止を検討していることが掲載されていました。
歯科衛生士の養成校が減ると、当然卒業生の数が減り、結果として世に出てくる歯科衛生士の数も減ってしまうことになります。
歯科衛生士の数が減ることは、私たち歯科医にとって非常に深刻な問題です。
診療を行ううえで、歯科衛生士の存在は重要ですが、札幌では非常に不足しており、北海道の地方都市では尚更顕著だと思われます。

また、歯科衛生士は他の職業と比較して離職率が高いと言われています。
理由はいろいろ考えられますが、仕事の大変さの割には待遇面に満足できない人が多いのかもしれません。
また、歯科医師の大部分は個人開業医であり、数十人からなる職場は珍しい方でしょう。
養成校を卒業して社会人となり、一生働くには狭い世界なのかもしれません。

少し古いデータですが、H28年の全国の歯科衛生士数は263,736人で、そのうち北海道の数は5,837人です。
しかし、実際に就業している人の数は全国で123,831人ですので全体の半数以下です。
つまり、資格を取得していても半数以上の人は歯科衛生士として働いていないということになります。

女性の場合は、結婚や出産、育児など仕事を続けるうえで難しいことが多いですが、歯科衛生士という職業が魅力に欠けるのかもしれません。
近年は、少子化ということもありますが、養成校の定員割れが深刻な問題です。
実は、札幌歯科医師会には会立の養成校があり、歯科衛生士科、技工士科があります。
今年は、当会の札幌歯科学院の衛生士科は定員割れこそなかったですが、志半ばで進路変更してしまう学生もおります。

今後私たち歯科医師が、歯科技工士や歯科衛生士といった「歯科医療従事者」の魅力を伝えられなければならないと思います。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
 2日(土) 会務のため 休診
 5日(木) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
20日(水) 会務のため 18:00まで
26日(火) 会務のため 17:30まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
29日(金) 会務のため 17:30まで

●6月のトピック
みなさん、こんにちは。
「初夏」とまではいきませんが、暖かい日が何日か続き、北海道もやっと過ごしやすい季節になったと実感できるようになりました。

さて、先日6月2日(土)10:00~16:00まで、サッポロファクトリー・アトリウム広場(以下ファクトリー)に於きまして、「歯っぴいらんど2018」が開催されました。
これは、6月4日(ムシ)すなわち「虫歯の日」にちなんで行われる、歯と口の健康を推進する週間(歯と口の健康週間)の健康事業の一環として、毎年開催されています。
もちろん、この時期は札幌だけではなく、全国各地で関係する催しが開催されております。

「虫歯の日」というと、少し気持ちが悪いかもしれませんが、「虫歯を予防する」と考えていただきたいと思います。
もちろん、お口の健康を考えるうえで重要なのは「虫歯(予防)」だけではなく、「歯周病(予防)」、や高齢者における「飲み込み(誤嚥防止)」、「口腔がん(早期発見)」など、多岐にわたっておりますが、この期間に改めて「お口」に関する関心を高めていただくことが、私たちの最大の目的です。

さてファクトリーでの開催結果ですが、ここ数年の来場者数は約10、000人で、「歯科ドック」という口腔に関する簡易検査などを行った方は、昨年では「虫歯菌測定、咬合力(噛む力)」で950名、「口臭測定」で210名、「歯の健康相談」で536名などで、1日間に行うイベントとして参加者は決して少なくはありません。
今年の結果につきましては、何かの機会にご紹介させていただきたいと思います。
ところで、6月の第1週の土曜日は、札幌では「運動会」と日程が重複する場合が多く来場者にも影響すると思われますが、そんななかでもたくさんの方にご来場いただき、感謝申し上げたいぐらいです。

今後も歯科医師会では、行政、そして一般企業などとも連携してお口の健康増進に取り組んでいますので、応援していただければ幸いです。

以前ご紹介したかもしれませんが、歯科では「DMF指数」という指標があり、虫歯の本数、虫歯が原因で治療したり、抜いたりした歯の本数をもとに、虫歯の罹患度を評価していますが、12歳児童におけるH29年の全国平均は「0.82」でした。
これは簡単に言うと、虫歯の本数が1人平均1本に満たないということで、大変素晴らしい数字です。

一方、北海道の平均は、「1.5」で、47都道府県中45位でした。
1位は新潟の「0.4」でした。「虫歯が減ると、歯医者は廃業か?」。
確かに歯を削ったり、抜いたりする治療は減るかもしれませんが、予防のために歯の清掃やブラッシング指導など、「痛くない時でも、定期健診をしていただく」ことで、今後の歯科のあり方も変わってくると思います。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
11日(金) 会務のため 17:00まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
18日(金) 午後の診療時間はご確認ください。
24日(木) 会務のため 17:00まで
31日(木) 会務のため 18:00まで

●5月のトピック
みなさん、こんにちは。いよいよ大型連休を迎えますね。
ただ、この時期も仕事をされている方もおり、休める自分の幸せを感じております。
私の家は、子ども達も部活などで勝手に過ごしておりますので、やっと余裕をもって休めそうです。

さて先月、元プロ野球選手で野球解説者だった衣笠祥雄さんが亡くなりました。
闘病されていたということですが、大変残念でした。
私が子どもの頃は、もちろん現役で大変活躍されておりましたが、引退後もテレビなどによく出演されておりましたので、ご存知の方も多いでしょう。

71歳という年齢も、今の時代を考えればあまりにも若いと言わざるを得ません。
心よりご冥福をお祈りいたします。
ずいぶんしんみりした話ですが、彼の笑顔をテレビで見かけると、広島ファン、いや野球ファンではなくても心が癒された方もいるかもしれません。

その後、いくつかの番組の中で「彼の軌跡」について紹介されておりましたが、必ずと言って良いほど「現役時代の数多くのケガを乗り越えた鉄人」と呼ばれた内容がありました。
そして、ある番組の中で「自分は試合で常に全力を尽くした。人生でも、積極的に生きていれば痛い目にも遭う」という本人のコメントが伝えられておりました。

最近、歯科医としての仕事、会務としての仕事などで、いろいろな人から「思わぬ冷たい言葉」を掛けられることがあります。
自分には落ち度がないと思っていても、他人のとらえ方は様々です。
そんな時には、自分のとった行動を後悔したり、ストレスがたまったりしますが、前述の言葉を知って少しは気持ちが落ち着くような気がします。

私の会務としての務めも、あと1年2か月でゴールです。
ゴールした後にまた始まるか、あるいはお役ご免かはわかりませんが、体に気を付けながらやって行きたいと思います。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
※21日(土)サンスターファミリーミュージアム「いい歯キラメキキャンペーン2018」に出向します。 ぜひ、いらしてください!

 2日(月) 会務のため 17:00まで
 3日(火) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
17日(火) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
19日(木) 会務のため 午後休診
21日(土) 会務のため 11:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで

●4月のトピック
みなさん、こんにちは。
今年も、新学期が始まる時期になりました。
お子様がいらっしゃるご家庭では、何かと慌ただしいかと思いますが、来月の今頃には落ち着きを取り戻していつことでしょう。

さて、4月に入ってさすがに道路の雪はなくなりましたが、春には程遠い肌寒い日が続きますね。
本州では、半そで姿でアイスクリームを頬張っている子ども達がテレビで紹介されていましたが、札幌ではダウンジャケットでも寒く感じる日もあります。
もう少しの辛抱ですね。

先月もお話しした通り、今月から医療保険の内容が少し変わりました。
歯科の目玉(?)の一つに、感染予防対策に係る内容が追加されたことです。
一昨年、読売新聞に「歯科で使用する小器具が、ほとんどの医療機関で使いまわし(未滅菌で使用)されている」と一面に掲載され反響を呼びました。

全く弁解の余地のない不名誉なことです。
幸いにして、私の診療室では以前より歯を切削する器具は治療ごとに交換しておりましたが、歯科医として弁解をさせてもらうと、こうした取り組みには「時間とお金」が必要ということです。

日常的に使用する切削器具(エアタービンや5倍速コントラ)は、非常に高価でデリケートなのです。
1つが7~15万円程で、熱滅菌により壊れやすくなります。
一般的には、オートクレーブ(2気圧、121~135℃、15~20分)で滅菌を試み、全くの無菌状態にすることは不可能ですが、再度の使用に耐えうる環境にはできます。

こうした器具を安全な状態に保つためには、1台の歯科ユニットに対し10個ほど準備しなければならず、これだけで単純に70~100万円位かかる計算です。
確かに、今まで私達の取り組みは遅れていたかもしれませんが、マスコミが取り上げる口調はいつも批判的で攻撃的です。

こうした報道を目にした一般の方の目も、非常に厳しいものです。
これからは、皆で取り組んでいかなければなりませんが、これを行うことによって基本診療料に1点増点されます。
なんだか寂しい限りですが、我慢してやっていくしかありませんね。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 5日(月) 会務のため 18:00まで
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 17:30まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
 9日(金) 会務のため 16:00まで
10日(土) 会務のため 休 診
12日(月) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
20日(火) 会務のため 12:00まで
22日(木) 研修のため 13:00まで
26日(月) 会務のため 18:00まで
29日(木) 会務のため 17:30まで
31日(土) 会務のため 12:00まで

●3月のトピック
みなさん、こんにちは。今年も、なんとなく慌ただしく過ぎてゆく感じがしていましたが、
気が付くともう3月で「春」の到来も近いのでしょうか?

さて、テレビの前で夢中になって応援した方も多いと思いますが、平昌(ピョンチャン)オリンピックも終了してしまいました。
開会前は、いろいろなマイナスイメージの報道もありましたが、日本も過去最多となるメダルを獲得したということですので
「めでたしめでたし」となったと勝手に考えております。

大会では、多くの日本人選手の活躍に感動する場面も多かったです。
今大会に限って言えば、女性選手の活躍が取り上げられることが多かったように思います。
男子選手の場合は、欧米人選手との対格差があり、同等に競うことが難しいのかもしれません。

「日本のお家芸」などと言われ、金メダル獲得が有望視された選手などは、ある意味可哀そうな感じがしました。
国民の期待を一手に背負い、相当なプレッシャーがあったに違いないと推察しておりました。
逆に、あまり期待をかけられなかった選手が、素晴らしい結果をもたらした時には大きな感動を得ることになります。

しかし、今回メダルを獲得できなかった選手も、十分称賛に値すると思いますし、メダル獲得はかなわなくとも、
万人が得ることのできない貴重な体験をしたということが、これからの人生を送るなかで役立つことでしょう。

私は、全くの運動音痴なので、オリンピック選手のように人々に感動をもたらすことはできませんが、
日本の歯科医師10万4千人のうちの1人として人々のお口の健康維持に尽力したいと考えています。

2月


●2月の診療時間のおしらせ

 6日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(水) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
15日(木) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 午後休診
26日(月) 会務のため 18:00まで

●2月のトピック

みなさん、こんにちは。
2018年も、もう最初の1カ月が終わりました。
残り11カ月、頑張っていきたいと思います。
今年は、私たちにとって非常に重要な「診療報酬改定」があります。
いろいろな部分が変わり、仕事面でも影響が出ます。

歯科では、いろいろな新しい技術が取り入れられるようですが、
一例では金属を使わないレジンといわれる素材を使用した治療法が導入される見込みです。
今までは、1本ずつ限られた範囲での使用でしたが、
今回は3本分つなげたものが保険治療として認められるようです(いわゆるブリッジというものです)。
しかし、まだまだ自由度が少なく特定の疾患に限られ、全ての人に使えるわけではなさそうです。

奥歯が虫歯になったり、失われた場合は、今までは「銀歯」による治療が大部分でしたが、
特定の条件を満たした場合はレジンと呼ばれる
「硬いプラスチック」が使えるようになり、天然の歯に比較的近い状態に回復できます。

しかし、膨張し続ける医療費において、歯科は財源が限られておりますので新たな治療の導入を喜んでばかりはいられません。
従来からの技術が「包括」という名のもと削減されてしますのです。

国は、「今までは、毎月100円お小遣いをあげていたけど、今回新たに60円プラスしてあげるね!」。
「だけど、今まであげていた100円は50円にするから...」。
「じゃあ結局合計110円だわ!10円しか増えていない!」こんなイメージです。
しかし、国の苦しい台所事情もありますので、10円でも仕方ありませんね。
新しい技術を適切に応用して、人に役立つようにしなければ、国民の理解は得られませんね。

2018年1月


●1月の診療時間のおしらせ
 5日(金) 会務のため 18:00まで
 6日(土) 会務のため 12:00まで
12日(金) 会務のため 18:00まで
13日(土) 会務のため 12:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
19日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
25日(木) 会務のため 17:00まで
30日(火) 会務のため 17:30まで

●1月のトピック
皆様、明けまして、おめでとうございます。
新しい年を迎え、本年も無病息災を願うところです。
昨年は、「50年ぶりの大雪(?)」とのことでしたが、今年は元旦のお参りのときには「雨」が降っておりました。

昨年が大雪だったといっても、ここ数年も含めてあまり記憶にはありません。
少なくとも20数年前は、毎朝6時頃から雪かきをして家の前にうず高く雪を積み上げていたので、今年はその時に比べて1/3くらいでしょうか。

年明け早々に、子どもと市内のスキー場へ行きましたが、雪不足のため幾つかのコースは閉鎖されておりました。
子ども達が私の年代になったころには、もはや市内ではスキーができなくなるかもしれませんね。

札幌にとって、雪が多い方が良いか否かについては何とも言えませんが、皆が満足いくように望みます。
今年も始まったばかりですが、より良い年となることを願うばかりです。

さて、われわれ歯科医が日頃から仕事をするうえで最も関わりの深い「医療保険」ですが、今年が改定の年です。
ご存じのように、患者さんに治療行為を行った場合に、内容に応じて報酬を請求するときに使うもので、一つ一つが「保険点数」として決められています。

例えば、「歯を削って、治療したら〇点」「歯を抜いたら〇点」などといった具合です。
これは医科や調剤でも同じような仕組みになっています。
歯科の場合は「入れ歯」や、いわゆる「さし歯や銀歯」と言われている補綴物を装着する治療も少なくありませんが材料となる金属が高騰しており、「保険治療」に限って言えば経営的に明るい話題は乏しい感じです。

ところが、昨年12月に突如保険に追加された「CAD/CAM(キャドキャム冠)」というものに少しばかり希望の光が見えた感じがしました。
これは従来から小臼歯と一部の症例には使えましたが、今回は下あごの6番目の奥歯に限って使えるように追加されました。
今まで、「保険」では銀歯しか入れられなかった大臼歯にも応用できることになり、症例としては限られますが画期的なことだと思います。

今後、歯科医師一人一人の心構え次第では、明るい未来がまっているかもしれませんね。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
※12月9日(土) 札幌歯科医師会館で10:00〜17:30
歯科衛生士リカバリーセミナーを開催します!
(短時間ですが、私も講師をやります!)

 1日(金) 会務のため 17:30まで
 5日(火) 会務のため 17:30まで
 8日(金) 会務のため 18:00まで
 9日(土) 会務のため 休 診
14日(木) 会務のため 18:00まで
15日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
20日(水) 会務のため 17:00まで
27日(水) 会務のため 18:00まで

12月28日(木)は午前中まで診療いたします。
午後から1月4日(木)までは休診いたします。
1月5日(金)より診療いたします。

●12月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ今年も、残すところ1カ月となってしまいました。
今年は、皆様にとってどのような年でしたでしょうか?
私は、だんだん自分の体力に自信がなくなってきました。
しかし、家族のためにはもう少し頑張らねばなりません。

さて、先月に歯科医師会の会議で、さいたま市へ行ってきました。
この会議は全国の政令指定都市のいくつかの歯科医師会が集まり、歯科界で起きている問題などについて意見交換をするというものです。
会議自体は、各都市持ち回りで開催されるため、北は札幌市から南は熊本市まで13の歯科医師会が参加して行われます。
昨年までは14の都市にオブザーバーの都市を含めて開催されていましたが、今回は13の都市とオブザーバー1都市で開催されました。

恥ずかしながら、本州へ行く度にその発展度合いに驚かされます。
さいたま市へは偶然今年の3月に私用で行きましたが、とにかく暖かかったです。
復路は各自自由でしたので、自分にとっては楽しみでしたし、久々に自由を満喫しました。

私は、特に親しい知人もいないため、妻の実家のお墓参りをして帰りました。
実は、ウチの妻はもちろんですが、子供たちも皆妻の実家のお墓参りをしたことがあり、行ったことが無いのは私だけでした。
今回は、私1人だけでしたので、お墓参りの後、妻の実家へ立ち寄り「証拠写真」を撮影して帰りましたが、3年ぶりくらいに行ったのに、
つい先日訪れたような不思議な感覚でした。
住宅地なのであまり景色は変わりませんでしたし、よく行った商店街で買い物をして帰りました。

帰りがけに、母校の歯科大学へ寄ってみたかったのですが、時間の関係でかないませんでしたが、日頃からグーグルマップで確認済なので、
あえて行かなくてもよかったと自分を納得させました。

私の母校は現在東京へ回帰したため、山の手線の内側へ移ってしまいましたが、私にとっては何の感慨もありません。
やはり田舎(現在は発展して田舎ではなくなりました)の校舎が思い入れ深いものがあります。

こうして、たまに息抜きしながら来年も頑張って行きたいと思います。
それでは皆様、来年も健康でお過ごしください。(ただし、歯の定期検診をお勧めいたします)

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 午後の診療は15:00から
 9日(金) 会務のため 18:00まで
11日(土) 会務のため 休 診
15日(月) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 17:30まで
17日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
21日(火) 会務のため 午後の診療は15:00から
22日(水) 会務のため 17:00まで

●11月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ冬の到来を感じさせる季節になりました。
自動車のタイヤも「冬用タイヤ」に装着し、準備万端といったところです。
秋から冬にかけて、週末は会務や講習会、家の雑用などがあり、なかなか「ゴロゴロ」できずうっ憤が溜まっていたせいか、
久しぶりに「片頭痛三昧」となってしまいました。
もともと「頭痛持ち」であり、朝の体操などで体調を保っておりましたが、先週あたりからサボってしまいひどい目にあいました。

先月は、予期していなかった選挙もあり、いろいろ気を遣うこともありましたが、何とか無事に終了して良かったと思います。
どこの政党が良いとか悪いとかの話は別にして、「オール・ジャパン」で頑張ってもらいたいところですが、そういう訳にはいかないのでしょうね。

選挙戦が白熱しだしたころ、テレビ局のなどのマスコミ、ネットでのいわゆる口コミが本来の政治と関係ない部分を取り上げていることがあり、少し残念に思いました。
選挙前、いろいろな理由で政党を脱退した議員たちが街頭演説を行っている際に、一般人からなじられたりする様を放送することに意味があるのか疑問です。

落選した議員も、今回の事を糧に頑張ってもらいたいものです。
落選した議員の中には、一流大学や企業で研鑽を積んできた人もたくさんいます。
「一流(と呼ばれる)大学 = 良い人」ということではありませんが、万人が容易くできないことを成し遂げることは、称賛に価する素晴らしい努力だと思います。
再選とはいかなくても、またいつかそういった人たちの力が、世の中のために役立つよう願っております。

また、我々歯科医も「世間からの厳しい目」を意識しながら、努力していきたいと思います。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 3日(火) 会務のため 18:00まで
 5日(木) 会務のため 18:00まで
 6日(金) 会務のため 17:00まで
12日(木) 会務のため 17:30まで
16日(月) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
20日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
24日(火) 会務のため 17:00まで
25日(水) 会務のため 17:30まで
26日(木) 会務のため 14:00より診療(※午前休診)
28日(土) 会務のため 12:00まで
31日(火) 会務のため 18:00まで

●10月のトピック
皆様、こんにちは。いよいよ秋から、気がつくと冬になってしまいそうな肌寒さを感じますね。
本州では、日中はまだ25度以上になることもありますが、札幌ではいよいよ最低気温がひとケタになってしまいました。

最近は不景気なのか、やたらとセールスの電話であったり、飛び込みでセールスの方が来られたりします。
定番は、マンション販売、インターネット・プロバイダ契約変更、Wi-Fiルータ設置などですが、電話代や電気料金などといった公共料金値下げなどもありこれは詐欺なのかと思えたりもします。

公然と「〇〇電力です」や電話会社の代理店などと言って電話してきますが、本当にこの時代においては、「警察です」と言われても疑ってしまいますね。
こうした電話によるセールスは正直迷惑ではありますが、自分の子どもくらいの方が朝から晩まで電話をかけ続けていると考えると、複雑な思いです。

私の知り合いで、毎年必ず家族と海外旅行へ行き、マイカーも車検をしたことが無い(つまり車検が来る前に買い替える)という人もいますが、一方ではたいした休日もなく、朝から晩まで働く人もいるわけで、国民の間で「極端な差」が生じると本当にこの国の未来について不安になります。

今回、突然選挙が行われることが決定しましたが、何のための選挙なのかよくわかりません。
首相自身の進退に関わることなのか、支持率の低下によるものなのかわかりませんが、我が国の未来を託せるような人が現れるといいと思います。

選挙というと、私たちの職業では「連盟」という組織があります。
かなり前になりますが、首相に対する政治献金事件で問題になり、最近では国会議員への迂回献金事件で再び注目されています。

私が歯科医師会へ入会したころには、歯科医師会と歯科医師連盟への同時加入がほぼ強制的に行われていましたが、現在は自由に選べます。
マスコミの報道から、「連盟」=「悪の集団」のように感じるかもしれませんが、もちろん犯罪組織ではありません。

我々だけではなく、農家の方、漁師の方、建築関係の方など皆自分の生活が良くなることを願っていますが、自分の努力だけでは叶わない部分もあり、「議員さんにお願いする」となる訳で、こういった組織はどこの職域団体にも存在すると思います。

現在、歯科医師で国会議員になられている方は6名おりますが、我々だけではなく、国民のためにも頑張っていただきたいものです。
世の中全体が潤わなければ、良い社会はできませんから。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 5日(火) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
 6日(水) 会務のため 17:30まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
15日(金) 会務のため 午後の診療時間はご確認ください
19日(火) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 17:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで

●9月のトピック
皆様、こんにちは。
いよいよ夏が終わりに近づき、夕方はめっきりと肌寒さが漂うようになりました。
急な気温の低下で、体調を悪くさせないようにお気をつけください。

秋が近づいてくると、何か妙に感傷的になることがありますが、学生の時のことを思い出したりします。
私が関東地方に住んでいたのは12年ほどですが、たまに、自分の住んでいた地域のことを思い浮かべたりします。
最近は、グーグルマップで日本各地のいろいろな状況を垣間見ることができますので、かえって興ざめしてしまいます。

当時私の住んでいた場所は、東京湾に面した埋め立て地で開発途上でした。
私が学生の頃はまだ国鉄でしたが、東京へは直通せず西船橋止まりで地下鉄東西線へ接続していました。
地下鉄が地上の長い距離を走っているのも驚きましたが、快速があることも驚きました。

格好つけて飲んでいた1本5、000~6、000円するウィスキーなど、今ならスーパーで1、200円ほどで売っています。
私などは特に田舎丸出しでしたので、渋谷や六本木の小洒落たお店にジーパンなどで行ったこともあり、いま思うと恥ずかしいですね。

待ち合わせ場所の「渋谷109」を「あぁ、渋谷のトーキュ?」などとも言っておりました。

そのころ、私が住んでいた場所は、東京駅から総武線快速で40分ほどの海沿いの場所でしたが、埋め立て地なので札幌と同じように広い通りが直線的に海へと伸びていました。
たまに講義をサボって、1日じゅう海岸で寝ていたこともありました。

そのころ、アパートや大学の側には歯科医院がほとんどなく、ここで開業したらうまくいくかなどと考えたものでした。
しかし、先ほどのグーグルマップで見てみると、ここにも、あそこにも、あっちにも歯科医院であふれています。

先日、会議の後の懇親会でとある先生と話していて、「歯医者がコンビニの2倍などと言われているが、アメリカに比べれば足りないくらいだよ」という話を聞きました。
確かにOECDの中でのデータで、人口1、000人あたりの歯科医師数では、アメリカ(1.53)、カナダ(1.18)、オーストラリア(1.04)に比べて、日本の(0.74)は中間値とは言えますが、だからと言って我が国の歯科医師を増やすのには賛成できませんね。

一番大きな理由は、歯科医師数云々というより、受診率が低すぎるということです。
歯が痛くなくても、予防のための受診が定着すれば、足りないくらいでしょう。

しかし、マスコミなどはこぞって歯科医を悪者扱いしている気がします。
負のイメージが先行していますが、困っている人の役に立つこともあるので、そのあたりも理解されるといいですね。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 3日(木) 会務のため 16:30まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
14日(月) お盆休みのため休診
15日(火) お盆休みのため休診
16日(水) 会務のため 18:00まで
18日(金) 会務のため 12:00まで
24日(木) 会務のため 17:00まで
29日(火) 会務のため 18:00まで

●8月のトピック
皆様、こんにちは。
今年の夏は、熱くなりそうな気配を感じますが、そう書くと急に涼しくなって、秋の気配を感じそうです。
まずはこの時期、熱中症にお気を付けください。

先日厚労省HPに、昨年(平成26年度)の国民医療費が40兆8071億円との内容が記載されておりました。
私たちの関心事である歯科医療費は、2兆7900億円でした。
診療種別では医科・医療費は全体の71.7%、歯科・医療費は同6.8%、薬局調剤・医療費17.9%でした。

調剤の伸びは目を見張るものがありますが、新しい薬が保険収載されるなどした結果と思われます。
なかでも、C型肝炎治療薬などは非常に高価で、一時期「ニセ物」が出回ったほどです。

私が学生の頃は、まだ「C型肝炎」という病名は広く知られてはおらず、
「非A非B肝炎(A型でもB型でもない肝炎という意味)」と言われておりました。
そんな時代ですから、当然効果的な治療薬も乏しく、「インターフェロン」や「丸山ワクチン」などといった薬の名前が浮かびます。
(丸山ワクチンは肝炎治療薬ではありませんが)

その頃は、「非A非B肝炎」になったらかなり追い込まれて、選択肢もわずかでしたので、今日の新薬は画期的と思います。
たとえ、1か月分の薬代が160万円であっても、十分な効果があり命を救えるとなるとやむを得ない出費と考えざるをえませんね。

私たちの歯科医療費についてですが、他科に比べて「新技術」や「新病名」に乏しく、医療費に反映されづらいのです。
しかし、国民にとっては安く済むので良いのかもしれませんね。

話は少し変わりますが、私は子供の頃大の鉄道好きでした。
小学校の高学年ぐらいには、休みの日に友達と列車に乗って近郊へ出かけたりしておりました。
その大好きだった「国鉄」が赤字のため分割民営化され「JR」となってから今年で30年だそうです。

私が学生の頃、まさに「天文学的赤字」とされた国鉄の赤字の額は「37兆円」ほどといわれておりましたが、
現在の医療費は毎年40兆円ですから、いかに膨大な支出かがわかります。

そのことを肝に銘じながら、日々の診療にあたりたいと考えております。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 4日(火) 会務のため 18:00まで
10日(月) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
21日(金) 会務のため 12:00まで
24日(月) 会務のため 18:00まで
25日(火) 会務のため 17:00まで

●7月のトピック
皆様、こんにちは。
1年のうち、半分が過ぎこれから先は「日が短くなる」というのは寂しいかぎりです。
暑過ぎるのも嫌ですが、涼しい日が続くのも冴えませんね。

毎年同じことの繰り返しなのですが、今月に入って少し「会務」が減って楽になった気がしますが、気のせいでしょうか?
一時は会議、会議と連日開催されるので気が滅入ったものですが、少し暇になると「何か忘れていないだろうか?」と気になります。

時間的な余裕があれば、生活も充実すると考えがちですが、私の場合はそうでもないようです。
例えば、「この仕事を明日までに仕上げる」となればかなりの努力が必要です。同じ仕事を、「3日後までに仕上げる」、「1週間後までに仕上げる」となると、かなりの余裕が生まれる気がしますが、やはりさぼって期日の前日に取り掛かるので、「明日までに~」と同じ状況になってしまうのです。

小学校の夏休みの宿題などで、始めは素晴らしい計画を立てるのですが、結局終わり間際に慌てて取り掛かるのと同じです。
ということは、小学生のころから全く進歩していないのですね、私は。

ところで、最近テレビなどである国会議員の暴言が連日放送され、始めは面白がって見ておりましたが、だんだん嫌な気持ちになってしまいました。
一度や二度ならず、連日放送する意味があるのか疑問です。
実は私も、怒って子どもに怒鳴りつけたりすることがあります。
さすがに、「生きる価値がない」とか「死ね」などとは言いませんでしたが、テレビの放送を見るたびに恥ずかしくなります。
怒っている時は、自分の思った通りにならない子どもに対する「怒り」が抑えきれず、ヒステリックになったりしました。
ですから、国会議員や学校の先生、警察官や会社の経営者でも同じような場面は多々あるのかもしれません。
誰しも同じ間違いを犯しているのです。
やってしまった事は許されないにしても、連日テレビでさらし者にするのも疑問で、本人が反省すべき問題で必要以上に非難する必要はないと思います。

現在、札幌の歯科医師会会員数は1、400人弱ですが、もちろん色々な歯科医がいます。
トラブルや苦情も寄せられることがありますが、最近は身内である私達・歯科医師会より、保健所などの医療に関係する行政機関、またはマスコミに訴える人も少なくありません。

トラブルの内容から見て、許しがたいものもありますが、ちょっとした説明不足から誤解が生じた場合も少なくはありません。
北海道で起きた事例に限らず、新聞沙汰になるような事を「対岸の火事」と考えず、気を付けたいと考えております。

6月


●6月の診療時間のおしらせ
※3日(土)さっぽろ歯っぴぃらんど2017 inサッポロファクトリーに出向します。 ぜひ、いらしてください!

 1日(木) 会務のため 18:00まで
 2日(金) 会務のため 18:00まで
 3日(土) 会務のため 休 診
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 17:00まで
29日(金) 会務のため 17:00まで
30日(金) 会務のため 18:00まで

●6月のトピック
皆様、こんにちは。1年の折り返しの月ですね。
今年もいろいろありましたが、病気やけがに見舞われることもなく無事過ごせたことに感謝したいですね。
ただ一点、「体重増加」を除けばここまでは良かったです。

最近ブーム(死語ですね)なのか、雑誌やテレビなどで「ダイエット」について盛んに取り上げられている感じがします。
私も、体重の増加を意識しつつ「齢(トシ)だからしかたないよね~ぇ」という感じで自分を甘やかしてきましたが、病気にならないためにも体調管理は必要です。

私の知り合で、ダイエットに成功した人がいたので話を聞いたところ、現在糖尿病で通院しており、そのため減量に取り組んだそうです。
なんでも、糖尿病専門医は「怖い先生(医師)が多い」とのことで、食事にはかなり気を遣っているそうです。
また、体験のなかで「●●●という良い薬があり、糖尿病も改善するし、痩せるらしい」という話を聞き、「痩せられるのなら、私も飲んでみたい」と思ってしまいました。

しかしながら、私は糖尿病ではないのでこの薬を手に入れることはできませんが、ネットで調べるとやはり弊害が全くないわけではありませんでした。
薬なので仕方ないですが、注意が必要な場合もあります。

ところで、日頃私たち歯科医が治療を行ううえで、気を付けることがたくさんあります。
イメージ的には、高血圧や狭心症など循環器系の疾患に気を付けることが多いように思われますが、実は「糖尿病」も注意すべき重要な疾患の一つです。
殊に、「糖尿病は歯周病を悪化させる」し、「歯周病は糖尿病を悪化させる」という悪循環が取りざたされています。

歯科に受診される患者さんの、身体の事を「根掘り葉掘り訊く」ことは躊躇しがちですが、治療上確認させていただきます。
先日も「歯が痛い」と言っていらした方のお口を拝見すると、歯がぐらぐらでしたので「抜いたほうが良いと思います」と、ご説明しましたが「現在糖尿病治療中で、HbA1cの値が10以上」とのことでしたので、そちらの治療を優先するようにお話ししました。
もちろん、歯痛については抗生剤の投薬で落ち着きました。

先輩の先生の話ですが、「歯が痛い」と言ってこられた患者さんに「炎症症状が強く、今は抜けない」とお話ししたところ、怒って帰ってしまったそうです。
私が、そういった場合にお話しするのは、「すぐにでもやって差し上げたいのですが、良かれと思ってやったことが仇となってしまう」ということです。

糖尿病も、あまり自覚症状がない場合もありますが、ご本人が考えているより注意が必要なことも少なくありません。
おいしいものを、好きなだけ食べることは幸せなことですが、私も気を付けたいと思います。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 17:30まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
12日(金) 会務のため 18:00まで
17日(金) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 17:30まで
25日(金) 会務のため 17:00まで

●5月のトピック
皆様、こんにちは。
5月といえば、「ゴールデンウィーク」の月ですね。
皆様は、どこかにお出かけされたでしょうか?
今は、5月3日が「憲法記念日」、4日が「みどりの日」、5日が「子どもの日」となっておりますが、以前は4日は祝日ではなかったので、
あまり休日が続いている感じがしませんでした。

国が、休日を多くしようと考えた結果、今のような状態になりましたが、この休日を満喫できるのは一部の人たちです。
休日であっても朝から晩まで、そして24時間どこかで誰かが働いています。

労働人口だけでなく、会議の後の飲み会で遅くなり街中を歩いていると、夜中でも結構若い人が多いことに気づきました。
昔からそうだったのでしょうか?
だんだん、人も「寝なくなってきた」のでしょうか?

私が学生の頃、関東地区ではテレビが24時間放映されており、「やはり、都会は違うな」と感じました。
もちろん、たまに帰省した札幌では深夜1時頃には、テレビ放送は終了していました。

過去との最大の違いは、インターネットが構築されたことでしょう。
それが、世の中にとって良かったのか、悪かったのかはわかりません。
ただ、個人的な考えでは、「夜になって、することがなくなって、寝る」という時代が懐かしく思います。

「睡眠」は言うまでもなく、心身にとって非常に大切です。
1日の身体の疲れを癒すだけではなく、頭の疲れを取り、新しい発想の源となります。
という自分も、深夜にこの文章を作っているのですが。
齢を重ねると、混んでいるとわかっている場所に、のこのこと出かけていくのも億劫になります。
ゴールデンウィークは、久しぶりにゴロゴロと過ごしたいですね。
誰かが働いているときに、休めるのは最大の贅沢ですね。
働いている人に感謝して、寝かせていただきます。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
 3日(月) 会務のため 18:00まで
 4日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(金) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 17:00まで
17日(金) 会務のため 18:00まで
22日(土) 会務のため 11:00まで
27日(木) 会務のため 18:00まで

●4月のトピック
皆様、こんにちは。
最近、日中は少し気温が上がってきましたが、まだまだ寒い日が続きますね。
さて、4月は入学シーズンですが、私個人は希望した高校の試験に合格できなかったので、厳しい思い出があります。

先日、歯科医師の国家試験(国試)の結果が発表されましたが、こちらも大変厳しい結果となっております。
現役の受験生の年齢は、もはや自分の「子ども」と言ってよいくらいですので、少し悲しい気持ちになります。

自分の子どもも、昨年大学生になりましたが、この春に無事進級してほっとしているところです。
しかし話を聞くと、知り合いで留年してしまった人もいるとのことで、親御さんの気持ちを思うと複雑です。

私が学生の頃は、留年する人は大抵「遊び過ぎて大学に来ない」というレベルでした。
また、国試についても全く心配はしていなかった訳ではありませんが、「大丈夫だろう」と楽観的でした。
一般の大学でも「留年」や「卒業延期」になると大変なのに、我々の場合は「歯科医師免許」を取得して初めて目的が達成されるので、
万が一留年しようものなら、「親不孝者」と言われても仕方がありません。

今、自分の子どもも大学に通い、今後どのような人生を送るかはわかりません。
もし、人生につまづくことがあって辛くなったら、まず私に連絡してほしいと思います。

私も、しっかりした解決策は教えられないかもしれませんが、「逃げ道」くらいは教えられると思います。
「人生、逃げたら負け!壁に突き当たっても、乗り越えて行け!」などとは言えません。
「いかにして逃げるか、壁に突き当たったら、避けて別の道を探す工夫をした方が良い」と言ってしまいそうです。自分もそうして来たので。

私の子どもは、自分とは違った方向に向かって歩き出しましたが、どの方向に進んでも険しい道があるかもしれませんので、
困ったときは相談してほしいいと思います。

3月


●3月の診療時間のおしらせ
 3日(金) 会務のため 18:00まで
 6日(月) 会務のため 18:00まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
10日(金) 研修のため 休 診
13日(月) 会務のため 18:00まで
14日(火) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
17日(金) 会務のため 18:00まで
22日(水) 会務のため 14:00~17:00まで病院出向
23日(木) 会務のため 午後休診(病院出向)
29日(水) 会務のため 17:30まで
30日(木) 会務のため 17:30まで

●3月のトピック
皆様、こんにちは。
札幌市内も、やっと「春のこえ」が聞こえてきそうな雰囲気になりました。
昨年の冬が穏やかだっただけに、今年の冬は寒さが非常に堪えました。
降雪量はさほどでもなかったようですが、気温が低いためなかなかとけなかったようですね。

さて、この季節はいろいろな意味で「節目」となることが多いようです。
一般の会社では、年度末の決算に向けて忙しい時期ですね。
私たちも「確定申告」を行う義務がありますので、数日前までは資料の整理に追われていました。

子供たちも、卒業の季節ですね。
我が家でも、毎年同じことを繰り返しているようです。
しかし、こういったことを迎えることがなくなったら、本当に変化のない生活を送るのでしょうね。

最近、自分の子どもを見ていると、「いろいろとストレスがかかるのだな」と思います。
私は大学入試の際も、大して勉強もせずなんとなく入学して遊んでいましたが、中学の勉強や高校の入試問題を見ても我々の頃より難しくなった感じがします。

勉強だけでなく、人間関係についても以前より複雑になった感じがします。
私は、特に「人から怒られる」ことが多かったように自分では感じています。
でも、怒った人もあとから私のところへやってきて、怒った理由や私の至らない点などを話してくれました。

実は社会人になり、「人から怒られることも嫌だけど、人を怒る(注意する)ことはもっと嫌なこと、気を遣うことなのだ」とわかりました。
昔はある程度、怒る人、怒られる人にもお互いにコミュニケーションがとられていたように思います。

これから、自分の子どもがどのような人に巡り合うかはわかりません。
良い人なのか、悪い人なのか。
褒められるのか、怒られるのか。
いずれにしても、健康で楽しい人生を送れるように祈っています。

2月


●2月の診療時間のおしらせ
 3日(金) 会務のため 18:00まで
 6日(月) 会務のため 17:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
10日(金) 会務のため 休 診
16日(木) 会務のため 17:30まで
17日(水) 会務のため 午 後 休 診
20日(月) 会務のため 17:30まで
22日(水) 会務のため 17:00まで
24日(水) 会務のため 18:00まで

●2月のトピック
皆様、こんにちは。
札幌市内は、本当にひどい雪に見舞われました。
おまけに、ひどい寒さです。
確かに、私が子供の頃の40年ほど前に比べれば、さほどでもないのかもしれませんが、昨年の同時期に比べて格段の寒さを感じます。

降雪量も、例年に比べて多く感じますが、寒さのため融けないだけかもしれません。
この冬の寒さのため、私自身も体の調子が今一つです。
年齢のせいかと思いますが、新聞などで有名人や著名人の訃報を目にすると、いっそう自分の「老い」を実感します。

今月に入って、どうも「心臓」の調子が(?)だったので、思い切って近所の「大病院」へ行ってきました。
以前、尿管結石で「石」の破砕をしてもらったことがありましたが、その後はすっかり足が遠のいておりました。もっとも、病院に足繁く通うようになったらイヤですが。

久しぶりの受診なので、硬くなってしまいましたが全くの杞憂でした。
職員は皆親切で、会計もいつの間にか「自動支払機」が導入されていて、初診にもかかわらず検査から会計まで1時間強で済んでしまいました。

こういうと失礼ですが、「病院」も患者に気を遣う時代になったのでしょう。
私のように、過去のいろいろなイメージから、大きな病院に通うのに二の足を踏んでいる人も多いのではないでしょうか。
そういう意味でも、自分は今回受診して良かったと思いました。

さて、私はというと「不整脈」があるとのことで、ホルター心電計をつけて、24時間の心電図を計測しました。
自分では、今の年齢から考えて、もう「人生の半分は過ぎた」と思っておりますが、家族のためにはまだまだ働かなければなりません。
昨年、歯科医のいとこが病気で亡くなりましたが、残されたご家族のご心中は察するに余りあるものでした。

私の場合は、たばこは20年以上前にやめましたし、飲酒も付き合い程度で晩酌もしませんが、いささか「太りぎみ」であります。
肥満はすべての「病」の原因となりますので、注意しなければなりませんね。

しかし、今年も相変わらず「飲み会」が多いです。
先日も、ある先生のお祝い事に呼ばれて飲食した後、別な会務の懇親会で「飲食のはしご」をしてしまいました。「我慢して食べなければよい」というのはもっともな話ですが、「接待ではないし、自腹なので」という貧乏くさい思いもあり、ついつい箸をつけてしまいます。

私の周りので、「ライ●ップ」などで、筋肉質のほれぼれする体になった先生も少なくありませんが、今後の歯科におけるマネージメントでは必要なことなのかもしれません。
誰だって「かっこいい歯医者」に診てもらいたいですよね。

私の場合、痩せたからかっこよくなるとは限りませんが、体のためにもダイエットは必要ですね。
厚労省の患者調査では、私も該当する「高血圧性疾患」は1、010万人いるそうです。
ちなみに、歯周病と齲蝕を合わせると、延べ患者数で516万人と侮れません。
体にも歯にも気を遣ってください。

2017年1月


●1月の診療時間のおしらせ
 5日(木) 会務のため 18:00まで
 6日(金) 会務のため 18:00まで
11日(水) 会務のため 16:00まで
13日(金) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
30日(火) 会務のため 18:00まで

●1月のトピック
皆様、明けまして、おめでとうございます。
いよいよ、新しい年を迎えましたね。
昨年末より、「50年ぶりの大雪」とのことで、我々の生活にも多大な影響が出ておりますが、皆様にとって幸多き年になりますよう、
お祈り申し上げます。
また、自分にとっても「昨年より良い年」になりますよう、祈願しております。

さて、「昨年は自分にとってどのような年だったのか」振り返る間もなく新しい年を迎え、仕事始めとなってしまいましたが、
自分としては「早く暖かくなってほしい」というのが願いです。
雪国に生まれていながら、「雪はもう見たくありません」。
昨年は降雪量が少なかっただけに、今冬の大雪には少々困っているところです。

私は、子どもの頃から「正月」が好きではありませんでした。
友達の家に遊びに行くこともできませんし、今と違って正月から開いているショッピングセンターなどの商業施設はありませんでした。
車も走っていませんし、人も出歩いていませんので「本当に静かな正月」でした。

ただ、昔の方が「正月らしさ」を実感できたと思います。
子どもの頃の「デパートの初売り」が1月4日だったので、たいへん待ち遠しかったですが、
今では元日から開いている施設も珍しくありませんね。
1年じゅう切れ目がありません。コンビニなどは、大みそかだろうと、元日だろうと24時間年中無休です。

そのうち、日本中のあらゆる職業が「サービスの向上」のため、年中無休24時間営業になってしまうかもしれません。

年末に子どもと行った温泉施設では、働いている人に感謝しながら1年の疲れをいやすことができましたので、
今年もまたがんばれそうな気がします。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
※12月3日(土) 札幌歯科医師会館で10:00〜17:30
歯科衛生士リカバリーセミナーを開催します!(短時間ですが、私も講師をやります!)

 2日(金) 会務のため 18:00まで
 3日(土) 会務のため 休 診
 5日(月) 会務のため 17:30まで
 6日(火) 会務のため 17:30まで
 7日(水) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで
28日(月) 午後より休診、1月4日(水)まで休診
※1月5日(木)より診療いたします

●12月のトピック

みなさん、こんにちは。
今年もまた「最終月」を迎えることになりました。
この一年を振り返ってみて、今年はどのような「年」でしたでしょうか?
良いことも、そうでないこともあったでしょう。
出会いがあり、別れがあり、そしてまた出会いがあり、様々な思いがあったことでしょう。

いろいろな望みや希望があるなか、最近は「健康で暮らせること」が一番と思えるようになりました。
私が親しくしていた友人も「がん」で亡くなりましたが、ご家族の心中を察すると、辛いものがあります。
「太く短い人生」でしたが、本人には幸せな人生だったかもしれません。

毎年8月末に定期健康診断があり、今年も受診しましたが、まるで学校の成績のように一喜一憂しておりましたが、長年「心電図の異常」を指摘されていました。
何年か前に循環器科も受診して検査しましたが「特に神経質になるほどではない」などと、歯ぎれの悪い説明でした。
恥ずかしながら、昨年より血圧の薬を飲むようになり今年の検査を受けたところ、心電図の異常は指摘されませんでした。

病院の先生には「血圧の薬を服用することと、心電図の変化は関係ない」と言われましたが「異常あり」より「異常なし」の方が良いに決まっています。
「成績が上がった」気持ちですね。
私の親は、仕事中にいわゆる「脳卒中」で倒れて、その後は大変なことも多かったので、自分の家族に同じような思いをさせたくない思いで、血圧と食事には「ほんの少し」気を遣っております。

最近、受診された患者さんから「お医者さんに歯医者へ行くように言われた」と告げられることが多くなりました。
私も「健診で血圧が高かった」、「血糖値が高かった」という人には「早くお医者さんに診てもらってください!」と言っております。

来年は、「これ以上、飲み薬が増えないように」頑張ります。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 4日(金) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 会務のため 18:00まで
19日(土) 会務のため 12:00まで
21日(月) 会務のため 17:30まで
24日(木) 会務のため 18:00まで
28日(月) 会務のため 18:00まで

●11月のトピック
みなさん、こんにちは。
今年も残すところ、あと2か月となりました。
いよいよ本格的な「冬の到来」です。
つい数日前は、関東地方で「ハロウィーン」などのイベント開催のニュースが伝えられ、仮装した人達が街にあふれている映像が流れていましたが、札幌ではとても寒くて、本州との距離感を感じておりました。

先日、知人のガソリンスタンドでタイヤを交換してもらったときに、「ゲリー・ボーネル」という人の話になりました。
私は全く聞いたことがありませんでしたが、何でも「2016年に(今年だ!)本州から北海道にかけて地震が発生して、それが引き金になって海中から大量のメタンガスが噴出して、海岸沿いは人が住めなくなる。
また、札幌は大きな被害を被る」という予言(?)を唱えている人だそうです。

あと2か月の間に、現実とならなければよいのですが、たぶんならないでしょう。
最近は、あまり聞かなくなりましたが、私が子供の頃はよくこのような「予言」や「予知能力」の類が流行っていました。
今でもはっきりとした記憶にあるもので「ノストラダムスの大予言」があります。
小学生の頃(たぶん私が7~8歳くらいの頃)、非常に流行った(?)話で今で言う「都市伝説」的な発想ですね。もっとも、「都市伝説」という言葉すら、死語になりつつありますが。

当時「1999年は、自分は30数歳かぁ〜」と未来の自分を想像していましたが、しっかり生き残っております(明日以降わかりませんが)。

大抵の「予言」は「良いこと」ではなく、どちらかというと「悪いこと・災い」が多いように感じました。
大地震や大津波、富士山噴火などといったものもありました。

このような話が伝わる時間も、今と昔では格段に違います。
昔もも、世の中でいろいろなことが起きていたと思いますが、今ほど通信手段が発達していませんでしたので、あまり多くの事は伝わっていはいませんでした。
今は、事件、事故、災害、紛争など些細なことまで数々の不幸な出来事が伝わりますので、不安な気持ちにさせられます。

しかし、「予言」から離れて別の事柄に目を向けると、こういった世の中の変遷が必ずしも不運な方向へ向かっているとは限りません。
工業系の技術革新により、人工知能の開発も進んでいます。
「ターミネーター」や「アイ・ロボット」も実現するかもしれません。
医療分野においても、DNA解析などで将来起こりうる病気を予測することができるところまで来ました。

今から15年ほど前に、名古屋大学の上田 実教授に再生医療分野について札幌でご講演いただいたときには、すでに「歯に似た硬組織の再生はできている」とお話されていたので、近い将来は「ひどいむし歯になって治療が難しいから、抜いちゃえ!」となりそうです。

なぜなら、歯を抜いた穴に、新しい歯を詰め直せばよいのですから。
このことが、良いことなのか、悪いことなのかわかりませんが、いずれにしても「歯医者に抜かれる状況」にしないことが大切ですね。
そのためには、お口の清掃などの「定期検診」をお勧めします。

今回のお話は、頭痛がひどく苦しみながら作りましたので、シドロモドロの内容でしたね。

10月


●10月の診療時間のおしらせ
 4日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(金) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
17日(月) 会務のため 18:00まで
18日(火) 会務のため 17:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
25日(火) 会務のため 17:00まで
26日(水) 会務のため 18:00まで
31日(月) 会務のため 17:30まで

●10月のトピック
みなさん、こんにちは。先月は、「暑い日が続きますが~」という感じでしたが、いよいよ「肌寒くなりましたが~」になりました。
来月は「めっきり寒くなり、初雪も降りましたが~」となりそうですね。

さて、ここのところ「市民向けフォーラム」などに参加する機会が増えましたが、いつも感じるのは、札幌の街もこれからだんだん高齢者が増えてくるのだなぁ~、ということです。

札幌市の現在の人口は196万人弱で、北海道の全人口の36.3%を占めており、このうち70歳以上の人口は333,429名で道内第2位の旭川市の人口とほぼ同数です。
65歳以上の人口156,067名を加えると488,496名となり札幌市の全人口の1/4を占めることになります。

今は、街を歩いていて「高齢者ばかり目につく」という感じはありませんが、実態として4人に1人は高齢者ということになります。
高齢者が増加することとしてはいろいろな要因があげられますが、「平均寿命が高くなった」すなわち「長生きする人が多くなった」ということが大きいといえます。

「長生きする人が増えること」は喜ばしいことではありますが、実際は「どのような健康状態にあるか」が重要です。
最近「健康寿命」(健康でいられる年齢)という言葉を耳にすることがありますが、「平均寿命」(いわゆる寿命ですね)との「差」が注目されています。

例えば、男性の平均寿命を79.55年、健康寿命を70.42年とすると、差し引き9.13年となります。
つまり人生の最後の10年近くは、何らかの病気を患っている可能性が高いということになります。

また、「2013年・国民生活基礎調査(厚労省)」の結果から、65歳以上の高齢者で69.1%、75歳以上で73.5%が何らかの疾患での通院経験があることがわかりました。
当然の事かもしれませんが、高齢になるほど何らかの病気にかかる機会が増えるということです。

さらにこの調査では、男性の場合、高血圧、糖尿病に続いて3番目に「歯の病気」での通院が多く、女性も5番目の通院理由となっています。

90才を過ぎても、お元気にされている方、若いころから病気の方など様々ですが、「健康でいられること」は誰もが望むところでしょう。

私は、常日頃より「体も歯も健康な状態で、人生を全うできれば最高」と考えております。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
※22日(木)秋分の日、札幌市医師会館で在宅医療フォーラムが開催されますので、
 ご興味のある方は、足をお運びください。
 2日(金) 歯科健診のため14:00より診療、会務のため 18:00まで
 3日(土) 会務のため 12:00まで
 6日(火) 会務のため 17:30まで
 8日(木) 会務のため 17:30まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
16日(金) 会務のため 午後休診
21日(水) 会務のため 17:00まで
23日(金) 会務のため 18:00まで
28日(水) 会務のため 18:00まで
30日(金) 研修のため 18:00まで
●9月のトピック
みなさん、こんにちは。暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今年は5月頃の予報では「冷夏」とのことでしたが、なかなかの暑さで参っています。
久しぶりに、学生の頃を思い出しました。

私の住んでいたのは、ごく普通のアパートでしたのでエアコンもなく、夏はとても厳しいものでした。
「学生の分際でエアコン!?」いやいや、夜でも熱中症になりますから。
まさにトタン屋根に蓄熱して、夜でも部屋の中は30度近くあるのかと思うくらいです。

私は、どういう訳か一人暮らしが気に入って、夏でも実家(札幌)に帰らず一人でアパートで過ごしていました。
周りの同級生は、皆実家に帰ってしまい私一人しかいません。
アパートの同じ階(といっても3部屋しかありませんが)も私以外は誰もいません。

これといった楽しみもありませんが、ただ熱い中を散歩したり、ゴロゴロしたりしていました。
友達が全くいなかったわけではなく、たまに電話がかかってきて「帰らないの?」などと聞かれましたが、なぜかその当時は「晴天の暑さ」に飢えていました。

長年住んでいた札幌は、1年のうち半分が冬で「どんよりと低い雲」というイメージでしたので、尚更です。
もちろん、夏は北海道も晴れの日が多いですがなぜかアパートにへばりついておりました。
あれから、もう30年が経ってしまいました。
いろいろな思い出もありましたが、夏が来ると必ず思い出す事があり、当時聞いていた曲を聞くと目に浮かんできます。

今、自分の子どもも大学生になり札幌を離れていますが、たまに帰ってくると実家(札幌)がいいようです。
しかし、だんだんいろいろな人との繋がりが広がって、そのうち札幌以外で新しい住まいを見つけるかもしれません。
それはそれで、良いのかなと思います。

自分は、もう今までの倍は生きないだろうと思います。すなわち、人生の半分は過ぎたのかなと思うと、少し寂しさもあります。
だんだんと暗くなりましたが、あの学生の頃のように何も考えず遊んでいたころのことを、少しうらやましく思います。

その頃は、それなりに辛い事や悲しい事もありましたが、都合の良い事しか思い出さないのでしょうね。
この先10年後もきっと、同じものを食べて、同じことを考えて、同じように生きているのかと思うと「まぁ〜、それはそれで幸せだわぁ〜」と思っております。

歯の本数も同じだと良いけど。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 2日(火) 会務のため 18:00まで
 3日(水) 9:00~13:00、16:30〜19:00診療
      (会務のため 14:00~16:00まで休診)
 5日(金) 会務のため 18:00まで
10日(水) 会務のため 17:30まで
15日(月) お盆休み
17日(水) 会務のため 17:30まで
25日(木) 会務のため 17:00まで

●8月のトピック
みなさん、こんにちは。
まさに「悪夢のような7月」が、やっと終わりました。
「本当に長かった7月、よく頑張った!」本業は、あまり頑張らなかったけど、他(?)は頑張った。
いろいろな人に、いろいろ言われたけれど「右から左へ受け流して」何とか凌ぎました。

さて先日、7月の最後の日曜日に「札幌市民大会・アイスホッケー大会」へ出場しました。
「全日本歯科医師アイスホッケー大会」は、なんだかんだと泣き言を言って辞退しておりましたが、社会人の方は細々と続けておりました。

しかし、こちらもほとんど練習しておらず、まともに走れる訳がありません。
7月に入って、1回ほど氷上練習しましたが、今までの不摂生が祟り準決勝で左手親指を痛めてしまいました。
初めて実感しましたが、親指って大事なのですねぇ~。

そして、先日の決勝(Cプールですけど)、痛くてスティックが振れません。
1対1も外しました。
「トホホ...」でしたが、チームは11対2で勝ちました。
まぐれですが、2点取ったし優勝したので良かったのかな?   大会の結果はここをクリック!

普段は全く意識していなかった「左手親指」も、「使えなくなってから大事さがわかる」のですよ。
「歯」もそうですが、人生でここぞと踏ん張るときに「喰いしばる歯がない!」なんてことのないように、十分ケアしてください。

それと、「超高齢化したウチのチーム」に入部したい「やさしい人」は、ご一報ください。

7月


●7月の診療時間のおしらせ
 1日(金) 会務のため 18:00まで
 4日(月) 会務のため 18:00まで
 5日(火) 会務のため 18:00まで
 6日(水) 会務のため 18:00まで
 8日(金) 歯科健診のため14:00より診療
11日(月) 会務のため 18:00まで
13日(水) 札幌市会議のため午後の診療時間をご確認ください
14日(木) 会務のため 18:00まで
20日(火) 会務のため 18:00まで
22日(金) 会務のため午後の診療時間をご確認ください
25日(月) 会務のため 17:00まで
26日(火) 会務のため 17:30まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
29日(金) 会務のため 18:00まで

●7月のトピック
みなさん、こんにちは。
今年もまた、一つ齢(とし)を重ねてしまいましたが、体の衰えを「ひしひし」と、実感する次第です。
このトピックを掲載してから丸6年以上が経過しましたが、その間にも仕事や家庭、そして何よりも自分自身にもいろいろと変化がありました。
ことに、最近は「グチ」が多くなりましたが...。

最近、「グチ」が多くなった理由の一つに、以前にもまして会務が多くなり、働いているのか会議をしているのか、また何の会議なのか本当にわからなくなってしまった事があります。
我々は会議をして生活を支えているわけではないので、自分の時間を削られる事についてはいろいろとストレスもありますが、一生続けるわけではありませんので、任期中は全力で取り組みたいと思います。

私は、平日は仕事の後もあまりテレビを視ることは少ないのですが、これもストレス発散の一つと思っていました。
しかし、最近のテレビ番組では、よくいろいろな方が視聴者へ謝る場面が多いような気がします。
こういった場面を視ると、かえってストレスが溜まります。
政治家などが公金を私的に流用する事は、もちろん謝罪に値すると思いますが、そのことを厳しく追及している議員さん達は、はたして大丈夫なのでしょうか?

「人は所詮、みな大差はない」と、思っています。
なかには、ものすごい「人格者」とか「とてつもない善人」などが存在するのかもしれませんが。
ですから、「つみを憎んで、人を憎まず」ですね。
ただ、これも「罪の重さ」にもよると思います。
「ものすごい凶悪犯を許せるのか?」ということです。

上田秋成の遺作で、「樊膾(はんかい)」という話がありますが、これは伯耆の国(鳥取県・中部)の大蔵(後に樊膾)という極悪人が、罪を悔い改め高僧になったという話です。
この極悪人を改心させたのは、一人の貧相な旅の僧侶でしたが、これから残された人生では「人の心を動かせるような人」に、なりたいですね。

でもやはり「大金持ちになりたい!」ですね。
だから、私は「ただの凡人」で終わってしまうのかもしれません。(煩悩過多)

6月


●6月の診療時間のおしらせ
※6月11日(土)、12日(日)全道歯科医師野球大会が岩見沢で開催されます!

 3日(金) 会務のため 18:00まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 17:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
17日(金) 歯科検診のため午前中の診療時間をご確認ください
20日(月) 会務のため 18:00まで
21日(火) 会務のため 17:00まで
23日(木) 会務のため 17:00まで
29日(水) 会務のため 17:00まで

●6月のトピック

みなさん、こんにちは。6月は1年の半分というイメージがあります。
やっと暖かくなったのに、今月の「夏至」が終わるともう日が短くなるのは信じられませんね。

「暖かくなった」といっても、今晩(6月1日)は、旭川で雪が降るかもしれないということで、なんとも驚くばかりです。
もっとも、北海道の山では7月でも登山者が凍死することもあるそうで、改めて気候の厳しさを実感します。

例年、この時期に歯科医師会の役員の話をすることがありますが、我々の場合は「7月」が一つの区切りとなっています。
ですから、今の役職の任期も昨年の7月1日から、来年の6月30日までの2年間となっています。

私の場合は、今月で1期(2年)と半分をなんとかやってこれたというところでしょうか。
残り半分を、気を引き締めて取組んで行きたいと思います。
昨年から、今の部署を申し付けられましたが、なかなか要領も分からず未だに苦心しているところです。
前任者は、3期(6年)務め上げたので、1年そこそこの私は周りから見ても頼りないものと目に映っていることと思います。

しかし、誰にでも「初めての時」はあります。
「上手くこなす人」もいれば「要領の悪い人」もいます。
私は、中間位と思っていますがどのような評価がくだされているか恐ろしい気分です。

今年、ウチの子どもが一人暮らしを始めましたが、色々と愚痴が多く苦心しているのかと察せられます。
私も、学生時代に12年ほど関東地方に暮らしておりましたので、子どもには「当時は、楽しかった」と話しておりましたが、逆の立場になって初めて「親の苦労」が身に染みて分かりました。

自分と比較して、ウチの子どもは色々な面で「親孝行」なのか(?)とも思いますが、やはり「ここまで来るのに大変だった~!」。
まだ後に残っているのがいるので、「あと15年は、死ねないな~」

よく人に「お子さんは、跡継ぎされるの?」と聞かれますが、「本人の自由にさせています」と答えています。
私の頃は「自動的」にレールの上を走る列車のように、所定の駅(役)へ達した感じでしたが、今もって「ローカル線」といった感じです。
子どもには、「日本でも世界でもどこでも好きなところで、好きなように暮らしてほしい」という思いです。
ただし、「親をあてにしないで」。

行政への出向で、「要保護支援児童」に関する会議に出席することがあります。
近年、「児童虐待」が増加していることが取り上げられています。
「自分の理想の子ども」に育て上げることは無理な話かもしれません。
思い通りにならないときに、ついつい手を挙げてしまうこともあります。

ウチの子どもも、よく私についてきたと今更ながら思います。
「良い子」の育て方で、「怒らない、褒めて育てる」だけは未だに達成できていません。

5月


●5月の診療時間のおしらせ
※28日さっぽろ歯っぴぃらんど2016 inサッポロファクトリーに出向します。
 是非、いらしてください!

 6日(金) 会務のため  18:00まで
 9日(月) 会務のため  18:00まで
12日(木) 会務のため  18:00まで
13日(金) 会務のため  18:00まで
17日(火) 会務のため  17:00まで
18日(水) 会務のため  17:30まで
19日(木) 会務のため  18:00まで
20日(金) 会務のため  17:30まで
25日(水) 会務のため  17:00まで
26日(木) 会務のため  18:00まで
28日(土) 会務のため  休 診

●5月のトピック
みなさん、こんにちは。
「大分暖かくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか」と、言いたいところですが、
ここにきて急に寒くなり道東では「雪かき」が必要なほどの積雪に見舞われました。

実は、今から50年近く前に私の祖父が亡くなりました。
それは5月6日のことで、よく亡くなった父に「その日は、珍しく雪が降った」といっていたことを記憶しています。
私が子どもの頃に、5月に雪が降ったのはそう記憶にないので、当時も珍しかったのでしょう。
これから、気候は回復して暖かくなると思いますが、お体にお気をつけ下さい。

先月は、九州地方で大変大きな地震があり、多くの人に多大な被害をもたらしました。
今回の震災でも、お子様をなくされた方の無念は、言葉では言い表せないと思います。
一日でも早く復興を遂げられますようお祈りいたします。

東日本大震災や今回の震災など近年の異常気象と合わせて「未来の地球の姿」に不安を感じているのは私だけではないでしょう。

さて、先月は、世間では「新年度」の初めの「月」ということで、いろいろと慌ただしかったと思います。

子どもも成長とともに、新しい学校へ進学したため準備に追われる毎日でした。
受験を経て、希望の学校に入学できた人、できなかった人、もう一年勉強を頑張る人など、人生様々です。
ウチの子どもにもよく話しますが、まさに「人生万事塞翁が馬」なんですよね。

この意味は、「人生のなかで、幸不幸は予測できず、幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるかわからないのだから、
安易に喜んだり悲しんだりするべきではない」というたとえです。
何もすべてにおいて「悲観的」に考えるとは言いませんが、慎重に生きることも大切ですね。

4月


●4月の診療時間のおしらせ
※23日サンスターファミリーミュージアムに出向します。
 是非、いらしてください!

 1日(金) 会務のため 18:00まで
 5日(火) 会務のため 18:00まで
11日(月) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 15:00まで
23日(土) 会務のため 10:30まで
27日(火) 会務のため 17:30まで
28日(木) 会務のため 18:00まで

●4月のトピック
みなさん、こんにちは。
「春」というには、肌寒い日が続いております。お体にお気をつけ下さい。

さて、最近の話題では「地域包括ケアシステムの構築」、「他職種連携」という言葉が良く聞かれるようになりました。
これは、医療保険を含めた社会保障の分野で国が推し進める政策の一つですが、みなさんご存じでしょうか?

例えば、自分が身体を壊してしまったときに、一つの病院などの医療機関に頼りきりにならずに「地域」の中で、医師、歯科医師、薬剤師、
看護師などが連携して、患者さんを支援していくものです。

その準備として、いろいろな医業職そして地域包括支援センター、ケアマネージャーなどが一堂に会して連携に向けた会議を行っています。
この中には「歯科」も含まれていますが、他の業種に比べると「準備不足」は否めません。

この「地域包括ケアシステムの構築」に向けた取り組みの中では、歯科に関しては「在宅医療」が中心となりますが、これは「訪問歯科診療」を指します。
一昔前は、いわゆる「往診」はあまり馴染みのないものでしたが、今ではかなりの歯科医療機関も行っていることがわかっています。
私も時々「往診」を行いますが、いろいろと難しいこともあります。
この時に医師から気軽にアドバイスを受けられるようになると、助かることも多いですが、実際はそう上手く事が運ばないことも多いです。

今後は、医師のみならず、
薬剤師、看護師をはじめケアマネージャーや地域包括支援センターなどと緊密に連携が図れるようになることを願っております。

3月

写真をクリックしてご覧下さい。
●3月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 3日(木) 会務のため 18:00まで
 4日(金) 会務のため 18:00まで
 7日(月) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
14日(月) 会務のため 18:00まで
15日(火) 会務のため 17:30まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
18日(金) 会務のため 18:00まで
22日(火) 診療報酬改定研修会のため 13:00まで
24日(木) 会務のため 18:00まで
29日(火) 会務のため 18:00まで
(ただし、13:30〜15:00までは近隣の病院へ出向)

●3月のトピック
みなさん、こんにちは。
「今年は、本当に雪が少ない「良い年」ですね。」と、言った途端に雪が降ったり冷え込んだりと、まだまだ「冬」が続いております。
私も、恥ずかしながら血圧が高くなってしまい「降圧剤」を服用するようになってしまいましたが、この「寒さ」がこたえるのですよねぇ~。

血圧が高くなるのは、寒さだけが原因ではありません。
自分で言うのもなんですが、いろいろなストレスも関係があると思います。
私の感じるストレスは、「この仕事はこなせるだろうか?」、「失敗しないだろうか?」「恥ずかしい思いをしたくないなぁ〜」などですが、これは明らかにスキル不足からくるものです。

スキルアップすれば良いだけの話ですが、「人前で話をすること」などはなかなか練習できません。
回数を重ねることが重要ですね。
先日、とある研修会でベテランの先生がお話をされた際に若干声が上ずっており、このような方でも緊張(?)するのだから、
自分も上手く行かなくても仕方がないのだと、勝手に納得していました。

あまり力を入れ過ぎないようにしようと思っていても、外部会議の時はそうもいきません。
初めて行政の会議に出席したときは、「大学の物理の講義」に出席するような感覚でした。
言葉の意味も分からず恥ずかしい思いもしました。
最近は、「物理」から「現代文」ぐらいになりましたが、まだまだ勉強が足りませんね。

「あぁ〜、宝くじでも当たって優雅にくらしたいなぁ〜」と、思っておりましたが、なんでも「宝くじに当選する確率」は1/1000万、
ロト6ですら1/610万ということです。
これは、一説には「道を歩いていて、雷に打たれて死亡する」確率と同レベルということですので、お金は手にしても今は死にたくないので、当面あきらめます。

インターネットでWEBページを閲覧していると、「虫歯になる確率」というものを見つけました。
それによると、高校までで虫歯を経験する割合は78.6%(2003年)で、癌で死亡する割合30.1%(2005年)を遥にしのいでいる。

まぁ〜データーが古いので...と、思っていたら、
14歳の虫歯の割合(2015)43.95%、同17歳57.55%なんていうページも見つけてしまった。
当然のことですが、宝くじで1等当選するよりも、虫歯になってしまう確率は500万倍ということでしょうか?

写真の記事をご覧下さい。
やはり虫歯は怖いです。
みなさんも気を付けましょう。

2月


●2月の診療時間のおしらせ

 2日(火) 会務のため 18:00まで
 4日(木) 会務のため 17:00まで
 5日(金) 会務のため 18:00まで
10日(水) 会務のため 18:00まで
15日(月) 会務のため 18:00まで
16日(火) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
18日(木) 会務のため 18:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
26日(金) 会務のため 17:30まで

●2月のトピック
みなさん、こんにちは。今年は、本当に雪が少ない「良い年」ですね。
しかし、「雪が少ない」=「良い年」というのは、私の気持ちであって、なかには困っている人もいるのかもしれません。

この冬になってから感じることは、「雪が少ない」ためなのか交通の流れが非常に良いことです。
除雪も例年になく、きめ細やかに行われている感じがしますが、「少雪」がもたらしたことかもしれません。

実は私だけではないと思いますが、昨年札幌市に新しく秋元市長が誕生してから、いろいろな変化を感じています。
ことに、札幌の歯科医師にとってもいくつか喜ばしいことがあります。

札幌市では長年「札幌市歯周病検診事業」という健診事業を行っていますが、これは札幌市在住の40歳、50歳、60歳、70歳の節目の方が、
市内の協力歯科医療機関に受診をして簡単な歯周病に関する検診を500円で受信できるというものです。

もちろん必要があれば、検診と同日に保険診療を受けることができ、かつ「初診料」はかかりませんので、悪い話ではありません。
このように、「節目年齢」の方で、歯科受診を考えている方は「札幌市歯周病検診」を受けられてみてはいかがでしょうか?

他にも札幌市は、今後の時代の流れに合わせて、医師や薬剤師、看護師など他職種の方達との連携を目指すことを目的とした協議会の立ち上げなど、コーディネーターとしての役割も果たしています。

ここまでは、歯科に関する話題でしたが、もちろん歯科だけではなく、あらゆる部分で「変化」が起きているように感じます。
是非、秋元市長には札幌市民のためにますます頑張っていただき、より良いまちづくりを目指してもらいたいと思います。
https://www.city.sapporo.jp/city/mayor/

2016年1月


●1月の診療時間のおしらせ

 5日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(金) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
18日(月) 会務のため 16:30まで
20日(水) 会務のため 18:00まで
25日(月) 会務のため 17:00まで
28日(木) 会務のため 18:00まで
29日(金) 会務のため 18:00まで


●1月のトピック

皆様、明けまして、おめでとうございます。
いよいよ、新しい年を迎えましたね。
皆様にとって幸多き年になりますよう、お祈り申し上げます。
また、自分にとっても「昨年より良い年」になりますよう、祈願しております。

平成22年夏頃から始めたこの「トピック」ですが、果して他人の目に触れることはあるのでしょうか?
おそらく、年に数人と思われますが、今年もまたこの「ルーチン作業」を続けて行く予定です。(いつまで続くかわかりませんが)

私にとって昨年は、身体の調子が悪かったり、仕事の失敗などで落ち込むこともありました。
しかし、良いこともありました。
「性格」が影響しているかもしれませんが、「悪いこと」ばかりが思い起され「眠れない日」もありましたが、
冷静に判断すると「±0(プラスマイナス・ゼロ)」といったところでしょう。

最近、同世代の人との会話で「病気になった」「仕事をリタイヤした」「離婚した」など、素直に喜べないような話題が出ることがあります。
しかし当人にとっては、「病気」以外は案外「幸せ」な出来事なのかもしれませんが.....。
こうして、他人の話を聞くと「皆いろいろと悩みがあるのだなぁ〜」と、自分だけではないことに気づくこともあります。

50歳を過ぎ、「人生の折り返し地点」を通過して、「昨年、病気にかからなかった」ことに感謝して、今年もまた1年頑張りたいと思います。

12月


●12月の診療時間のおしらせ
※5日(土) 札幌歯科医師会館で10:00〜17:30
歯科衛生士リカバリーセミナーを開催します!(短時間ですが、私も講師をやります!)
 1日(火) 会務のため 17:30まで
 3日(木) 会務のため 18:00まで
 5日(土) 会務のため 休 診
 9日(水) 会務のため 18:00まで
10日(木) 会務のため 18:00まで
11日(金) 会務のため 17:30まで
16日(水) 会務のため 18:00まで
17日(木) 会務のため 18:00まで
18日(金) 会務のため 午 後 休 診
21日(月) 会務のため 18:00まで
25日(金) 会務のため 18:00まで

●12月のトピック
みなさん、こんにちは。
いよいよ、今年もあと1か月を残すばかりとなりました。
長かったような、短かったような、つきなみですがそんな1年でした。
自分にとっても「大変な年」でしたが、あと30日ほど残されており、今年を振り返るにはまだ早い気もします。

いま思うと、子どもの頃は冬休みに入って12月31日までの間は「楽しみの多い日々」で、年明けから「また1年のスタート」で宿題や勉強のことが頭を過りなんとなく落ち着かない日々を送っていたのかな?

今は「年明け」どころか12月に入っても、「1年の最終月」とか「年末」などというような気分の盛り上がりもありません。
大人になって、「冬休み」がなくなったからなのかもしれません。

また北海道の場合、冬は日本海側特有の「低く厚い雲で覆われるどんよりとした天気」も相まって「なんとなく元気が出ない」気がします。
以前は関東地方に住んでいたので、秋口から春先まで「日差しのある爽やかな天候」も多いのです。
もちろん、「元日」も晴れが多いです。

天気のせいで「気分が冴えない」ということもありますが、今は「1年の節目」をあまり感じなくなりました。
確かに、街を歩けば「年末の雰囲気」を感じますが、スーパーやコンビニは年中無休ですし、元旦から営業しているのが当たり前になった現在では「正月」を感じづらくなった気がします。

私は、仕事が終わってからよく近所のスーパーマーケットへ出かけますが、夜10時過ぎになっても働いている人を見ると、政府の提唱する
「1億総活躍」に疑問を感じます。
働き過ぎでは活躍できませんね。

以前、北海道大学の先生が蟻の巣を観察して「働きアリのうち7割はさぼっており、そのうち1割は全く働いていない」ということを本に記しました。
http://www.athome-academy.jp/archive/biology/0000001082_all.html

今の世の中は「ストレスが充満している」気がします。
昔よく「窓際族」などという言葉がありましたが、今となっては「完全な死語」ですね。
なぜなら「窓際族」に該当する人は皆「リストラ」されるからです。

いつも会社で「何をしているのか、働いているのか、サボっているのか」そのような人を嘲笑気味に指した時代もありましたが、「そんな人」が実は「会社の人間関係を円滑にする人」だったのかもしれません。

自分の子どもには「サボるな!」と厳しく言ってきましたが、「サボることも必要」なんですね。

11月


●11月の診療時間のおしらせ
3日(火) 「Zoo(ずぅー)っと8020」いい歯の日in円山動物園
      11:00AM〜14:00までイベントをやっています!
 5日(木) 会務のため 18:00まで
 6日(金) 会務のため 18:00まで
 7日(土) 会務のため 12:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
13日(金) 会務のため 18:00まで
17日(火) 会務のため 18:00まで
18日(水) 会務のため 18:00まで
20日(金) 会務のため 17:00まで
25日(水) 会務のため 17:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
27日(金) 会務のため 18:00まで
30日(月) 会務のため 17:00まで

●11月のトピック
みなさん、こんにちは。いよいよ、今年もあと2か月を残すばかりとなりました。
10月末には「雪」も降り、なんだか今年は「冬の到来がいつもより早い」きがします。
冬には「冬の良さ」があるのでしょうが、個人的には「北海道の夏」が好きです。
「本州の夏」はあまり好きではありません!

さて、早速「歯」に関連した話ですが、11月3日(火)に札幌円山動物園で札幌市、札幌歯科医師会、株式会社ライオンが協力して、
「お口の健康度チェック」、「歯科相談」などを行います。↓
http://www.city.sapporo.jp/zoo/gyouji/index.html

現在札幌市では、市内に在住の40、50、60、70歳の節目の方に「札幌市歯周病健診」を行っており、 「歯周病や口腔内の他の疾患の早期発見」や「お口の健康維持のためのモチベーションを高める」などの目的で、当院でも対象年齢の方にお勧めをしております。

1回500円の費用がかかりますが、歯周病の簡易検査、現在のお口の状況についてアドバイスが受けられます。もちろん、健診の後で「通常の治療」にも移行できますし、その際は「初診料」がかかりませんので、決して損な話ではありません。(お金の話で恐縮ですが...)

じつは、動物園での今回のイベントの目的の一つに、「札幌市・歯周病健診の大切さを市民の方へ知っていただくこと」があります。
歯周病は、お口の健康を阻害するばかりでなく、全身のあらゆる病気にも関係するといわれるほど注目されており、「なんの症状もない」場合であっても早期に治療することが望ましいと考えられております。

週末は、冷え込みが厳しく外出は厳しいかもしれませんが、ちょうどこのイベントの開催日には回復するそうなので、ご都合がつく方はぜひ奮ってご参加ください。
また、「札幌市歯周病健診」は、この日に限らず「協力医療機関」で行っていますので、札幌歯科医師会のホームページでご確認ください。↓
http://www.sasshi.jp/citizen/fushime/index.html

今回はイベントの「話(はなし)」でしたが、1本でも多くの歯を残していただき、「歯なし(無し)」にならないようにしてください。

10月


「10月の診療時間のおしらせ」
 2日(金) 会務のため 休診
 5日(月) 会務のため 18:00まで
 6日(火) 会務のため 18:00まで
 8日(木) 会務のため 18:00まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
15日(木) 会務のため 17:00まで
16日(金) 会務のため 18:00まで
19日(月) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで
26日(金) 会務のため 17:00まで
31日(土) 会務のため 12:00まで

みなさん、こんにちは。
いよいよ、1年のうち3/4が終わってしまい、また「長く厳しい冬」へ突入してしまうのでしょうか?
道外にお住まいの方には分からないと思いますが、北海道で「良い」と思われる季節は「6月から9月いっぱいの4か月間」です。

まぁ〜、冬には冬の良さ(?)があると思いますが、個人的には「晴れわたった夏」が良いです。
ウチの子どもは「冬が良い!」とのこと。
「なぜ?」と訊くと、「だって、夏は暑いから」。
「じゃあ〜、寒いのはイヤじゃないの?」
「家は暖かいから」。
それは、朝起きると部屋は暖かいし、雪かきもしなくても良い人の言い分ですよね。

気の早いことに「冬の話」になってしまいましたが、10月の話題に戻しますね。
10月といえば、「秋(?)」ですが、秋にはどのような「思い」をお持ちでしょうか?
「食欲」「寂しさ」あるいは「恋(?)」。
私はなんといっても「食欲」です。
北海道はおいしい食材も豊富で、ついつい食べ過ぎてしまいますね。

そのため、「中年太り」になって、家族に呆れられています。
そこで、身体の健康も考えて、なんと!「ダイエット」に取り組もうとしています。(大丈夫かな?)
これは、先日の健康診断が「厳しい結果」となった事がきっかけでした。

私は、仕事が遅いためあまりテレビを見ることがないのですが、ある日偶然見ていた番組の予告編で「昔の知人(?)」を見つけました。
一瞬だったので「本人」かどうかはわかりませんでしたが、当人だとすると全く変わっていませんでした。
というより美しささえ感じました。
それを見てなぜか「負けていられない!」という気になり、頑張る気が起きました。

しかし、「あれから長い月日が経ったんだなぁ〜」などど思いつつ、果てしない目標に向かって頑張っているつもりです。

健康診断を「無駄!」という人もいますが、身体の状態を簡潔に知る意味では重要です。
折角の「食欲の秋」を堪能するためにも「身体の健康管理」、ことに「歯の健康」にも気をつけてください。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 1日(火) 会務のため 18:00まで
 4日(金) 会務のため 17:30まで
10日(木) 会務のため 17:30まで
14日(月) 会務のため 17:30まで
15日(火) 会務のため 18:00まで
19日(土) 会務のため 休診
24日(木) 会務のため 17:00まで
25日(金) 会務のため 休診
30日(水) 会務のため 18:00まで

●9月のトピック
みなさん、こんにちは。
先月の今頃は、「今年の夏は、暑く成らないという予報でしたが、ここ数日は蒸し暑い日が続いています」と書いておりましたね。
今は「肌寒い」です。
あっという間に終わってしまった、「今年の夏」。
なんでも、関東でも比較的過ごしやすいそうで、ニュースでは8月末なのに、東京でカーディガンを羽織る女性が報じられておりました。

朝起きて、まず外に出ると「秋のにおい」がするような気がします。
もう1年のうち2/3が過ぎてしまいました。
そして、「また一つ齢を重ねてしまう」。
先日、何か月振りに練習に出かけてみると、妙に老け込んだ感じがしました。
そういえば、着替えている最中にも話題といえば「病気自慢」が始まってしまったなぁ〜。

周りの人は、「暑い夏はいイヤだ!」というけれど、だんだん日が短く成っていくのも寂しい気持ちです。
心残りなのは、一番年下の子どもだけ何処にも連れて行ってあげられなかったことです。
彼は、「野球少年」なので、これといった休日がありませんでした。
稀にあった休日も、私の仕事の関係でどこにも行けませんでした。

「まぁ〜、それもしかたないのかなぁ」と、なんとなく自分に言い聞かせています。
人生の中で、子どもの頃が一番楽しかったような感じ(幻想?)がしていますが、みなさんはどうでしょうか?

子どもと遊んだりするのも、もう残り僅かなのかなぁ〜。
上の子ども達は、もうあまりついてきません。
おのおの勝手にやっています。
子どもがそばにいると、些細なことで腹が立って怒鳴ってしまうことも度々ありますが、落ち着いて考えると「もう少し優しくしてあげなければ」と思ったりもします。

恥ずかしながら、「子どもと一緒にテレビを見ること」がコミュニケーションの場となったりもします。
そういえば夏定番の「怖い番組」は減ってしまった気がします。
最も今の世の中では、お化けより「生身の人間」の方がはるかに怖いかもしれませんね。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
 4日(火) 会務のため 18:00まで
 7日(金) 会務のため 18:00まで
 8日(土) 会務のため 12:00まで
13日(木) 休 診(お盆休み)
14日(金) 休 診(お盆休み)
15日(土) 休 診(お盆休み)
18日(火) 会務のため 16:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
20日(木) 会務のため 18:00まで
22日(土) 会務のため 休診
25日(火) 会務のため 17:00まで
27日(木) 会務のため 午前中休診

●8月のトピック
皆様、こんにちは。今年の夏は、「暑く成らない」という予報でしたが、ここ数日は蒸し暑い日が続いています。
北海道でも、30℃を超える日も珍しくなくなりました。

さて、みなさんは「マイナンバー制度」についてご存じでしょうか?
今、政府が普及に向けて検討を繰り返していますが、恥ずかしながら私も詳しいことは知りません。
現在「IT特命委員会」なる組織で繰り返し検討しており、2018年から医療分野において段階的に導入し、2020年からの本格導入を目指すそうです。

政府には、医療界にとってもプラスになるよう検討を重ねてもらいたいと思います。
「医科」では患者様の基本情報だけではなく、医師自身の情報管理にも使う予定とのことです。

どのような形態になるのかわかりませんが、例えば医師が所持している「カード」を使って、医師資格はもちろんのこと、専門科目や所属団体などの個人情報も盛り込まれるそうです(検討中とのことです)。

先日も、「ニセ医師」が数年にわたって診療を行い、報酬を得ていたというニュースを見ましたが、どうもアルバイト先では「医師資格」を十分確認していなかったらしいのです。
架空の話ですが、もしこの「カード」があれば、その場で身分の照会を行う事ができるかもしれません。

もちろん、受診する患者様の情報についても記録され、「いつ、どこで、どういった治療を受けたか」などの基本情報などがあり、「セキュリティー問題」が気になるところです。

学生の頃に自動車の「普通免許」を取得したばかりの頃、実は我々の知らないところで、警察が免許に違反歴などを記録していて、一般人にはわからないが警察官が見るとすぐに「違反常習者がわかってしまう」という「うわさ」がありました。

マイナンバー制度を悪用(?)して「このドクターは保険審査上問題あり」とか「治療ミスが多い」も嫌ですが「年金未納者」、「交通違反者」、あげくに「離婚歴有」など記載されたらたまりませんね。

7月


●7月の診療時間のおしらせ

 1日(水) 会務のため 18:00まで
 2日(木) 会務のため 18:00まで
 6日(月) 会務のため 18:00まで
 7日(火) 会務のため 18:00まで
 9日(木) 会務のため 18:00まで
10日(金) 会務のため 午前中休診、14:00より診療
13日(月) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
16日(木) 会務のため 12:00〜17:00まで休診
18日(土) 会務のため 12:00まで
23日(木) 会務のため 18:00まで
24日(金) 会務のため 18:00まで
29日(水) 会務のため 18:00まで
30日(木) 会務のため 18:00以降の診療についてはご確認ください

●7月のトピック
皆様、こんにちは。今年も、もう半分は過ぎてしまったのですね。
しかし、本州では暑く蒸した日が続いているようですが、札幌は7月だというのに暑くなりませんね。
暑くならないどころか、日も差しません。
何処かの本で読んだ気がしますが、人は日光にあたらない日が続くと、精神的に参ってしまうらしいです。
「夏の日差し」を少し味わいたいですね。

さて、私も歯医者になって25年が経ちましたが、先月大学の同期会が開催されました。
私は、会務と重なったため参加できませんでしたが、同期の先生の教授就任のお祝いも兼ねていたのでした。
なんと5名の先生が、各大学の教授に就任されたのだそうです。
なかには、医科大学の教授に就任された方もおります。(みなさん、優秀ですね!)

人生、いつまでも「勉強」が必要なのだということを改めて感じました。
私はというと、相変わらず「勉強嫌い」ですが、自分の子どもには「勉強、勉強!」と叫んでおります。

私は、今まで「一番勉強したな!」と、感じたのは大学生の頃でした。
それは、やはり「歯科医師国家試験のとき」と、いいたいところですが、実は「登院試験」と呼ばれる病院実習開始前の試験です。
これは、大学5年生の時に行われる試験で、夏前に本試験があり、夏休み明けに再試験があります。

本試験では、大体一学年の半数しか合格せず、残りの学生は再試験を受けなければなりません。
私は「言い訳」がましいのですが、本試験当日「ものすごい体調不良」で、試験どころではありませんでした。
結果は当然「不合格」でした。

このとき、「ショック」というより「なぜアイツに負けたのか!」という「悔しさ」が大きかったのです。
夏休みは、自分で言うのも変ですが「勉強三昧(言い過ぎか?)」でした。

「人に言われて動くくらいなら、初めからそうしている!」自分で本当に「気づいた」とき、自ら行動します。
わかってはいるけど、人(特に、自分の子ども)には言ってしまうのです。
「勉強、勉強!」

「歯ブラシ指導」も同じで、「ちゃんと磨いてください〜!」と、説明しても「関心なし」という患者様もいらっしゃいます。
私やスタッフの力不足?でも、お口の管理ができていないと、いろいろな疾病にかかることもあります。
どうやって、気づいてもらうか「勉強、勉強!」

6


●6月の診療時間のおしらせ

 1日(月) 会務のため 18:00まで
 5日(木) 会務のため 18:00まで
 6日(土) 会務のため   休 診
11日(木) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
22日(月) 会務のため 17:00まで
25日(水) 会務のため 18:00まで
29日(月) 会務のため 17:00まで

●6月のトピック

皆様、こんにちは。
今年も、5か月が経過していよいよ半分の「折り返し地点」に差し掛かろうとしています。
今まででしたら、漫然と過ごしていたと思いますが、自分にとっては「仕事の任期」の最終月となります。
思えば、「この2年間」は長いようで短いような、いろいろな思いが詰まっています。

そして7月以降も、また引き続き仕事を引き受けることとなりました。
これから2年、どのようになってゆくのか心配でもありますが、「上手くかわしながらやっていきたい」と思います。

実は、今年の3月から札幌歯科医師会・口腔医療センターの「摂食嚥下リハビリテーション」の研修に参加させていただいております。
これは、高齢者や脳疾患などの麻痺、その他の疾患で食事がしづらい方の嚥下(飲み込み方)などの指導を行うことで、
4月より正式に研修医となりました。

毎月、土曜日に来院される摂食嚥下障害の患者様の指導について、カンファレンスを通じて勉強したり、
年に数回大学病院にてVF(嚥下造影)の研修を受けたりします。

この分野の治療については、正直今まで全く見たこともありませんでした。
「歯科医」のイメージは、歯を削ったり、抜いたり、入れ歯を入れる、またインプラントなどの治療などといったものかと思いますが、
全く違った観点から「口腔の疾患」に向き合っていきます。

先日も、大学病院で私自らがVFの被験者となりましたが、「嚥下に問題あり?」と、診断されて少し不安になりました。
しかし、これが患者様の抱える不安であり、自ら体験して少しは理解を深められたのかと思いました。
このような治療を通じて、患者様に口腔の健康維持の一助となれば幸いと感じております。

ところで、6月6日(土)は、「歯の衛生週間」の一環としてサッポロファクトリー・アトリウムを使い、
口腔の健康に関連したイベントを行います。
これは毎年開催されておりますが、今年も歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士、関連職員などのタッフが多数参加して、
健診や歯科相談を行っておりますので、ぜひお立ち寄りください。

5


●5月の診療時間のおしらせ

11日(月) 会務のため 18:00まで
14日(木) 会務のため 18:00まで
15日(金) 会務のため 18:00まで
20日(水) 会務のため 18:00まで
21日(木) 会務のため 18:00まで
25日(月) 会務のため 17:00まで
27日(水) 会務のため 18:00まで

●5月のトピック

皆様、こんにちは。
今年のゴールデンウィークは、私の記憶しているなかで一番天候に恵まれた「良い休日」だったように思います。皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?

今までは、寒さや天候不順で「いま一つ気持ちの盛り上がらない休日」が多かったのですが、今年は気温が低めでしたが、爽やかな休日が続いたように感じました。
もっとも、ウチの子ども達は部活などで忙しくて、家族で外出することもあまりなくなりましたので、以前のように休日の天気を気にすることも少なくなりました。

数年前、ゴールデンウィークを地域別に日にちをずらして設定する案が検討されたように思います。
今年はともかく、例年北海道はこの時期は気温か低く、天候不順で休日を楽しむには早い気がします。
この時は確か「北海道のゴールデンウィーク」は5月末頃予定されていたように思います。

同時に「休日を増やす」ことも検討されたようですが、これについては個人的には賛成しかねます。
休日といってもスーパーなどの小売業は「年中無休」に近く、大部分の人は働いています。

世間では、今回の祝日は最大で「16連休」などといわれていましたが、我々には夢のような話です。
私なんかは、もし「10連休」があっても逆に色々なことが心配になって落ち着かないと思います。

まぁ、一生「セレブ」と呼ばれるような身分にはなれませんね。
しかし、負け惜しみではありませんが、今のところ私を含めた家族が「病気」になっていないのが幸せなのかもしれません。

最近、身体のあちこちが調子の悪い私にとって、「健康こそが最大の幸せ」だと実感しております。
今年は「暑い夏」なのか「冷夏」なのかわかりませんが、お体にお気をつけ下さい。

4月


●4月の診療時間のおしらせ

 3日(金) 会務のため 18:00まで
 4日(土) 会務のため 休診致します
 9日(木) 会務のため 18:00まで
13日(月) 会務のため 18:00まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
23日(木) 会務のため 18:00まで
24日(金) 会務のため 18:00まで
26日(日)「サンスターいい歯キラメキ・キャンペーン」に出向します
       於 ニトリ文化ホール

●4月のトピック

皆様、こんにちは。
今年は「雪解け」が早く感じられますが、4月になりいっそう「春らしさ」を感じられるようになりましたね。
そして、新社会人や新入生などが、全く新しい環境に飛び込む「第一歩」と、なる日を迎える「月」でもあります。

世の中では、「新しく、変化に満ちた」月なのかもしれません。
一方、私の場合はいわゆる自営業なので、「転勤」することはありません。
「出張」も、ほとんどありません(たまに会務であります)。
ですから、一般の会社員に比べると「変化」の少ない生活であり、それゆえ、あちこちを飛び回っているサラリーマンに憧れたりします。

自分の人生を振り返ってみても、文字通り「レールの上を走る列車」のように、「決まった学校」、「決まった職業」と、いう具合に進んできました。
周りの友人達は、「どの学校にしようか?」、「どんな職業に就くのか?」全く白紙状態でした。
どちらの人生が幸せなのかわかりませんが、今の人生を全うしたいと思います。

しかし、「大学入学」そして「卒業」、「就職」など変化に富んだ昔の生活が懐かしく(羨ましく)思うこともあります。
テレビ番組で紹介されるような、波乱万丈な人生を送り、最後に成功を収めるという事にも憧れはしますが、やはり「楽して、いい思いをしたい」と考えているのは、私だけでしょうか?

さて、個人的なことですが、歯科医師会での仕事も残すところ3か月の任期となりました。
7月からは、「新しい年度」となりスタートしますが、私個人については、全く未定です。また「継続」となるのか、「クビ」なのか・・・。

2年間大変であった仕事も、あと僅かとなりましたが、この仕事を何年にもわたって続けている先生方を尊敬します。
また、「たった2年」ではありますが、「全うできた(残り3か月、できそうな?)」自分に感謝したいと思います。

家でじっとしていれば、この2年間恥もかかず、苦労することもなかったと思いますが、歯科医師会での仕事を通じて一時ではありますが「変化のある生活」を味わうことができました。
「もう1期(2年)、味わってみる?」と聞かれたなら、「・・・」。
しかし、「継続」か「辞任」かどちらになっても、自分にとって最高の人生となるよう祈っております。

3


●3月の診療時間のおしらせ

 2日(月) 会務のため 18:00まで
 4日(水) 会務のため 18:30まで
 6日(金) 会務のため 18:00まで
 7日(土) 会務のため 12:00まで
 9日(月) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
16日(月) 会務のため 18:00まで
18日(木) 会務のため 17:30まで
23日(月) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
27日(金) 会務のため 17:00まで
30日(月) 会務のため 18:00まで

●3月のトピック

皆様、こんにちは。3月に入って、やっと「春らしい(?)」と感じられるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
いろいろな意味で、「1年の区切りの月」ですね。
一般の会社では、年度末となり1年を振り返る月となります。

私達の所属している「歯科医師会」では、一般社団法人に移行後は「7月1日から翌年の6月30日」までが1年の区切りとなります。
そして2年間が任期なので私の場合は、あと4か月ほどを残すのみです。
この2年間は、長いようで短かったというのが実感です。
次期はどうなるのかは未定ですが、まずは残っている仕事をこなしていく次第です。

さて、今年は「選挙」の年ですね。
来月には第18回統一地方選挙が予定されておりますが、ご存じのように北海道知事選挙、札幌市長選挙、道議会議員選挙、札幌市議会議員選挙が行われます。
各候補者は、いろいろな選挙公約を打ち出しており、投票する際には迷いそうですが、「清き一票」を投じてきたいと思います。
札幌のように「大都市」になると、すべての人が満足するような政策を打ち出すのは困難でしょうね。

ところで、この「札幌市」においてはなんと人口順位が横浜市、大阪市、名古屋市に次いで4位という事です。
ただし、東京は統計上「特別区」ということで「各区」ごとの統計順位となるので、純粋には「5位」というべきかもしれません。
私が、子どもの頃社会科で習ったときには確か「9位」だったような気がしています。

札幌市も、今年に入り人口が195万人弱となりましたが、選挙では、「医療」や「介護」の問題を解決してより良い「街づくり」を提案してくれる候補者を選挙で選びたいと思います。
そして、札幌市が今後ますます発展することを望みます。

2月


●2月の診療時間のおしらせ

 2日(月) 会務のため 18:00まで
 6日(金) 会務のため 18:00まで
 7日(土) 会務のため 12:00まで
12日(金) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
17日(火) 会務のため 18:00まで
19日(木) 会務のため 18:00まで
23日(月) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで

●2月のトピック

皆様、こんにちは。お正月の時は、「今年の冬は雪が少なくて良いなぁ〜」と思っておりましたが、やはり毎年「同じ量の雪が降る」のかなと感じております。
しかし、2月も中頃を過ぎると少しずつ「春の兆し」が感じられるようになるのかもしれません。

さて、先月は「センター試験」が開催されて、受験生のいる家庭ではいろいろと気を使われたと思いますが、「インフルエンザの大流行」も今のところ心配するほどではないようですが、これから「2次試験」があるのでまだまだ気が抜けませんね。

2月といえば、私も今から30数年前は大学受験でした。
試験会場が関東でしたので、飛行機で上京して「旅行気分」でした。その時も「何年かぶりの寒波」という事で、試験会場にも雪が積もっておりました。

肝心の試験は「全くできなかった」ような記憶があります。
これは、今となっては「合格」できたので話せますが、「不合格」でしたらシャレになりません。
私は、デキが悪かったせいか、当時の「共通一次試験」は受験したことがありません。
最近は、国公立・私立の大部分の大学が入試の際に「センター試験」を採用しているので、「今の高校生は大変だなぁ〜」と感心というより尊敬しております。

歯科医師国家試験も、年々難しくなっているようです。
私が受験したのは、25年前ですが、真面目に取り組んでいれば「まず大丈夫!」という感じでした。
最近、歯学部のある教授にお話を伺ったところ、かなり難しい状況がわかりました。
ある意味、今年「歯科医師国家試験」に合格した学生(いや先生)は、明らかに私よりは優秀です!
これは、「医師」、「弁護士」、「薬剤師」などにもいえます。

ところで、今回センター試験を受験する現役学生は、平成8年生まれと平成9年の早生まれの人達です。
以前にも紹介しましたが、文部科学省のホームページには「学校保健統計調査」という項目があり誰でも自由に閲覧することができます。

今年の受験生が生まれた平成8年の「12歳の永久歯の虫歯の数」は、一人平均3.51本でした。今年の受験生が12歳になったのは、平成20年頃ですが、この時の「12歳の永久歯の虫歯の数」は、一人平均1.54本でした。

そしてついに昨年(平成26年度)の同じ統計では、一人平均1.00本でした。
これから生まれてくる子ども達が大人になると、私は彼らに「頭のデキ」も「歯の数」も負けてしまうのか...。

2015年1月


●1月の診療時間のおしらせ

 8日(木) 会務のため 18:00まで
 9日(金) 会務のため 18:00まで
14日(水) 会務のため 18:00まで
22日(木) 会務のため 18:00まで

●1月のトピック

皆様、新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。
現在、全国的にインフルエンザが大流行しているようですので、どうぞお気をつけ下さい。

さて、今年の年末年始はいつになく子どもと遊んでおりました。
今までは、概ね体調不良などで寝込んだり、ゴロゴロしたりしていることが多かったのですが、やはり体を動かさないと大抵は太ってしまいますね。

そういえば以前は、お正月に「お餅」をのどに詰まらせてしまうお年寄りのニュースが流れていましたが、最近は見なくなりました。
今、お年寄りが入居する施設に常駐している看護師、介護職員の間でも「摂食・嚥下」の関心が高まってきています。

このような「現場」で働く人たちに対して、「摂食・嚥下」の講習会を開催すると、たちまち満員になってしまう状況です。
これは、全身管理のうえで「口腔の管理」も重要であることが認知されてきたという証(あかし)だと思います。

しかし、残念なことに口腔管理を行う歯科衛生士さんが不足しています。
近年は「歯科」に対するイメージもあまりよくありません。
ごく一部だと思いますが、せっかく「歯科衛生士免許」を取得しても、数年あるいは数か月働くと「異業種」へ転職してしまう人もいると聞きます。

一生懸命働いても、現行の「医療保険制度」ではすべてが補えるわけではありません。
さらに、追い打ちをかけるように「消費税10%」が先送りされて、医療費に充当する予算がいっそう削減されそうな気配さえ感じられます。

もちろん、私個人としても「消費税」は上げないほうが良いと思います。
しかし、現在の日本の状況を鑑みると「致し方ない」のかもしれません。

一年の初めから、暗い話題となってしまいましたが、最近感じるのは「歯科の分野」が注目されてきたことが実感できます。
近年は「歯科医師国家試験」も非常に難しくなり、まさに難関を突破した「精鋭」揃いなので今後も期待できそうですね。

歯科衛生士に続いて、歯科技工士も来春の試験から「国家資格」となります。
歯科医師、歯科衛生士、歯科技工士が力を合わせてより良い歯科医療が提供できることを祈念しております。

札幌歯科医師会では、歯科衛生士と歯科技工士を養成する「札幌歯科学院専門学校」を運営しております。
ご興味のある方は下記アドレスのホームページをご覧ください。
http://www.sasshi.jp/cgi-bin/sds/gakuin/

今年もよろしくお願いします。

12月


●12月の診療時間のおしらせ

 1日(月) 会務のため 18:00まで
 5日(金) 会務のため 18:00まで
 8日(月) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
12日(金) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
25日(木) 会務のため 18:00まで
29日(月) 午前中のみ診療
29日(月) 午後から1月4日(日)まで休診

●12月のトピック

皆様、こんにちは。
いよいよ一年の最終月となりましたね。
まだひと月ありますので気が早いですが、皆様にとってこの一年はいかがだったでしょうか?

今現在、一か月のうち26日間ほど仕事をしていますが、このうち週末も含めて8〜10日くらいは会務に携わっています。
ですから日頃を振り返ると、どうしても歯科医師会のことも多く思い起されます。

私にとって一番大きな変化は、昨年7月から札幌歯科医師会での仕事に携わるようになった事ですがこの事が良かったのか悪かったのか、一口では表現できませんが、いよいよ来年6月いっぱいで任期が終了します。
来年また歯科医師会での仕事に携わることができるかはわかりませんが、あと半年残された任期中、頑張っていきたいと思います。

先日、ある講習会で同級生に再開しました。
私は、学生時代からあまり社交的な方ではありませんでしたので、あまり顔も広くはありませんでしたが、再開した同級生はというと、日本歯科医師会の委員として来札しており、他にもいろいろな組織でご活躍中であり、私にも気軽に話しかけていただきました。

昨年の九州での会合でも、同級生や同窓生に会うことができて非常に有意義なひと時を過ごすことができました。
以前の自分であれば、家族を中心に仕事関係などごく一部の人との交流にとどまっていましたが、いろいろな人とお会いする機会が増えたことが一番良かったことです。
大げさにいう訳ではありませんが、「今まで知らなかった世界」にごく一部ではありますが、覗くことができたと思っております。

さて、少し気が早いですが、あと一か月ほどで新年を迎えますね。
政治の世界が混沌としていて、世の中にあまり明るい話題がありませんが、残り少ない2014年と、新しい2015年が皆様にとって良い年でありますようお祈りいたします。

11月


●11月の診療時間のおしらせ

 6日(木) 会務のため 18:00まで
 7日(金) 会務のため 18:00まで
 8日(土) 会務のため 11:30まで
15日(水) 会務のため 18:00まで
13日(木) 会務のため 18:00まで
15日(土) 会務のため 12:00まで
17日(月) 会務のため 18:00まで
19日(水) 会務のため 18:00まで
27日(木) 会務のため 18:00まで
28日(金) 会務のため 18:00まで

●11月のトピック

みなさま、こんにちは。11月に入って急に寒くなり、いよいよこれから半年間「長い冬」に突入ですね。北海道の冬の始まりは、いつも突然やってきます。
さむくなったなぁ〜と、思ったら雪が降り出して急に寒くなります。

11月8日は「いいは(いい歯)」と読んで「いい歯の日」のイベントが札幌円山動物園で開催されます。
「歯科相談」「歯科健診」が受けられます。動物園にいらしたら、ぜひお立ち寄りください。
ただ、この寒さのなか動物園へ足を運ぶ人がいるのだろうか.....。

最近、日本のある企業が我が国と、アメリカ、ドイツ、オーストラリア、イギリス、スウェーデンの6力国の20~69歳の男女を対象に、インターネット上でアンケート調査を行った結果、日本は「歯周病」という一言葉の認知率が高い一方で、「歯のケアには時間やお金をかけたくない」と考えている人の割合も高いという結果が出たそうです。

アンケートによると、「歯周病を知っているか」との問いに、知っていると回答したのは、日本が98%と6か国中でトップでしたが、「歯のケアに時間とお金をかけたくない」とする回答が日本30%、アメリカ22%、オーストラリア22%などという結果だったそうです。

インターネット上のことであり、一部の人の意識調査ということで正確性には欠けるかもしれませんが、「全く参考にならない」というものでもないと思います。

ところで、最近いろいろなホームページを見ていて感じたことがあります。
それは、動物病院で「歯科・口腔外科」を標榜している施設が多くなったことです。
「人間の歯科医が多いこと」は知られていますが、動物の世界でも同じことが起こっているのですね。

ただこれは、今までは関心が無かった「動物の口腔ケア」の意識改革という意味では歓迎されます。
ウマやイヌなど身近な動物は、人間より歯の数が多いですが、食べ物がヒトに近似してきた現在では、「虫歯」や「歯周病」も増えてきたと聞きます。

皆様も、ぜひ「いい歯の日」には円山動物園で動物と一緒に「歯の健康」について考えてみませんか?

10月


●10月の診療時間のおしらせ

10月 3日(金) 会務のため 18:00まで
    4日(土) 会務のため 12:00まで
    6日(月) 会務のため 18:00まで
    9日(木) 会務のため 18:00まで
   15日(水) 会務のため 18:00まで
   20日(月) 会務のため 18:00まで
   23日(木) 会務のため 18:00まで
   27日(月) 保健所・医療安全講習会のため18:00まで

●10月のトピック

みなさま、こんにちは。10月に入って、「今年も残すところ.....」となるのは、まだ気が早いですね。
とはいうものの、来月に入ると「初雪」も見られいっそう「冬の実感」が、湧き上がってくるのでしょうね。

実は先月(9月)、生まれて初めて「メガネ」を買ってしまった。
今まで50年近く生きてきて、「眼」の不自由だけは経験したことがなかったのに...。
毎年行っている健康診断でも、眼だけは全く問題なく「身体で唯一健康な部位」であった。
しかしながら、「単なる老眼」なので視力は今でも両眼1.5、1.2と全く問題ないのですが、近くのものが見えづらいのには困ったものです。

昨年、歯科ユニット(診療チェア)を新しくしたところ、LEDライトが格段に明るくて、メーカーの営業マンに「眩しすぎて、かえって見えづらい」といってしまったが、悪いのは機械じゃなくて私の眼だったようです。
もちろん今は、老眼鏡のおかげで細かい作業もバッチリです。

現在、私の診療室に来られる患者様は、どちらかというと私より年上の方が多いですが、ほとんどの方はいわゆる「有病者」です。
「血圧が高い」、「胸が苦しくなる」、「血糖値が高い」、「膝が痛くて歩けない」などの不自由から、「癌」の治療中の方もたくさんみえます。

大部分の方はお一人で通院しておりますが、なかにはご家族などに付き添われて来院されます。
このような方達は、身体の不自由は我慢できても、「食べられないこと」を我慢することに大きな苦痛を感じているようです。
入れ歯の調整をしていても、痛みなどで上手く噛めないときには怒鳴られることもあります。
歯医者にとって「痛みをとること」は至上命令であり、妥協は許されません。

入れ歯だけでなく、歯ぐきの炎症などでなかなか痛みがとれないときには、ご本人(患者様)も大変ですが、歯医者の胸も痛んでいるはずです。
しかし、最近は「人の意識」も変化してきて、歯科だけではなく医科では患者様から暴力を受けることも多いようです。

学生の頃から言われてきましたが、「患者」は「心」に「串」が刺さった「者」、すなわち、「病気」によって「心」も「痛(いた)んでいる」。
これは「精神的におかしくなっている」という意味ではなく、痛みや苦しみからついつい心にもない言動が表れてしまうという事です。

自分の技術不足を反省しますが、たまに「きつい一言」もあり、正に「寸鉄人を殺す」です。
最近、この一言で胸が痛くなるのはじつは血圧が高かったせいかな?
自分の技術を磨きつつ、身体にも注意したいと思います。

9月


●9月の診療時間のおしらせ
 4日(木) 社保研修のため 18:00まで
 5日(水) 会務のため 18:00まで
 6日(土) 会務のため 12:00まで
 7日(日) 支部対抗野球大会!
 8日(月) 会務のため 18:00まで
 9日(火) 会務のため 18:00まで
11日(木) 会務のため 18:00まで
12日(金) 会務のため 18:00まで
17日(水) 会務のため 18:00まで
20日(土) 会務のため 12:00まで
30日(火) 社保研修のため 18:00まで

●9月のトピック
みなさま、こんにちは。9月に入って、いよいよ「秋の到来」なのか心地良い日が続いていますね。
今年一年を振り返るには早いですが、天候に関しては概ね良好だったのかな?
しかし、これから本番の「冬」を迎えるので気が抜けませんね。

ところで、最近アフリカでウィルス性疾患が大流行している報道が世間を賑わせていますが、「何処か遠い国の出来事」といった感じで見ていましたが、東京で「デング熱」に感染する人が増えてきて、今まで日本に存在しなかった病気も新たに確認されるようになり、海外の流行も他人事ではないなと思うようになりました。

聞くところによりますと、この病気にかかった人は公園などで蚊に刺されたことによって発症したそうで、そうなると北海道ではまず危険はなさそうですが、上京した際などには注意が必要ですね。

何年か前に、ある雑誌を読んでいると今後の人類の脅威となりうるものの一つとして、「未知の微生物」があるそうです。映画のネタになりそうですが、アフリカやアマゾンなどの前人未到の熱帯林の奥地で密かに存在している細菌やウィルスが、ある些細な事をきっかけに世の中で大流行してパニックになるということらしいのです。

私が子どもの頃、「カサンドラクロス」という映画が公開されたのですが、公開前にテレビで放送された解説を見て、怖かった思い出があります。
もっとも、この映画の場合は「病気」よりラストシーンの方がある意味怖いです。
近年、といっても20年前のことですが、「アウトブレイク」という映画が公開されました。
「カサンドラクロス」はさすがに古さを感じさせますが、「アウトブレイク」は今でも十分にリアルです。

そもそも、人類がこの世に誕生してから微生物との関わりは切っても切れないものであり、幾度となく立ち向かってきた歴史があります。
そして、人と人の交流によって世界中に広まっていくのです。
「梅毒」もアメリカが起源で「コロンブス交換」によってヨーロッパに広まったという説もあります。

虫歯の原因となるミュータンス菌(学名:Streptococcus mutans)も、この世に生まれて、最初にお母さんから感染するといわれています。
この菌はほとんどすべての人が持っていますが、生まれてからの「付き合い」なので、「今後とも仲良く」、じゃなかった「上手くコントロールして」虫歯にならないようにしてください。

8月


●8月の診療時間のおしらせ
  1日(金) 会務のため 18:00まで
 13日(水) 会務のため 18:00まで
 14日(木) お盆休みのため休診
 15日(金) お盆休みのため休診
 16日(土) お盆休みのため休診
 20日(水) 会務のため 18:00まで
 28日(木) 会務のため 18:00まで

●8月のトピック
みなさま、こんにちは。世の中では「夏休み」の時期ですね。
私の歯科医院も今月は「お盆」にお休みとなりますので、よろしくお願い致します。

夏休みになると、我が家では子どもが「何処かへ連れて行って!」と、うるさくまとわりついてきたものです。
「早くみんな大きくなって(大人になって)、家から出て行ってほしい!」と、いつも人に話していましたが、今年は「受験生」やら「部活組」など家にいないことも多くなりました。
お盆期間も「図書館」、「部活」で皆「暇なし」です。
まぁ〜、一人で遊びに行きます。

ところで、最近よく人に「跡継ぎはどうするの?」と、訊かれますがその都度「子どもが自分で決めるでしょう」と、言うことにしています。
実は私は高校生のころ「歯医者」の道は全く考えていませんでした。
自分としては「これになりたい!」と、いう職業があり親に話してみたところ「無理、無理!」と、一蹴されてしまいました。

私が大学を卒業するころは、首都圏でもまだ「バブルの余韻」があり景気も良かったです。
私の高校時代の同級生の一人は、一浪して名門のK大を卒業しましたが、就職に関しては「解禁日」や「青田刈り」などといった、今考えると信じられないほど「良い時代」でした。

同級生の友人のうち何人かは、首都圏の有名大学を卒業後「銀行員」「電機メーカーの研究室」へ就職し、羨ましく思っておりました。
しかし、私の知る限り、大手銀行へ就職した3名のうち2名は退職して、別の道を歩みました。「風のうわさ」によると、電機メーカーに就職した友人はリストラに掛かったそうですが、その後どうなったかはわかりません。

私がもし30年前のあの時に歯科大学へ入学しなかったら、今どうなっていたのかはわかりませんが、どのような結果になったとしても「希望した職業」に進んでいれば良かったと後悔も少しあります。

先日、ある建築会社の社長さんの話を聞きました。
その会社はわりと大きな工事もこなす「中堅どころ」と、いった感じの会社ですが「子どもには跡継ぎさせたくない」とのことでした。
どんな仕事でも「厳しい時期」があるのでしょう。
ウチの子どもも、自分で「進む道」を決めているようなので、成就するように応援したいと思います。

歯医者の将来像についてですが、ひところは「歯医者の数はコンビニの2倍、いやそれ以上」と、言われて「数の上で厳しい現実」が指摘されておりましたが、厚労省の施設動態調査による平成26年5月現在の歯科診療所数は全国で68,788施設であり、一方コンビニエンスストアーは平成26年3月現在で51,873軒といわれています。

歯医者もコンビニもそして、建築会社もそれぞれに大変ですね。

7月

「地球滅亡の日まで」

●7月の診療時間のおしらせ
7月 4日(金) 会務のため 18:00まで
   7日(月) 会務のため 18:00まで
  10日(木) 会務のため 18:00まで
  14日(月) 会務のため 18:00まで
  16日(水) 会務のため 18:00まで
  18日(金) 会務のため 18:00まで
  24日(木) 会務のため 18:00まで

●7月のトピック
みなさま、こんにちは。
数が月前は「今年は冷夏!」との予想でしたが、6月末から少し気温が上がってきたようでうれしく感じます。

先月は「雨の日」ばかり続いていたので、心なしか元気が出ない気がしていました。
実際、曇りの多い国イギリスの精神保健研究機関の報告によると、毎日日光を浴びない生活をすると無気力や抑うつ感情につながる恐れがあるとのこと。
「地球温暖化」なのだから、「ガンガン太陽が照り付けてほしい」と、願っておりました。

「地球温暖化」というと、「灼熱の日差し」とか「湖や川が枯れあがってしまう」あるいは、「陸地が砂漠になってしまう」というようなイメージがありますが、実際は海水の温度が上昇してしまう訳で、これにより「雨雲の発生」が増加して異常気象つまり「大雨」が起きてしまうことの方が多いようです。
近年、世界各地では「天変地異」といえるような「異常気象」が頻発しています。

ところで、人間の心の片隅にはこの「天変地異」に対する畏(おそ)れがあり、映画でも「地震」や「津波」、「火山の噴火」、などが題材として使われることがありました。
これは「自分たちの力ではどうにも制御できない」という恐ろしさの表れでしょう。
私が子どものころ「日本沈没」というテレビ番組があり、自然による恐怖を植え付けられました。

さて、縁起が悪い話ですが、この「天変地異」によって「地球が滅亡の危機に瀕したら何をするか」などといった問いがよく話題になりますが、みなさまはどうでしょうか?
「思いっきり食べまくる」「寝る」「妄言をはく」まあ、人それぞれにいろいろと「やりたいこと」があると思いますが、なんといっても「地球が滅亡する」訳ですから、「お金」なんかは全く意味をなさなくなるので、大部分の人は「人間の原始的で生理的な欲求」に沿って行動するのでしょうね。
まさか、「仕事」なんていう人はいないでしょうね?
「地球が滅亡する日に仕事をする」とは、私の感覚では信じがたいところです。

しかし以前、歯科医師会関係の雑誌を読んでいたときに、「癌で余命がわずかとなった歯科医」が最後の力を振り絞って診療している話が載っており、家族からの助言で仕事を辞めるように言われた際に「俺から仕事を取り上げないでほしい」と懇願したくだりは、歯科医というより「社会人の鏡」で、尊敬に値します。
少なくとも、私にはできません!

これは、不謹慎でした。
今後は「生命の灯が消えるまで」仕事に精進する努力をするつもりですので、みなさまも「歯」を大切にしてください。
「地球滅亡の日まで」

6月

「8020運動」

みなさま、こんにちは。
早いもので、今年も半分近くが経過しました。
今年度(平成25年7月1日から平成26年6月30日まで)私個人的には、歯科医師会の会務に携わるようになって日常生活も変わりました。
大変なことも多くいろいろ失敗も多かったのですが、昨年7月の拝命から数えてやっと1年が経とうとしています。残り1か月を無事に終えるようにしたいと思います。

5月半ばから、本州では「暑い日」が続き「このままでは夏本番が思いやられる」とまで言われていますが、北海道はというとどういう訳か「今年も冷夏?」というくらい涼しいです。
私個人的には暑い方が好きなので、「もう、地球温暖化でも構わないので、暑くなって!」と、願っていたところ5月末の運動会の日には「夏日」となりました。
おかげで、私は「やけど?に近い日焼け」をしてしまい、翌6月1日に開催された「※さっぽろ歯っぴぃらんど2014」では「痛み」をこらえながらお手伝いをしてまいりました。

このイベントは、以前は土曜日に開催されておりましたが、今年は諸般の事情で初めて日曜日の開催となりました。
当日も前日に引き続き「気持ちの良いくらいの青空」が広がっておりましたので、「きっとみんな何処かへ遊びに行ってしまって、来場者は少ないだろう」と勝手な予想をしておりましたが、実際は昨年より多くの方に来ていただき、盛況のうち終了することができました。

私は、8020歯科健診(80歳で20本の歯を維持する運動)と、歯科ドックを担当しておりましたが、こちらに来られた80代の方は皆様「お口の中が素晴らしい状態」で驚かされました。
もちろんこれは日頃より「歯」に関心がある方たちなので、世の中のすべての人が当てはまるわけではないと思いますが、失礼な話ですが健診に来られた方達は身体もしっかりされていたように思います。

「総入れ歯」でも健康な方はいらっしゃいますし、歯があっても病気の方もいらっしゃいますが、「歯の健康」と「身体の健康」が全く無縁とも考えられません。
8020(ハチマル・ニーマル)運動は一般の方にもだいぶ浸透しましたが、80歳といわず、85でも90でも、いつまでも「歯」を大切にしてもらいたいものです。
このようなイベントを通じて、「歯の衛生に関する啓発」の一助となれば幸いです。

「※さっぽろ歯っぴぃらんど2014」は毎年6月に開催される「歯の衛生に関する啓発事業」で、札幌歯科医師会、札幌市、札幌市教育委員会などが主催しており、今年は6月1日にサッポロファクトリーにて開催されました。

●6月の診療時間のおしらせ
 6日(金) 会務のため 18:00まで
12日(木) 会務のため 18:00まで
13日(金) 会務のため 18:00まで
14日(土) 会務のため 休診
18日(水) 会務のため 18:00まで
23日(月) 会務のため 18:00まで
26日(木) 会務のため 18:00まで
27日(金) 会務のため 17:00まで

5月

「DMF指数」

みなさま、こんにちは。
今月はボケっとしていたら、トピックを作るのを忘れていました。
ところで、先月のトピックで病気になった友人の話を載せておりましたが、今月、久しぶりにあった別の友人は「激ヤセ」していて、いろいろと事情を聞いたところ、あらためて「健康の大切さ」を痛感した次第です。

さて、4月から新しい学校に通うようになったお子様も多いと思いますが、ウチの子どもも中学校に入学しました。1か月経ち少しは学校に慣れた頃かと思いますが、この時期には「健康診断」があります。
身長・体重測定、内科健診、歯科健診などがあります。

私の頃は、身長や体重がまるで成績発表のように気になったものです。
「だれより1cm高いとか低いとか」。
それに対して内科健診や視力などはあまり関心がなく、ましてや歯科健診の結果などまるで気に留めませんでした。
子どものころは、内科的に問題があることは少ないと思いますが、「歯」となると別でした。

ところで「DMF(ディー・エム・エフ)指数」というのをご存知でしょうか?
これは「齲蝕(虫歯)経験歯数」を表したもので、D:虫歯の歯、M:虫歯で抜いた歯(あるいは抜けた歯)、F:治療済みの歯のそれぞれについて数字で表します。

今から30年ほど前の私が歯科大生の頃、日本における13〜14歳被験者のDMF指数はなんと7.5(D.E.Barmesより)でした。
つまり、この年代の被験者では、1人につき7.5本が虫歯であったり、治療したり、あるいは抜けてしまっていたのです。

では、現在の日本の中学生におけるDMF指数はというと、1.05!
内訳は、D:0.37、M:0.02、F:1.03と、どれも驚く数字です。
ちなみに、これらの結果は「文部科学省のホームページ・学校保健統計」で閲覧できます。
(http://www.mext.go.jp/b_menu/toukei/chousa05/hoken/1268826.htm)

この結果からは、「8020運動(80歳で20本の歯を残す)」と合わせて国民の歯に対する関心が高まったことがうかがえます。
もちろん「歯科医」の努力も一助となっていると思います。

今、私は恥ずかしながら「歯の痛み」に悩まされています。
虫歯なのか、歯槽膿漏なのか、噛みしめによる顎関節症なのかわかりませんが、なるべくしてなってしまう病気もあるかもしれませんが、
歯科の場合は大部分が未然に防げると思います。
私のようにならないためにも、お口の管理にお気をつけ下さい。

「5月の診療時間のおしらせ」
5月 8日(木) 会務のため 18:00まで
   9日(金) 会務のため 18:00まで
  14日(水) 会務のため 18:00まで
  19日(月) 会務のため 18:00まで
  20日(火) 会務のため 18:00まで
  22日(木) 会務のため 18:00まで
  26日(月) 会務のため 18:00まで
  29日(月) 会務のため 17:00まで
※6月1日(日)さっぽろ歯っぴぃらんど2014(於サッポロファクトリー)に皆様ぜひいらしてください!

4月

「健康一番!」

みなさま、こんにちは。
早いもので、もはや1年のうちの1/4が過ぎました。
実は3月に私の友人から非常に悲しい知らせを受けました。
以前(H22年10月のトピック)紹介しましたが、私の「臍(へそ)ヘルニア」について自身のブログに掲載してくれた関東在住の友人から、病気で入院したという知らせがありました。
(http://gokanben.blog.so-net.ne.jp/archive/20100922)
彼のブログについては「毎日の普通生活。。。」で検索するとわかりますので、よろしければご覧ください。

彼の場合は「全く何の症状もなかった」そうで、偶然「病気」が見つかったそうです。
彼が回復したら、また「豊平峡温泉」でカレーを食べたいものです。
実は、私もつい先日「脳神経外科」を受診しました。
頭痛と手の痺れがあったからですが、検査の結果は「脳に異常なし」とのことで、とりあえず胸を撫でおろしました。
昨年は「心電図異常」のため検査をしましたが、だんだん自分の体もガタがきたのかなと思っております。

私が受診した病院は、最近移転したばかりとのことですが、非常に立派でした。
待ち時間にはさすがに疲れましたが、担当の医師も素人の私にもわかりやすく説明していただき、本当に受診してよかったと思いました。

以前、自分の子供が遊んでいて「股間」を強打して激しく痛がっているので、救急当番の病院に連れて行ったところ、冷たい言葉を浴びせられて残念な思いをしたことがあります。
私の知り合いも腕が痛くて整形外科を受診した際に「腕のスジが痛い」と医師に告げたところ、一喝されたという話を聞きました。

これは、医師だけでなく歯科医も同じで、保健所や歯科医師会にも同様の苦情が寄せられます。
「歯」の場合は正直「生命の危機」に関わる場合はごく稀だと思いますが、それでも「不安」や少なからず「恐怖」を抱いて受診される方も多く、自分なりには気を付けて取り組んでいるつもりです。

自分の「不健康さ」を自慢する訳ではありませんが、やはり実際に自分が治療を受けてみると、いろいろなことがわかり仕事上の参考になります。
4月は、毎週土曜日・午後も会合があり体調管理には気をつけたいと思います。

●4月の診療時間のおしらせ
 4月 4日(金) 会務のため 18:00まで
    7日(月) 会務のため 18:00まで
   10日(木) 会務のため 18:00まで
   16日(水) 会務のため 18:00まで
   18日(金) 会務のため 18:00まで
   24日(月) 会務のため 18:00まで
  ※13日(日)「サンスターいい歯キラメキ・キャンペーン」に出向します

3月

「肩の力を抜いて」

みなさま、こんにちは。
ソチ・オリンピックも終わりましたが、みなさまの応援していた選手は活躍していましたか?
冬季オリンピックですので、北海道出身、あるいは縁(ゆかり)のある選手が数多く参加していましたね。

個人的には、「女子アイスホッケー」を応援していましたが、「メダル獲得」の夢はかないませんでしたね。
自分でもアイスホッケーをやっていることや、知っている人が出場していたので、応援していましたが「女子」とはいえレベルの高い戦いでした(当然私よりは上手です)。

先日、またまた「全日本歯科医師アイスホッケー大会」のお誘いを受けましたが、迷った末お断りしてしまいました。
理由はいろいろありましたが、「体力の限界」かな?
今年は、若手が2名参加予定で心配されていたエースのK先生と、東京から経験者の先生の参加もあり、「まずまずかな」ということです。
「ご高齢」といったら怒られますが、昨年大会直前にケガをされ無念の「引退宣言」をされたS先生も参加されるということで、かなり心も揺らぎました。

物事を決めるときに、誰でも迷ったりすることはよくあります。
買い物などで「買うか、買わないか」などといった些細なものから、「どの会社に就職しよう」「どちらの人とお付き合いしよう」など人生の重大な決断に直面することもあるでしょう。
物事に迷ったりして、どこへ進むべきかわからなくなったとき、誰かに相談するかもしれません。

私もインターネットで偶然知ったのですが、Mike Vardy(写真の方)という人の考え方を知って少し参考になりました。http://www.lifehacker.jp/2014/02/140223happiness.html※左記アドレスをクリックするとご覧いただけます。
誰に訊いても答えは出ません。
「自分の人生の進むべき方向」を決めるのは「親」や「友人」ではなく「有名な占い師」でもありません。
そういった意味で、前述のMike Vardy氏の考え方は「肩の力が抜ける」ようで少しほっとしました。

話は突然変わりますが、「口」を開け閉めしているのは口の周りの筋肉だけではなく、「頸(くび)」や「肩」など様々な筋肉の働きが関係しているといわれています。
毎日「いろいろな悩み」に苛まれ続けていると自然に肩に力が入って「肩こり」や「首の痛み」が起きやすくなります。

筋肉は単独で動くのではなく、複数の筋肉の動きが合わさって一つの「動き」が生じることが多いといわれています。
よって肩に力が入ると、当然かみ合わせにも影響が出ます。
「仕事」に追われて、肩に力が入る。「悩み事」でいつも下を向いていると、「歯も悪くなる」ということです。
足元には「何も落ちていません」。
まるで自分に言い聞かせているようですが、「上を向いて歩きましょう!」

「3月の診療時間のおしらせ」
   7日(金) 会務のため 18:00まで
  10日(月) 会務のため 18:00まで
  11日(火) 会務のため 17:30まで
  13日(木) 会務のため 18:00まで
  17日(月) 会務のため 18:00まで
  18日(火) 会務のため 18:00まで
  24日(月) 会務のため 18:00まで
 ※25日(火) 午前休診  14:00より診療します
  27日(木) 会務のため 18:00まで
  28日(金) 会務のため 17:30まで
  以上となります。
  よろしくお願いいたします。

2月

「オリンピック・雪祭り開幕!」

みなさま、こんにちは。
年末の喧騒、年明けの静寂、子どもの冬休み終了そして始業式と、あわただしく過ぎた1月。
札幌では、あちこちで学級閉鎖の知らせを耳にするほどインフルエンザが流行してきましたが、くれぐれもお体にお気をつけ下さい。

さて、今年も2月に入り「雪まつり」の開催目前となりましたが、どうやら世間では「ソチ・オリンピック」の話題のほうが注目されています。
北海道は長年経済不況に見舞われて、なかなか「不景気」から脱却できない感じがあり、1人でも多くの観光客に来ていただきたいですね。

毎年、雪まつり会場では一般市民による雪像作りがありますが、今年はどのような雪像が作られるのでしょうか?
自衛隊による巨大な雪像も見どころですが、小さな雪像もそれなりに良くできています。
欲をいえば、雪まつり期間がもう少し長ければ、より多くの経済効果が期待できます。
今年は日程も連休になりませんので残念です。

オリンピックでは、やはり日本人選手の活躍を期待したいですね。
私個人的には、自分でもアイスホッケーをやっているので、女子アイスホッケーに期待したいです。
今回、子どものアイスホッケー関係で知り合いになったお父様のお嬢様が、日本代表に選ばれました。ぜひ頑張ってメダル獲得に貢献してもらいたいです。

私はというと、今年は残念ながら「歯科医師アイスホッケー大会」には参加しません。
年齢的なことが大きいですが、またいつの日か、復帰できるよう身も心も鍛えていきたいという考えはあります。実行されるかはわかりませんが。

さて、いまさかんに「アベノミクス」について論じられておりますが、その戦略の一環として消費税増税があり、4月からは8%になります。
数字の上では「たった3%か」と思いますが、金額にするとなんと8兆円ほどになります。
使い道は「一般企業の減税」に充てられるそうですが、はたして景気を刺激するほどの効果が出るのでしょうか?

医療界でも、この増税とともに「診療報酬改定」が行われます。
歯科では、残念ながら厳しい結果となりそうですが、工夫をしながらなんとか乗り切っていきたいと思います。
まさに「歯を食いしばって」いきたいところですが、肝心な「歯」が丈夫でなければなりません。
みなさまも、この時代を乗り切るためにも、「歯」を大事にしてください。
今月もまたよろしくお願いいたします。

※2月、3月が歯科医師会・会務が多忙なため、診療時間が18時までの日が多いですので、大変お手数ですがご来院の際にはご連絡してください。

2014年1月

「明けましておめでとうございます。」

みなさん、明けまして、おめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

昨年は、自分にとって大きく変わった年でした。
とはいっても、今までだって毎年変わっていたのです。
子供の誕生と成長、仕事の変化、家庭での出来事、自分の周りでの出来事など常に変化し続けています。

何の変化も感じなくなったら、味気ない人生でしょうね。
強いていうならば「大きく」変わった年でした。
しかし、今後もいろいろなことがあると思いますので、「もっと大きな変化」があるかもしれません。

最近とくに感じているのは、「身体の変化」です。
この年齢でいうのもなんですが、「衰え」をとくに感じます。
今までは多少無理をしてもどうにか乗り越えられてきましたが、近ごろは「身体」もさることながら、「精神的」にもこたえることが多くなった感じがします。

今年の目標は、「自分と仲良く付き合う」です。
変な目標ですが、今までは「心」で感じていても「身体」がついてこなかったり、またその逆で「身体」では大丈夫と思っていても「心」が疲れてしまったりと、要はあまり無理をしないということです。

私は会社を経営しているわけではなく、いわば「自営業」です。
ですが、一般の仕事でいう「組合」のようなものが「歯科医師会」や「大学・同窓会」、「スタディーグループ」などですが、そうしたいろいろな場面で「人付き合い」があります。
どうしても他人に「いい顔をしたい」と考えると、無理をしてしまうことが多いですが、これからは何かを始める前に「自分とよく相談」してみたいと思います。

調子が悪いとき、気が向かないときは、可能なことであれば「仕事や約束を回避」したいと思います。
一つしかない身体なので、大切にしたいと思います、と締めたいところですが、「心」も大切にしていきたいと思います。
ご存じかと思いますが、「心の病」も増えてきているとのことです。実際は「身体の病」よりも「重くつらい」こともあるようです。
あっ、いい忘れましたが、「歯」は当然ですが大切にしてください。

今年もまたよろしくお願いいたします。

12月

みなさん、こんにちは。
いよいよ、今年の最終月となりました。
今までを振り返って「これで、また一つ年を重ねるのか」と思うと同時に、
「まぁ~、今まで(辞めずに)よくもったな」とも思いました。

私が大学を卒業したての頃、先輩の歯科医に「20年後はどうしているのかな?」と話したところ、「(当然)歯医者やっているよ」と、言われたことを思い出しました。
来年は25年目です。

ところで、今は「ストレス社会」といわれていますが、当然我々も「ストレス」と戦いながら生きています。
先日とある講演会でこの「ストレス」についての話題が出ましたが、「ストレスを貯めすぎることは良くないこと」というのは誰にでも想像がつくところですが、実際のところストレスの「目安」とは?

1988年に精神科医である大阪樟蔭女子大人間科学部・夏目誠教授の研究グループが日本人の実態に則した「日本版・ストレス点数表」を発表しましたが、(http://qnet.nishinippon.co.jp/medical/doctor/feature/post_54.shtml)点数表に沿った自己採点の結果が300点以上の場合、体に変調をきたす場合があるそうです。
もちろん人によってはストレスに対して強かったり、弱かったり個人差もあると思いますので、一つの目安ですね。

この表によると「配偶者の死(83点)」が1位で、「離婚(72点)」、「病気(62点)」、そして「借金」「同僚との人間関係」と続きますが、「結婚(50点)」、「個人的成功(38点)」、「収入の増加(25点)」とは理解に苦しみます。
人それぞれの感じ方があるのでしょうね。

つい先日、私はまたもや「親知らず」を抜いてもらいました。
骨の中にほとんどもぐっている状態でしたが、ほとんど痛みを感じることなく無事処置が終了しました。
はたして「歯医者に通院する」はどのくらいのストレスなのでしょうか?

体の変調も困ったものですが、ストレスによって「口の中」にも変化が現れると思います。
これは直接的というよりは、例えばストレスによって「歯ぎしり・くいしばり」が生じて、結果として歯が傷んでしまったりと、間接的な影響は十分考えられます。
もちろん直接的影響を唱える学者もいます。

歯医者も来院される患者様のストレスをかけない治療を心掛けておりますので、皆様もお口のケアには十分ご配慮ください。

「12月・年末年始のご案内」
12月は歯科医師会の会務は多いですので、来院前にはぜひ診療時間をご確認ください。
・ 3日(火) 札幌歯科医師会・中央支部会合
・ 4日(水) 5歳児歯科健診・札幌市打ち合わせ
・ 5(木) 札幌歯科学院関係者懇談会
・ 6(金) 札幌歯科医師会・通信部会
・16(月) 札幌歯科学院・会議
・18(水) 札幌歯科医師会・地域医療部会
※上記日程の診療は18時まで(17時最終受付)

・年内は、12月28日(土)午前中まで診療(午後休診)
・年明けは、1月4日(土)診療開始(午後休診)

11月

みなさん、こんにちは。
今年も残すところあと2ヶ月となり、いよいよ本格的な「寒さ」の到来となりましたが体調などはいかがでしょうか?

先月、私の歯科医院に何年も通っていただいていた患者様がお亡くなりになりました。
その方はAさんというお名前で、今年の6月まで治療に来られておりましたが、ある日突然来院されなくなりました。
今までもそうでしたが、非常に真面目な方なので病気などで予約をキャンセルされる時には、必ずご連絡を下さいましたので、今回は心配しておりました。

ある時、Aさんの家の前を通りかかったところ、大型のトラックが横付けされており、なにやら数人の作業員が家の中のものを積み込んでおりました。
「引越し」というより「処分」に近い感じに見えました。

その後、偶然Aさんのお孫様(成人の方)がいらした時にAさんが入院されたことを知りました。
お孫さんによると、入院中は、口から食事をとることができず、口自体も不潔になってしまったように見えたとのことです。

「お年寄り」にも色々な方がいますが、Aさんは大変明るくて話好きでしたので、よく覚えています。
個人的なお付き合いはありませんでしたが、「ご近所さん」としてあまりの変わりように残念な思いでいっぱいです。

つい先日、100歳のNさんのお宅に伺いました。
もちろん治療のためですが、非常に激しい痛みのため高次医療機関にお連れしました。
「歯」の痛みというよりは「三叉神経痛」のような中枢の痛みのように感じたからです。

そこで下された診断は、やはり「歯」が原因ではなく中枢の痛みが疑われるというものでした。
後日ご自宅にお電話したところ、食事もままならず、横になっていることが多くなったとのことでした。
自分の力不足を感じる次第で心苦しい思いをしております。
Nさんも、つい数日前までは何の不自由も無く生活されており、もちろん食事も普通にとっていらしたようです。
そのため容姿も、100歳というより実際の年齢より若く、80歳位見えました。

こうしたことを振り返ってみて、はたして自分はどのくらい「歯」のことで力になれたのかなと思うことがあります。
あの時「別な治療を選択しておけばよかった!」などと後悔することもあります。
人の「痛みに苦しむ姿」を目にすることほど辛いものはありません。
一生懸命取り組んでも、力が及ばず満足してもらえないことも少なくありません。

ですから、皆様も「歯のケア」に力を注いでください。
「痛みの原因」のうち半分くらいはなくすことができるかもしれません。

10月

みなさん、こんにちは。先月、「北海道もいよいよ『秋』に入ってきたなという感じですね。」と、いっていたら今月はもっと肌寒くなりました。
もう「半袖」はキツイですね。

さて、最近話題になっていることの一つに「消費税増税」があります。これも「税金」なので、上がらないに越したことはないのですが、現在の日本の財務状況からいうと避けられないでしょう。

このことは、当然我々歯医者も重大な事柄として受け止めています。
医療機器や歯科材料は、よりによって非常に高価です。
これに仮に3%上乗せされると年間で、ン万円変わってくるでしょう。
自分の「贅沢品」は節約できても、仕事での必需品の節約には限界があります。

東京など「都会」に行くと、「本当に景気が回復したんだなぁ~」と感じますが、札幌に帰ってくると「?」という具合にまだまだ違いがあるようです。
政府は、増税によって日本の経済を立て直すことを目指しているのでしょうが、うまくいってもらわなければ前回の選挙に行った甲斐がありません。
年金や医療の問題を解決することは難しいと思いますが、皆が豊に暮らせる時代が来るといいと思います。

さて、今月も「会務」などでお休みさせていただく日がありますので、ご来院されますときには、お電話でご確認ください。
今回はなんと「出張」があります。歯医者なのに!
「十三大市歯科医師会役員連絡協議会」です。
これは全国の主要都市うち13都市の歯科医師会・役員が集まり、歯科に係る事案について協議する会議ですが、当然私は出席したことがありませんので、状況はわかりません。

今回は、かなり遠方(もちろん国内です)へ出張となりますが万全の体調で望みたいと思います。
私は、現在体で悪い部分はありませんが、以前から「大変な頭痛もち」なので気をつけたいと思います。
「頭痛」も厳しいですが「歯痛」も辛いので皆さんも日頃より「歯の手入れ」に気を配ってください。

なお、10月12日(土)休診します。
よろしくお願いいたします。

9月

「健康的なダイエットを!」

みなさん、こんにちは。
北海道もいよいよ「秋」に入ってきたなという感じですね。
あとは「寒くなる」のを待つばかりです。
ここ最近は秋が短く感じられて、気が付くとストーブを焚いていますね。
「秋」といえば「食欲」が湧くといわれていますが、私の場合「夏」から食欲全開になってしまい、気がつくとなんと!3kgも増量してしまいました。

周りの先生は、「ストレスが原因では?」と言いますが、普通はストレスがかかると逆に痩せるのでは?
とにかく「これは一大事」ということで、どのようにしたら元の体に戻るのか検討しました。
「毎日ジョギングするのか?」「フィットネスクラブに通うのか?」「断食をするのか?」はたして結果は?

私の選択した方法は「歩くこと!」。
診療室のある自宅から、歯科医師会館まで普通に歩いて40~50分です。
とくに今年は晴れた日が多かったので、問題ありません。
7月は2日に1回のペースで会合がありましたので、即実践しました。
ただ、会合後の会食は問題です。
私は「ほとんど飲めない」のですが、「人一倍食べる」ので十分注意しました。

よく「炭水化物ダイエット」と称して「ごはん(お米)」を食べないやり方もあるそうですが、3食きっちりお茶碗一杯ご飯を食べました。
結果は!1ヶ月半で5kg落としました。
でも急に落とし過ぎたので、リバウンドしないかヒヤヒヤしています。

今回いつになく真剣に取り組んだのは、健康診断で心電図の異常を指摘されたからです。
「まだ死にたくない!」とは大げさですが、実は私の知っている人2人(一人は患者様)がなんと40歳半ばで心筋梗塞でお亡くなりになったのです。
その方達は別に極端な肥満でもなく、むしろスポーツをしているくらいでしたので、非常に驚きました。

心臓については早速、循環器科で精密検査を受けて「大丈夫」というお墨付きをいただきましたが、自分が倒れたら家族に迷惑もかかるし、資産家でもないので、家族を路頭に迷わせないためにも健康には気をつけたいと思います。

しかし、「健康でいる」というのは「お金がかからない」ので、本当に自分のためにプラスになります。
もちろん「歯」も日頃から気を使っていれば、ひどい虫歯になることも少ないと思います。
体も大事、そしてその一部である歯も大切にしてください。

8月

「ホームページをリニューアルいたしました!」

みなさん、こんにちは。
ご覧の通り、5月のトピックでもお伝えしましたように、スマホ対応のホームページにリニューアルいたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。

北海道も「一年のうち一番良い季節」を迎えておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
先月もお知らせしましたように、現在「会務」を担当することになり、先月は仕事を早めに切り上げて歯科医師会に「出勤」することが多かったのですが、8月になり少し落ち着きました。
私はまだ「駆け出しの新人」なので、ただ与えられた仕事を夢中でこなすだけですので、早く他の先生のようにテキパキと手際よく遂行していきたいと考えております。

私は今まで、いわゆる「会社勤め」をしたことはありませんでした。
分院(会社でいう支店)を持っている歯科医院に勤務したことはありますが、せいぜい15名程度、全部で30数名といったところです。
ですから、歯科医師会という大人数の「組織」のなかで仕事をするのは初めてですので、日々いろいろなプレッシャーを感じながら仕事をしております。

さて、組織のなかでうまくやっていくためにはどうしたら良いか、私なりに考えました。優先順位は別として、
① 性格が明るい。
② 話し上手で聞き上手というより、聞き上手!
③ (お酒が)飲める。

逆に、自分で気をつけていることは、
① 性格が暗くて、周りにとけ込めない。
② 無口なくせに、変なこだわりをもつ、頑固。
③ 全く飲めないうえに、「飲み会」にも参加しない。
以上は、「私の偏見によるもの」であり、人により違いはあるでしょう。
また「大前提」として、周りから認められ「仲間」として迎え入れられるためには「仕事ができる!」ということが一番重要だと思います。

私は「自分を分析」すると
① 特に暗いとは思いませんが、変に明るくもなく「普通」?
② 無口ではないが「おとなしめ」
③ 飲めません!
こりゃ、ダメだわ!性格かえないと!
しかし、今回仕事をしてみて意外なことに、「これでよかったのかな?」と思っています。
まだ、これからわかりませんけど.....。

自分では、「ああして、大金持ちになりたい!」とか「こうして、女性にモテたい!」とかも考えますが、「自分の選んだ道(大げさ?)が、将来の自分にとって最良のものとなるように!」と、考えるようにしています。

「お盆休みのご案内」
8/14(水)~8/16(金)までお休みをいただきます。
※8/17(土)は9:00~正午まで診療しております。

7月(歯科医師会の年度変り)ほどではありませんが、8月も急な会合もあるかもしれませんので、特に18:00以降は診療時間をご確認いただければ幸いです。

7月

「いよいよ一年の折り返し地点!」

みなさん、こんにちは。
いよいよ「一年の折り返し地点」を通過しますね。
これから先は、どんどん日が短くなると思うと寂しくなります。
やはり「太陽の日差し」を浴びることが必要ですね。

先月お知らせしたように、7月より歯科医師会で会務に携ることになりました。
仕事が多くて大変と聞いていましたので、「私で大丈夫?」といった思いのなか、「お引き受けします」と返事をしましたが、「本当に大丈夫?よく引き受けたね」「辞めた方が良いよ!以前引き受けた先生を知っているけど、大変なことになったみたいよ!」「仕事を言い渡された先生は、皆落ち込んじゃってるよ!」などなど周りから言われて少し後悔しています。

他人から見て、私が「使える人間」なのかどうかは判りませんが、「少しは役に立つかな」と、思っています。
また「ご忠告」をいただいた先生方の半数はこの仕事をやったことのない方々なので「助言」の内容について真偽のほどはわかりません。
「まぁ~別の世界を見てみるかな」と、無理やり納得しています。
このように、本業の歯科医業以外にもいろいろとやらなければならないことがあるのですが、それが増えて手がまわらなくなると、どこから解決すればよいかわからなくなってしまい、追い詰められてしまいます。
その際には「K・J法」と呼ばれている方法を使って効率よく仕事をこなすようにしています。
「K・J法」は考案者の川喜田二郎先生のイニシャルから命名された技法ですが、ワークショップなどでも用いられます。
私なりに勝手に解釈していますので、本来の意味とは若干違うかもしれませんが、まずメモ用紙などに今抱えている仕事を列記して、重要なものから順位をつけて、それに従ってこなしていきます。
「今すぐやらなければならないこと」「後回しにしてもよいこと」などに分けることにより、ストレスも若干緩和されます。
これは10年ほど前に歯科関係の雑誌で、ある精神科の医師が「うつ病」について解説した際に紹介されていたのをきっかけに知りましたが、実際に自分で実践してみると、理にかなったよい方法の一つといえます。
私くらいの年齢は、一般社会でも中間管理職にあたり皆さん苦労されていると思いますが、興味のある方はぜひお試しください。

というわけで、7月は会合が非常に多く診療時間の変更がございますので、来院される場合にはお手数ですが電話でご確認ください。

6月

「歯の衛生週間」

みなさん、こんにちは。
札幌では6月に入って最初の週末は絶好の「運動会日和」と、なりましたね。
厳しい日差しのなか一生懸命競技に参加したお子様、そしてそれを応援したご家族もたくさんいらしたと思います。
本州のように暑過ぎるのも困りますが、このような気持ちの良い気候が続いてほしいものです。

さて6月といえば「6(む)月4(し)日」に、ちなんで「歯の衛生週間」が始まります。
しかし今月に限らず、ずっと歯の健康管理にも気をつけていただきたいと思います。
厚生労働省のホームページなどで確認できますが、今や国民医療費は37兆円を超えています。
そのうち歯科医療費の占める割合は7%で、およそ2兆6千億円です。
この内訳については近年ある変化がみられます。
それは「補綴(ほてつ)」といって「入れ歯」や、いわゆる「さし歯」などを作ったり装着したりする部門では医療費が減少しているのです。
これについては、「歯の衛生管理の概念」が国民のなかに広がり、結果として「むし歯」が減少したためではないかと考えられています。
しかし高齢者にかかる医療費の増加にともない「歯科医療費」は年々増えており、一概に「われわれ歯科医の仕事の成果」が出ているともいいがたいです。
さらに、それにもまして全体の医療費(医科・調剤)は、はるかに増加しています。
ですから歯科医療費の「割合」は年々減少しています。
「からだの健康も口から」といわれていますが、歯を大切にした方が「お医者さま」へ通わなくてよくなるかもしれませんね。

写真のグラフは古い資料ですが「歯の本数」と「年齢」の関係を示したものです。
「歯が少ない人」は「歯が多い人」に比べて、「急激に!」そして「早期に!」歯が失われていくのがわかります。
改めて言わせていただきます。
「歯を大切に!」

私ごとではありますが、7月より歯科医師会の仕事をさせていただくことになりました。
会務等で急な休診もございますので、受診の際は診療時間のお問い合わせをお願いいたします。

5月

「いよいよスマホ対応に切り替え!」

みなさん、こんにちは。
今年はどうしたことか、さっぱり暖かくなりませんが、風邪などをひかれていませんか?

さて世の中はめまぐるしく変化しており、私はその流れに飲まれて溺れかけていますが「根が頑固」なためなのか、なかなか受け入れられないのは我ながら困ったものだと痛感しております。
子ども達も「スマホ」や「携帯」を持つようになり、「そんな物、必要ない!」とはいえない時代になりました。
いつまでも「子どもだ!」と思っていましたが、子どもの方がよっぽど詳しい。
恥ずかしながら、子どもの「スマホ」の使い方がわからず、インターネットで調べてしまいました。
しかし、私の知り合から、ウインドウズ8搭載のパソコンの電源の切り方がわからなかったという話を聞いて、自分だけではないんだと妙に安心しました。

私はインターネットについては、「有れば便利だけど、無くても別に困らない」と考えていましたが、どうやら自分でも気がつかないうちに状況が変わってしまったようです。
仕事や生活でもインターネットを使わないときはないといっても過言ではありません。
趣味などの会合日程などもインターネット上の掲示板で確認したりします。
スマートフォンが発売されてから随分経ちますが、いまや携帯電話を凌ぐ登録台数を誇っているそうです。

そんななか、ホームページを管理していただいているMさんから「スマホ対応版」にリニューアルしたいと、電話がありました。
私は「スマホ」を持っていないので確認できませんが、どうやら今までのホームページを「スマホ」で見ることが出来ないらしいです。
今では、お店や病院を検索するときにインターネットを利用するのが当たり前で、それを充実することにより一層宣伝効果もあがるといわれています。
そういえば、自院のホームページでこの「トピック」に、あまり歯科に関係の無い事ばかり載せていたけど大丈夫かな?
今度作っていただくホームページには、少しずつ写真なども載せて、「学術的」にしようかな?
それでは、「歯」に関連したことを書きます。
「え~と、歯、う~ん、特にありません。」と、いう訳で常日頃皆様の関心が少ない「歯」について、私達歯医者が「その大切さ」を訴えていかなければなりませんね。

4月

「家の前がキリマンジャロからモンブランに。笑」

みなさん、こんにちは。
一年の四分の一が過ぎて、いよいよ本格的に春を迎えますが、家の前の雪山は先月「キリマンジャロ(5,895m)のようだ」といいましたが、今はやや解けて「モンブラン(4,807m)」程度にはなっていますが、依然として険しい「峰」を形成しております。

さて、最近暖かくなって「体でも動かそうかな?」などと考えてはいるのですが、なかなか運動に向かっていかないものです。
「面倒くさい」、「ゴロゴロしていたい」、「体が痛い」など、さまざまですが、最後の理由が一番当てはまる感じです。
アイスホッケーも、細々と続けていますがあまりチームに迷惑をかけてもいけません!
「引き際」を考えていますが、なかなか引かせてもらえません。
というわけで、今年は3年ぶりに「歯医者の大会」に行ってきます。
この文章がHPにアップされる頃には結果が出ていると思いますが、きっと「コテンパン!」という感じかな?
今回は、兵庫県の尼崎市で開催されますが、今年はなんと「第31回大会」となります。
私は第20回大会から第28回大会まで参加しました。(第25回大会はケガで不参加、第29回大会は東日本大震災で中止になりました)
昨年は「燃え尽きた!」ということで参加しませんでしたが、今年はエースのK先生、若手のY先生、ベテランのT先生がケガで不参加となり急遽お声がかかったので「二つ返事」で引き受けてみたものの現実は厳しい!
今までは「優勝」が目標でしたが、今年は「ケガしないで、ついでにケンカもしないで終わりたい」というところです。

歯医者のアイスホッケーというと「トロそう」と思われがちですが、かなりうまい人もいます。
稀ですがアンダー00日本代表という先生(今回、参加はしていませんが)、国体・元東京都代表なんて先生もいます。
特に「関西のチーム」は若手中心で、「餃子の王将の餃子」みたいに油というか力がみなぎっていますが、私はというと「干からびた漬物」みたいに弱々しい感じです。
それよりも何よりも「歯が変な感じ!これって痛いの?」そういえば、先月は会合やいろいろなことで忙しかったのでストレスかな?
やはり放っておいたのが一番の原因です。
みなさんも「歯の定期健診」をしましょう。

3月

「少しは景気が良くなるか?」

みなさん、こんにちは。
3月といえば、春の兆しを感じても良い季節ですが、今年の北海道に限っては「冬そのもの」という感じですね。

家の前の雪山も、昨年を「富士山」にたとえると、今年は「エベレスト(8,848m)」とはいかなくとも、「キリマンジャロ(5,898m)」くらいでしょうか?
特に歩道側は「アイガー北壁」のようになっております。

さて、政治の世界も変わりつつあり「いよいよ景気回復をむかえるのか?」と、期待が高まっていますね。
テレビのニュースや新聞記事では、まだまだ解決しなければならない問題が山積みしており、経済の回復には時間が掛かりそうです。
こういった時こそ、「明るい話題」が必要ですね。
昨年までは、「出口の見えない不景気」、「外交問題」、「いじめや雇用不安などの社会問題」など暗い話題が多かったように思います。
報道されている内容は正しいと思いますが、「日本はダメダメ!」と、言われているようで元気が出ませんし、将来に対して不安を感じます。

いったい、何が不安なのか?
「お金?」「教育?」「健康?」あるいは「戦争?」やはり「お金」が大事かな?
しかし、それは「豊かさを測る目安」が時の流れにより変わってきたのでしょう。
子どもの頃は、「お風呂」や「電話」のない家庭もありましたが、皆同じように生活していたように思います。
皆が同じだったので、卑屈に思わなかったのでしょう。
しかし現在は、海外旅行に行ったり、高級外車を乗りまわしたり、ブランド品を持ち歩くことが「豊さ」であり、「勝ち組」なのだといわれています。
またこのことについて、「格差が生じている」といわれていますが、「真の格差」とは「経済力」ではなくて「品格」なのかなと思います。
旅行に行かなくても、破れた靴下を履いていても、自分が社会人としての役割を果たしていると実感できれば良いのかなと、勝手に考えて納得しています。

インターネットをしていて知ったのですが、「Global Rich List」というサイトをご存知ですか?
「自分の年収世界ランキング」を知ることができます。
ちなみに、3,000,000Yenと入力すると、上位9.4%という結果が出ます。
まだまだ恵まれているのですね。

「休診のご案内」
3月29日(金)の午後と30日(土)診療室歯科ユニット設置工事のため休診とさせていただきます。
よろしくお願いいたします。

2月

「お付き合いしないと分からない事・・・」

みなさん、こんにちは。
何年か前の「1月のトピック」を見たところ、「雪が少ない」とか「温暖化か?」などと書かれていましたが、今年の雪の多さには困ったものです。
雪が多いといえば「除雪」が思い浮かびますが、ウチのように土地が狭いと排雪場所にも困ります。
朝、目覚めるとすぐに窓から外の景色をながめて「またかぁ~」と、「雪かき」をする日が続いています。
そうはいっても、30年ほど前に比べるとはるかにその量は少なくはなっていますが...

ある朝、いつものように家の外に出てみると、なんときれいに雪かきがされていました。
家の前の通りや医院の玄関がスッキリしています。
「あれ?昨晩除雪したかな?」どう考えても記憶にありません。
「誰かがやってくれたのかな?どうして?」後に分かったのですが、近所のおじさんがやってくれたそうです。
そのおじさんは、何年か前に近所のアパートに越してきたのですが、いつもサングラスをしていて頭を短く刈っていました。
身なりもちょっと近寄りがたい感じでした。
昨年の夏、出かけようとしたとき偶然家の前で、自転車を押しているおじさんとで鉢合せしました。
「旦那さん、空気入れ持ってる?」どうやらタイヤの空気が抜けてしまって、自転車屋さんへ行く途中だったとのこと。
私は物置から空気入れを持ってきて、二人で空気を入れました。
「いゃ~、ありがとう!」「雪かき」してもらったのは、一回きりでしたが、「人と人が話すことって大切なんだな~」と、思いました。

このことがなかったら、私の中ではそのおじさんはいつまでも、「近寄りがたい人」だったと思います。
初対面の人と接するとき「第一印象」が大事といいますが、一回だけではわからないことも多いです。
話をしたり、付き合っていくうちにわかってくることもあると思います。
そういえば、何年か前の占いでは今年から「運が開ける」はずだったけど、宝くじを買ってみようかな?

2013年1月

「明けましておめでとうございます。」

みなさん、明けましておめでとうございます。
昨年の暮れから今年にかけて、いつになく厳しい寒さと、大雪に見舞われておりますがいかがお過ごしでしょうか?

私は何年か振りで「ひどい風邪」をひいてしまいました。
と、いう訳で年末からずっと寝込んでおりました。
厚着をして、布団を何枚も重ねて寝ていても、「ガタガタ」と震えて体のあちこちが「ギシギシ!」と、痛んでおりました。おまけに一日中頭が「ズ~ン!」と重くなり、まさに「最悪の正月」でした。
はたして、年末に行った「スーパー」なのか「温泉」なのかわかりませんが、一緒にいた子どもたちには何の変化もありません。

毎年、私以外の家族全員はインフルエンザの予防接種を受けていますが、私は「そんなものは、たるんでいるから病気になる!」と受けていませんでした。
やはり「たるんでいた」のでしょうか?
それとも「トシ」なのか?

「大雪」といわれている今冬ですが、私が子どもの頃はもっと寒くて、もっと大雪だったような気がします。
歩道が積雪のため家の玄関よりも高くなってしまって、階段のように下って家に入っていた記憶があります。
昔の家と構造の違いもありますが、窓は常に「花が咲いた」状態でした。
それでも、毎日外で遊んで手足が冷え切ってしまって、水道の水さえ暖かく感じたものでした。

ウチの近所に限ったことかもしれませんが、外には子どもの姿は全くありません。
時代の変化を感じます。
だんだん「昔」を懐かしむようになった自分にも「老い」を感じます。

さて、今年もまた一年の「始まり」を迎えたわけですが、毎年いつもただ漫然と生活するのがいけないのだと思い、「今年の目標は何か」と、自分に問うてみました。
「お金儲け?」いやいや、「勉強?」う~ん、「健康?」いまひとつピンとこない、「今年は出来るだけ自分の思い通りに生きてみよう!」
しかし、これって「我がまま」ってこと?
「自分の考えをしっかり持って生きること!」
何か変ですがこんな感じでやって行きたいと思います。
今年一年、またよろしくお願いします。

12月

「来年はどんな年?」

みなさん、こんにちは。
最近、寒さが一層身にしみるようになりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
先月の今頃は、まだ雪もまばらであまり季節を実感できませんでしたが、やはりやってきましたね、「冬」が!

以前、「デジャブ(既視感)」について紹介をしたことがありましたが、ここ数年、自分はまさに「デジャブな毎日」?を過ごしております。
人によっては何か新しいことに挑戦したり、自分を変えたり色々と努力していますが、私や私の周辺で変わっていることといえば、子ども達が成長していることと、体力の衰えに反比例して「おなか」が着実に大きくなっていることです。
そうはいっても、「世の中」は日々変化しており、自分も変わらざるをえない状況です。
国内の政治・経済から世界の情勢など数々のことが変化しております。
気が早い話ですが、来年はどのような年になるのでしょうか?
「不景気の拡大」?「世の中が物騒になる」?「外国が日本に攻めてくる」?色々と不安もありますが、自分に与えられた「責務」を果たしていれば、きっと幸せになれるような気がします。

「すごいお金持ち」や「名声」は残念ながら、得ることはないでしょうが、家族の幸せや、何かささやかな楽しみがあれば十分です。
とは言っても、やはり「お金」には魅力がありますね。
今年は「宝くじ」を買おうかな?
毎年、年末に一年を振り返ると、沢山の医療費に驚きます。
子どもが小さかった頃は、入れ替わりまあまあよく病院のお世話になりました。
おかげでたいそうな金額になりましたが、最近子どもの成長とともにかなり減りました。
「お金を得ること」は私にとっては簡単ではありませんが、「お金を使わない」ことは工夫しだいで可能です。
その一つとして、「健康」に気を使うことです。
「病気」にならなければ病院に行かなくて良いのです。
「健康こそ一番の財産」ではないでしょうか?

11月

「歯科医の悩み」

みなさん、こんにちは。
今年も残すところ2ヶ月となり、いよいよ「冬のたより」が届きそうですね。
先週は、峠などの山間部で「初雪」も確認され「冬の到来」を実感します。

もうかなり以前のことですが、ある講習会で「歯科医の悩み」について話題になりました。
アメリカのとある歯科学会の会員に聞いたところ、共通の4つの悩みがあるそうで、それによると
①罪悪感、②拒絶、③精神的・肉体的な負担、④経済的悩み、だそうです
①罪悪感とは、治療で患者さんに痛みや苦痛を与えてしまって、歯医者自身が悩むこと。
②拒絶とは、患者さんに懇切丁寧に治療内容などを説明したのに、治療を中断されたり中止されたりすることだそうです。
つまり、歯医者自身は患者さんに尽したつもりなのに、その想いが伝わらなかった、あるいは理解されなかったというものなのでしょう。
③精神的・肉体的な負担。
④経済的悩み、については想像がつきますが、最近は診療時間も夜間に及ぶことが多く、経営環境も厳しいですね。

しかし、私個人的には、①罪悪感に苛まれることが多いです。
やはり、治療中に苦痛で顔をゆがめているのは見るに忍びないです。
まさに、芥川龍之介の「杜子春」の心境です。
しかし、知り合いの歯医者は私と正反対の性格です。
直接治療しているところを見たわけではありませんが、聞くところによると患者さんに平気で怒鳴ったりするそうです。
「ほら、もっと口を開いて!それじゃできない!舌をだすなよ!」歯医者として仕事をする以前に、社会人として勉強し直した方が良いですね。
しかし、その歯医者が職場を辞めた後で一人の患者さんが花を持っていらしたそうです。
その患者さんにとっては「良い先生」だったのかもしれません。

今、インターネットを始めとしてさまざまな媒体で「名医の基準」「良い病院」などが溢れています。
それは一部の人が作りあげた基準で、実態とかけ離れている場合もあります。
日本中いろいろな歯医者で溢れていますが、大部分の先生は4つの悩みと戦いながら、真面目に診療に従事していると思っています。

10月

「デジャブ」

みなさん、こんにちは。
今年は本当に暑い日が多かったですね。
9月半ばになっても気温が30度近くあるというのは、いままで記憶にありません(忘れているだけか?)。
この調子で冬も暖かければ良いのですが、そうはいかないのが「北海道の冬」ですね。
今年もきっと雪が多いような気がします。

さて、最近はどうも「自分にあった面白いテレビ番組」がありません。
とはいっても、いつも仕事が終わると「ニュース」しかやっていませんので同じですか?
そのニュース番組でさえ「国際紛争」「国内の政治の混迷」など、気分が落ち込むような内容ばかりです。
ですから、最近は子どもと一緒にDVDを観る機会が増えています。
内容は「子ども向け」からアドベンチャーやアクション映画などまでさまざまですが、「ホラー」や「バイオレンス系」は我家では厳禁です。
そんななか、私の好きな俳優の一人であるビルマーレイが主演する映画「恋はデジャ・ブ」(原題は「Groundhog Day」)を観ました。
ビルといえば、「ゴーストバスターズ」に主演していたといえばおわかりですね。
物語は、主人公の気象予報士フィル(ビルマーレイ)が、「グラウンドホッグデー」というお祭りを取材するため、仕事仲間と共にペンシルベニア州のパンクスタウニーに滞在していたのですが、この田舎行事の退屈さは耐え難くて、仕事も身に入らないのです。
嫌々ながら取材を終えたフィルは、都会への帰途、天候の急変により前日の宿に泊まることになったのですが、翌朝目を覚ますとその日はまたしても「2月2日のグラウンドホッグデー」であった、というものです。

「デジャブ」とは「既視感」と訳され、「実際は一度も体験したことがないのに、すでにどこかで体験したことのように感じること」ですが、これはコメディ映画なので、主人公が警察に追われて崖から車で落ちようが、高いビルから飛び降りようが、何をやっても朝起きるとまた「グラウンドホッグデー」の当日になってしまうのです。
これはもはや「デジャブ」というより「リセット」に近いものです。
この映画を観て、自分ももし朝目覚めたら以前に戻っていたら、一度体験したものばかりなので、当然「仕事」でも「人づきあい」でも何でもうまくいくのでは?と思いたいですが、やはりそうウマくいきませんね。
9月は会合が多く講習会に参加したり、会議取材の記事を書いたり大変でしたが、朝目覚めたら、また元に戻っていたらショックですね。
なにより、このトピックを仕上げたと思ったら、また一から書き直しと思うと笑えませんね。
寝る前にホームページを管理してもらっているMさんにメールしたいと思います。
今の生活は、「デジャブ」でなくても同じような日々の繰り返しですが、仕事も工夫して、少しずつ変化があると、いつかきっと「映画のようなハッピーエンド」を迎えられる気がします。

9月

「残暑が続きますね。」

みなさん、こんにちは。
今年の夏はどのように過ごしましたか?とはいっても、残暑が続いていて、まだまだ夏が終わっていないような感じさえします。
ここ数年、暑い夏が続きますね。

さて、今年はオリンピックでの日本人選手の活躍で盛り上がりましたが、その後に領土問題などで近隣の国々との関係がうまくいかず、「反日運動」などの残念なニュースが伝えられました。
これは、報道で伝えられているように、過去の戦争の遺恨を引きずる根の深い問題なので、簡単に解決はしないでしょう。
しかし、「報道のあり方」を工夫することにより、随分とお互いの感情も変わるのではないでしょうか?
相手の悪い面、自分の不利な点ばかりを強調して繰り返し報道する。
そしてコメンテイターが、「ああした方が良い、こうした方がよい、弱腰だ!」などと焚きつけるので、国民感情にも影響が出るのだと思います。
そのためか、私自身もテレビなどで「韓流」と呼ばれるような内容の番組は避けてしまいます。
今日では「インターネット」は人々の生活には欠かせないものとなっております。
テレビだけではなく、インターネット上でおのおのが「攻撃」し合っているうちは、お互いの感情も変わらないでしょう。

そんなある日、北海道のローカルニュースで「朝鮮人の強制労働」についての特集が放送されました。
以前、北海道に強制的に連れてこられて、道路や遊水池の建設に携った韓国人とその家族が北海道の地方の町へ招待され、「強制労働」について検証している地元のグループの人たちと交流をした内容でした。
始めは「北海道へ来て気分が悪い」と、言っていた老人も帰国の際には招待した地域の人への感謝の弁を述べておりました。
放送された内容について、どこまでが「真実」かは、今となってはわかりませんが、少なくとも韓国人と地元のグループの交流は感動的でした。

このように、お互いの言い分を良く聞いて話し合いをすることが「和解」のためには重要だと思います。
ネット上でも、「中国人」や「韓国人」を揶揄する内容を見かけますが、冷静に考えると、「誤った内容」が多いことに気づきます。
しかし、私を含めて一般人は、新聞などのメディアから一方的に送られてくる情報を鵜呑みにするでしょう。
日本人は、大部分の「中国人」や「韓国人」から嫌われているのでしょうか?
やはり個々がしっかりと「自分の考え」を持つことが大切なのでしょう。
その上で、「好き」、「嫌い」は個人の自由だと思います。
私も、学生時代には「アイツがきらい」などということを口走っておりましたが、大学を卒業した後、東京の学会で偶然「アイツ」に会ってしまいました。
たった5分ほどの立ち話をしただけなのに、「何年にも渡った怨念」は一瞬にして消えうせた気がしました。
「アイツも意外といいヤツかも」。
その後彼が「東北」で頑張っているとの記事を歯科雑誌で読み、今私は心のそこで応援しています。

8月

みなさん、こんにちは。
いよいよオリンピックが開幕しますね!
日本選手の皆さんの活躍を期待しています。
今までの練習成果を出し切って、最高の結果を残せるといいですね。

さて、今年も晴れた日が多く、気温も高めで「夏らしい」時期となりました。
夏休みになり、私は子どもと一緒にラジオ体操に参加していますが、昔に比べるとやはり数は少ないですが、ここ最近はマンションの建設ラッシュもあってこの地域でも人が増えているように思います。

私の頃のラジオ体操は、きちんと上下白い体操着を着た大人が、壇の上に上がって体操をしていました。
始まりの「ラジオ体操の歌」も真面目に歌い、子どもたちも整列して一糸乱れずにやっておりました。
私が小学校4年生のときのある日、友達とふざけていたところ、壇から大人が飛び降りてきて皆の前で怒られたのを覚えています。
「昔の大人」は怖かったのです。

夏休みは、とにかく毎日友達と朝から夕方まで遊んでいた思いがあります。
ただこれは、自分の都合の良い「記憶」であって、本当にそうだったかはわかりません。
実際は勉強も全くせずにテレビばかり見ていたのかもしれません。
ですから、自分の子どもが家の中でごろごろ転がったり、ふらふら遊びに行っても、「まぁ~仕方がないのかな」と思ったりもします。
よその子どもは、朝から勉強をしまくっているかも知れません。
朝から夕方まで、野球やサッカーに明け暮れているかもしれません。
そして、将来そういった子どもたちが、スポーツや研究などのいろいろな分野で活躍する日がくるかもしれません。
それもまぁ~人それぞれなので、私はうち子どもにあったやり方で過ごしていきたいと思います。
なんせ、私も勉強はできなかったし、外で遊んでいてもよく大人に怒られたりしていましたから。
そうは思っていても「勉強しろ~!」と、いつも怒鳴っています。

「お盆休みのご案内」
当院では、12日(日)~15日(水)までお休みをいただきます。
16日より通常通り診療しております。
よろしくお願いいたします。